セミナーNo.408401 ★鉄損が低く飽和磁束密度が高い、 アモルファス・ナノ結晶軟磁性材料の開発とトランス、インダクタ、モータ等への利用技術 軟磁性材料の磁気特性と 低損失・高磁束密度化および応用技術 ●日 時 平成26年8月4日(月) 10:30∼16:00 ●聴講料 1名につき55,000円(消費税抜き・資料・昼食付き) ●会 場 [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム 〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕 〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度(アカデミック価格)があります。詳しくはお問い合わせください〕 1.アモルファスおよびナノ結晶軟磁性合金とその応用製品 1.各種軟磁性材料とその位置付け (10:30∼12:00) 日立金属(株) 高級金属カンパニー 軟磁性材料統括部 技術部長 中島 晋 氏 2.アモルファス軟磁性合金 2.1 アモルファス軟磁性合金の製造方法 2.2 配電用変圧器への応用 2.3 高周波リアクトルへの応用 2.4 モーターへの応用 アモルファス軟磁性合金が発見されてから50年近くが経過、省エネ化と地球温 暖化対策の観点から普及が進む配電用変圧器、高周波変圧器、インダクタなど のパワーエレクトロニクス機器で広く用いられており、量産化を念頭としたモータ ーの検討も行われている。ナノ結晶軟磁性合金についても発見から25年以上が 経過し、高周波変圧器、EMIフィルタ、電流センサなどとしてパワーエレクトロニ クス分野やパルスパワー分野を始めとする各種用途での地位を獲得している。 本講座では、この2種類の軟磁性合金について、製造方法、特徴と代表的な応 用例について他の競合材料との比較で紹介する。また、現在開発中の次世代 の高飽和磁束密度ナノ結晶軟磁性合金についても紹介する。 2.電磁鋼板の磁気特性とモータ使用時の鉄損変化 (12:45∼14:15) 新日鐵住金(株) 鉄鋼研究所 電磁鋼板研究部 主幹研究員 脇坂 岳顕 氏 4.次世代ナノ結晶軟磁性合金 1.電磁鋼板の磁気特性 1.1 HEV/EV用駆動モータへの要求特性 1.2 無方向性電磁鋼板のグレード 1.3 無方向性電磁鋼板の主な用途 3.モータ使用時の電磁鋼板磁気特性変化 3.1 モータ鉄心における鉄損ビルディングファクタ 3.2 モータ製造工程での電磁鋼板磁性劣化 3.3 塑性歪みによる磁気特性変化 3.4 焼嵌応力,打抜歪・応力の影響 3.ナノ結晶軟磁性材料の開発と電力損失の低減化 東北大学 金属材料研究所 超低損失ナノ結晶軟磁性材料研究開発センター 副センター長 特任教授 竹内 章 氏 1.アモルファス合金 1.1 Fe族−半金属系アモルファス合金の種類と特徴 1.2 アモルファス形成能とナノ結晶化機構 1.3 アモルファス系軟磁性合金 2.ナノ結晶軟磁性材料 2.1 ファインメット 2.2 ナノパーム 2.3 ナノメット 鉄と半金属から構成されるとともに前期遷移金属を含有しないナノメットのナノ結 晶軟磁性合金としての特徴を従来材と比較して解説する。アモルファス合金お よびナノ結晶組織の熱力学的な評価を通じて、優れた軟磁気特性を発現させる 合金組織について解説する。電力損失の低減化をはじめ省エネ、地球環境保 全に貢献するポテンシャルを有するナノメットの応用化への取り組みについて紹 介する。東北発 素材技術プロジェクト(文部科学省、復興庁)の一翼を担う本 プロジェクトについて紹介する。 3.ナノメットの組織的特徴 4.ナノメットの軟磁気特性 5.ナノメットおよび関連軟磁性合金の応用・実用化への取り組み 5.1 薄帯合金 5.2 粉末合金 「軟磁性材料」セ ミ ナ ー 申 込 書 住所 No.408401 事業所 事業部 会社名 FAX 所属部課 役職名 氏名 (フリガナ) e-mail 受講者1 受講者2 今後ご希望しない案内方法に×印をしてください (現在案内が届いている方も再度ご指示ください) 8/4 申込書に必要事項をご記入の上FAXにてお申込みください。 ホームページからも申込できます。http://www.gijutu.co.jp/ 申込書が届き次第、請求書・聴講券・会場案内図をお送りいたします。 受講料は返金致しませんので、ご都合の悪い場合は代理の方がご出席くだ さい。 〒 TEL 3.2 EMCフィルタへの応用 3.4 電流センサへの応用 2.用途に応じた電磁鋼板への要求特性 2.1 モータ種類と動作磁束密度 2.2 各磁化過程に及ぼす影響因子 2.3 鉄損およびその影響因子 2.4 新開発の無方向性電磁鋼板シリーズ 2.5 高効率無方向性電磁鋼板 2.6 薄手ハイエックスコアシリーズ 2.7 高張力ハイライトコアシリーズ モータの小型高出力化、高効率化の進展に伴い、与えられた多岐の要求に対 し新しいモータ鉄心用電磁鋼板が開発されて来ました。電磁鋼板の磁気特性 は、使用される条件によって、影響する素材因子が異なるため、駆動状態に合 わせた電磁鋼板の選定が必要です。また、モータは使用状態に影響されて鉄 損、透磁率が変化するため、コア構造、加工・固定方法、制御方法などを考慮 した数値解析でモータ性能を見積もることも重要です。 本講座では、新しく開発されたモータ鉄心用電磁鋼板シリーズの紹介に加え、 電磁鋼板の最適選定指針、電磁鋼板使用状態による磁気特性変化について 説明します。 (14:30∼16:00) 3.ナノ結晶軟磁性合金 3.1 ナノ結晶軟磁性合金の製造方法 3.3 高周波変圧器への応用 3.5 パルスパワーへの応用 〔 郵送(宅配便) ・ FAX ・ e-mail 〕 ご記入いただいた個人情報は、セミナーの受付・運営や、今後の ご案内のために利用いたします(セミナー講師の方へもお知らせ いたします)。個人情報の詳しい取り扱いにつきましては、宛名の 用紙、又は下記URLをご参照ください。 http://www.gijutu.co.jp/doc/privacy.htm FAX 03‐5436-5080 〔申込専用〕
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