施 政 方 針 - 厚木市

平成20年度
施 政 方 針
厚
木
市
平 成 2 0 年 度 の 予 算 並び に 諸案 件 の御 審 議を お願 いす る に当 た り、 市
民の 皆 様 並び に 議員 各 位の 御 理解 と 御協 力 を賜 り ます よ う 、 私 の 市 政 運
営に 対 す る所 信 の一 端 を申 し 述べ る とと も に、 主 要 な施 策 に つ い て 御 説
明申 し 上 げま す 。
私 は 、 昨 年 2 月 に 市 民の 皆 様か ら 御信 任 をい た だ き 、 厚 木 市 長 に就 任
して 以 来 、1 年が 経 過い た し まし た。こ れま で の間 、私の 信 念で あ る「 現
地対 話 主 義」に 基 づ き 、
「 自治 会 長と の ま ち づ く り フ リ ー ト ー ク」を 始 め
とす る 市 民対 話 の 機 会 を多 く 設け 、 何よ り 大切 な 多く の 市民 の 皆 様 の 御
意見 を 直 接お 聴 かせ い ただ き まし た。
ま た 、 徹 底 し た 情 報 公開 の 一環 と して 、 本市 の 最 高 審 議 機関 で ある 政
策会 議 経 過の 公 表や 清 新で 活 力あ る 市政 運 営に 向 け た「 市 長 の 在 任 の 期
数に 関 す る条 例 」の 制 定な ど 、新 た な施 策 の展 開 に 御理 解 、 御 協 力 を い
ただ き ま した こ とに 心 から 感 謝申 し 上げ ま す。
平成20年 度を迎えるに当 たり、更なる 市民福祉の 向上を切に願い、
まい しん
全力 を 傾 注し 、
「 明る く 楽し い 元気 な ま ち あ つ ぎ 」を目 指 して 邁 進 す る 所
存で ご ざ いま す 。
さ て 、 少子 高 齢社 会 や地 方 分権 の 進展 に より 、 社会 経 済 環 境 は 大 き な
変革 期 を 迎え 、 自治 体 にお い ては 、 財政 事 情の 悪 化 が 懸 念 さ れ る 中 に あ
って 、 ま すま す 自主 性 ・自 立 性が 求 めら れ てい る とこ ろ で あ り ま す 。
こ の よ う な 中 で 、 本 市に は 、豊 か な自 然 や交 通 の 要 衝 と し て の 優位 性
など 、 多 くの 特 性が あ り、 こ れら を いか し た個 性 あ るま ち づ く り を 市 民
の皆 様 と 推進 し 、愛 す る郷 土 ・厚 木 市の 更 なる 発 展 と子 や 孫 の 世 代 に 誇
れる 魅 力 のあ る 豊か な ふる さ とを 残 し引 き 継ぐ こ と が、 市 政 を 預 か る 私
たち に 課 せら れ た大 き な使 命 であ る と確 信 して お り ます 。
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こ の た め に は 、 時 代 の潮 流 をし っ かり と 見据 え た 中 で 、 市民 の 意思 に
基づ き 、 その 責 任に お いて 地 方自 治 の運 営 を行 う 住 民自 治 の 拡 充 や 、 施
策の 選 択 と集 中 によ る 効率 的 、効 果 的な 行 政運 営 、 さら に 、 大 量 生 産 ・
大量 消 費 型社 会 から 脱 却し 、 地球 規 模で の 対策 、 取 組が 求 め ら れ て い る
地球 温 暖 化問 題 など の 環境 保 護と 活 力の 源 とな る 経 済発 展 を 両 立 さ せ る
サス テ ィ ナブ ル (持 続 可能 ) 社会 に 向け た 方向 転 換 など が 必 要 で あ る と
考え て お りま す 。
こ う し た こ と か ら 「 みん な でつ く ろう 元 気な あ つ ぎ 」 を キャ ッ チフ レ
ーズ と し た私 の 政策 理 念を 補 完す る ため 、
「 あ つぎ 元 気ア ッ プ戦 略 」を 新
たに 策 定 いた し まし た。
こ の 元 気 ア ッ プ 戦 略 は 、「 環 境 と 調 和 し た 活 力 あ る ま ち づ く り に よ る
元気 ア ッ プ」とし て の活 力 戦 略 、
「 健 やか に人を 育 む まち づ く り に よ る 元
気ア ッ プ 」と して の 輝き 戦 略、
「市 民 と行 政 が共 に 自 立し た ま ち づ く り に
よる 元 気 アッ プ 」と し ての 協 働戦 略 とい う3つ の 戦 略か ら な っ て お り ま
す。
平 成 2 0 年 度は 、 私 の政 策 理念 と それ を 補完 す る 元 気 ア ッ プ 戦 略を 柱
とし 、 政 策理 念 で示 し た施 策 項目 に 「市 民 協 働・ 地 域自 治 の 推 進 」 を 新
たな 項 目 とし て 加え 、 事業 の 展開 を 図り 、 市民 生 活に直 結 し た 要 望 の 実
現な ど に 意を 注 ぐと と もに 、 平成 2 1年 度 から ス ター ト する 、 新 た な 総
合計 画 へ のか け はし と する な ど 、「希 望 」の 年 度 と し て ま い りま す 。
具 体 的 に は 、 将 来 に おい て 、あ る べき 本 市の 姿 の 具 現 化 のた め 、多 く
の市 民 の 皆様 の 意思 を 適切 に 反映 し た本 市 の政 策 指 針と な る 新 た な 総 合
計画 を 策 定し 、そ の スタ ー トに 向 けて し っか り と 準 備 を し て まい り ま す 。
特 に 、 こ れ か ら の ま ちづ く りは 、 住民 の 意思 と 参 加 に よ り 自 治 体運 営
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を行 う 「 住民 自 治」 の 確立 が なに よ り重 要 であ り 、 平成 2 0 年 度 を 「 市
民協 働 元 年」 と 位置 付 け、 市 民協 働 を単 な る理 想 や 理念 に と ど め る こ と
なく 着 実 に推 進 し 、
「 み んな で つ く ろ う元 気 な あつ ぎ 」を 体 現 し て ま い り
ます 。
そ の た め の 取 組 と し て、 第 一に 、 市民 参 画に よ り 市 民 自 らが 考 え、 ま
ちづ く り を推 進 する た めに 、地 方 分権 に ふさ わ し い 本 市 の 自 治の理 念 や 、
まち づ く りの 主 体と な る市 民 の権 利 ・義 務 、ま ち づ くり の 担 い 手 で あ る
行政 の 役 割・ 責 務、 市 民の 参 加と 協 働の 原 則な ど 、 自治 体 運 営 の 基 本 的
なル − ル を定 め る自 治 基本 条 例に つ いて 、 市民 の 皆 様と 共 に 真 剣 に 考 え
てま い り ます。
第 二 に 、 安 心 で 安 全 なま ち づく り は、 誰 もが 望 む と こ ろ であ り 、ま ち
のに ぎ わ いや 発 展の た めに は 欠く こ との で きな い もの で あ り ま す。 事 故
やけ が は 、偶 然 の結 果 では な く、 予 防で き る とい う 理念 の 下 、 全 市を 挙
げて 地 域 住民 と 行政 等 が協 働 して 「 地域 の 誰も が いつ ま でも 健 康 で 幸 せ
に暮 ら せ るま ち 」を 創 る た め に 活 動 し 、世 界に 誇 れる「 安 心・安全 都 市 」
とし て W HO ( 世界 保 健 機 関 )に よ る「 セ ーフ コ ミュ ニ テ ィ 」 の 認 証 を
市民 の 皆 様と 共 に目 指 して ま いり ま す。
こうした自 治基本条例の策 定やセー フコ ミュニティ の認証取得には 、
市民 と 行 政が 一 体と な った 取 組が 不 可欠 で あり 、 また 、 時間 と 労 力 を 要
する も の では あ りま す が、 市 民の 皆 様が 将 来に 「 希 望」 の 持 て る 市 民 協
いしずえ
働の ま ち づく り の 礎 と な るも の と確 信 して お りま す 。
平 成 2 0 年 度は 、 こ の よ う な事 業 を始 め とし 、 県 央の 雄 都と し て持 続
可能 な 発 展を 遂 げる た め 、
「明 るく 楽し い 元 気 なま ち あつ ぎ 」の 実 現 に 向
けた 各 分 野に お ける 一 つ 一 つ の施 策 に全 力 を 挙 げ て取 り 組 ん で ま い り ま
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す。
ま た 、 中 心 市 街 地 の 活性 化 や産 業 集積 を 始め と す る 重 要 課 題 に つき ま
して は 、 庁内 で 横断 的 に取 り 組み 、 熟慮 の 上、 解 決 に 向 けて 着 実 に 歩 を
進め て ま いる 所 存で あ りま す 。
さ ら に、 こ れ ま で の 多種 多 様な 行 政 ニ ー ズへ の 対 応 の た め に 拡 大し た
行政 組 織 、縦 割 り行 政 によ る 弊害 を 解消 す るた め 、 責任 あ る 行 政 の ス リ
ム化 に取 り組 む 決意 を 強く す ると と もに 、 計画 さ れた 大 型 プ ロ ジ ェ ク ト
につ き ま して も 、引 き 続き 厳 しい 財 政状 況を踏 ま え 、費 用 対 効 果 や 必 要
性等 の 視 点か ら 、徹 底した 見 直し に 取 り 組 んで ま いり ま す 。
さ て 、 政 府 に よ る 平 成2 0 年度 の 経済 見 通し で は 、 経 済 成 長 が 見込 ま
れる も の の、 海 外経 済 の動 向 など に みら れ るリ ス ク要 因 が 我 が 国 経 済 に
与え る 影 響に つ いて は注視 す る 必 要 があ る とさ れ 、不 透 明 な 不 安 定 要 素
があ る こ とは 否 めな い とこ ろ であ り 、実 感 とし て 景気 の 回復 感 は あ ま り
感じ ら れ てい な いの が 現状 で あり ま す。
こ の よ うな 中 で、 私 にと っ て初 め ての 本 格的 な 予算 編 成 と な る わ け で
ござ い ま すが 、 本市 の 財政 は 、想 像 以上 に 厳し い 状 況の 中 に あ り ま す 。
この た め 、限 り ある 財 源を 効 率的 に 活用 す べく 、 事 務事 業 の ゼ ロ ベ ー ス
での 見 直 しや ス クラ ッ プア ン ドビ ル ドの 徹 底を 図 り 、施 策 の 選 択 と 集 中
によ り 、 新た な 施策 の 積極 的 な事 業 化に 取 り組 み ま した 。
特 に 、「 環 境 対 策 」、「 子 育 て 支 援 対 策 」、「 中 心 市 街 地 活 性 化 対 策 」 を
重点 項 目 とす る とと も に、 元 気な ま ちづ く りの た めに は 、 何 よ り 人 を 元
気に し な けれ ば なり ま せん 。 この た めに は 、市 民 生活の 中 か ら 生 ま れ る
切実 な 要 望を 着 実 か つ 重点 的 に実 現 する こ とに 意 を傾 注 し 、 本 市 の 潜 在
能力 を 回 復さ せ る 「 あ つぎ の 元気 再 生予 算 」と し て編 成 を 行 っ た 結 果 、
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平成 2 0 年度 当 初予 算 は、 一 般会 計 で7 4 3億 8 千万 円 を 、 特 別 会 計 を
合わ せ た 予算 総 額で は 、1 ,2 31 億 円を 超 える 予 算規 模 と い た し ま し た 。
それでは 、平成 20年度の 主要な 施策に ついて、御説明 いたします。
始めに、 政 策理念の3 つの 柱のう ち「市 民 が 安心 して 安 全
に 暮 ら せ る ま ち 」 に つ い て で す が、 市 民 誰 も が 安 心 し て 歩 け る
まち づ く りを 進 める た め、 地 域、 ボ ラン テ ィア 、 民間 企 業を 含 め た 各 種
団体 、 そ して 警 察と 行 政と が 連携 を 図り 、 一体 的 に 推進 す る こ と を 基 本
姿勢 と し て、 犯 罪の 発 生し に くい 環 境づ く り を積 極 的に 推 進 し 、 体 感 治
安の 向 上 を図 っ てま い りま す。
ま ず 、 本 厚 木 駅 周 辺 の環 境 浄化 対 策と し て、 市 民 の 方 々 や来 街 者を 見
守り 、 誰 もが 安 心し て 楽し む こと が でき る 繁華 街 を実 現 する た め 、 プ ラ
イバ シ ー に配 慮 しな が ら、 防 犯カ メ ラを 利 用し た 見守り シ ス テ ム を 構 築
して ま い りま す 。
ま た 、 子 ど も た ち を 地域 総 ぐる み で見 守 るな ど “ 市 民の 目ネ ッ トワ ー
ク運 動 ” の輪 を 市域 の 隅々 ま で広 め 、こ れ ら の運 動 を強 力 に 支 援 す る た
め、 防 犯 パト ロ ール 隊 の強 化を図 る とと も に、 防 犯 活 動 中 に お け る事 故
等を 補 償 する た めの 「 防犯 活 動事 故 見舞 金 制度」 を 創 設 する な ど 、 地 域
安全 活 動 等の 取 組に 対 する 支 援の 充 実を 図 って ま い りま す 。
さ ら に 、 夜 間 に お け る街 頭 犯罪 未 然防 止 を図 る た め の 、 照度 ア ップ を
重点 と し た防 犯 灯整 備 事業 の ほか 、 これ ま で展 開 して ま い り ま し た 防 犯
対策 の 更 なる充 実を 図 る た め 、防 犯 まち づ くり ビ ジョ ン の 策 定 に 向 け た
検討 を 行 うな ど 、 市 民 が安 心 して 安 全に 過 ごす こ との で きる 、 健 全 で 明
るい ま ち づく り を強 力 に進 め てま い りま す 。
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次 に 、 2 つ 目の 柱 で ある 「 活 力 あ る 、 堅 実な 産 業 振 興 」
につ い て です が 、中 心 市 街 地 につ き まし て は、昨 年 開設 い たし ま した「 あ
つぎ に ぎ わい 処 」を 拠 点と し て、 市 街地 に ぎわ い 懇 話会 と 大 学 生 が 協 働
して 、 年 間を 通 して イ ベン ト や講 座 など を企画 ・ 運 営す る 「 に ぎ わ い ア
ドベ ン チ ャー 開 催事 業 」を 実 施す る こと に より 、 幅広 い 集客 を 図 り 、 ま
ちの 活 性 化に つ なげ て まい り ます 。
ま た 、 面 的 広 が り を 持 っ た イ ベ ン ト と し て 開 催 す る 「( 仮 称 ) あ つ ぎ
にぎ わ い 爆発 フ ェス テ ィバ ル 」に おい て は、中 心 市 街 地 の 複数 の 会場 で 、
様々 な 大 道芸を 御覧 い ただ く 「に ぎ わい 爆 発あ つ ぎ大 道 芸 開 催 事 業 」 を
実施 す る ほか 、 商店 会 と連 携 を図 り 実施 す る「 商 業バ ザ ー ル 」 や 「 物 産
展」 な ど によ り 、 市 内 外か ら 来街 者 を確 保し、 回 遊 性、 滞 留 性 を 向 上さ
せ、 に ぎ わい の 創出 を 図っ て まい り ます 。
さ ら に 、空き 店舗 を 利用 し て新 た に開 店 する事 業 者に 改 装 費 と 家 賃 の
一部 を 支 援す る とと も に、 商 店街 を 訪れ る 人が 気 軽に利 用 で き る オ ー プ
ンカ フ ェ 事業を 推進 し 、 中 心 市街 地 の活 性 化と 魅 力づ く り を 進 め て ま い
りま す。
こ の ほ か 、 厚 木 の 商 業発 祥 の地 、 東町 を 中心 と し た 東 部 商 業 地 域の 商
店街 の 街 なみ を 統一 し 、魅 力ある ま ちづ く りを 推 進 し て まい り ま す 。
ま た 、 中 町 第 2 − 2 地区 周 辺整 備 事業 に つき ま し て は、 市民 生 活に 魅
力と 活 力 を与 え 、中 心 市街 地 活性 化 の先 導 的な 役 割 を担 う 核 と し て 、 多
様な 機 能 を備 え た効 率 的な 運 営が で きる 公 共公 益 施 設と 商 業 ・ 業 務 が 一
体と な っ た複 合 施設 の グラ ン ドデ ザ イン の 策定 を 目指 し てま い り ま す 。
次 に 、 3 つ 目の 柱 で あ る 「 徹 底 し た 情 報 公 開 」 に つ い て で
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すが 、 新 たに 、 市民 の 皆様 に 直接 か かわ り のあ る 事 務手 続 を 定 め た 要 綱
等を 始 め 、市 議 会で の 表明 事 項や 重 点事 業の進 ち ょ く状 況 等 を 公 表 す る
など 、 積 極的 に 取り 組んで ま いり ま す。
ま た 、 公 募 委 員 の 拡 大を 図 り市 政 への 参 画の 機 会 を 増 大 する な ど、 よ
り一 層 市 政の 透 明性 の 向上 に 努め て まい り ます 。
次 に 、 こ の ほ か の 主 要な 施 策に つ いて 、 御説 明 申 し 上 げ ま す 。
最初に、
「 情 報 公 開 」に つ き ま して は 、先 に 述べ さ せて い た だ い
た施 策 や 、総 務 省の 実 施す る 「地 域 ICT 利 活用 モ デル 構 築事 業」 の 委 託
を受 け て 構築 し た厚 木 市地 域 連携 ポ ータ ル サイ ト 事 業を 推 進 し 、 官 民 が
連携 し て 様々 な 情報 を 提供 す るこ と で、 地 域経 済 の 活性 化 、 生 涯 学 習 の
充実 、 地 域コ ミ ュニ テ ィの 再 生な ど 常に 使 う人 に 目を 向 けた サ ー ビ ス提
供を 目 指 しま す 。
ま た 、 入 札 ・ 契 約 制 度の 充 実を 図 るた め 、従 来 の 価 格 だ け の 決 定方 法
から 品 質 を加 え た、 総 合評 価 方式 の 試行 を 実施 す る とと も に 、 電 子 入 札
シス テ ム の運 用 につ き まし て は 、適用 範 囲を 物 品 供 給 ま で 拡 大 する な ど 、
より 一 層 の競 争 性・ 透 明性 の 確保 に 努め て まい り ます 。
広 報 ・ 広 聴 事 業 に つ きま し ては 、 広報 あ つぎ やホ ーム ペ ージ は もと よ
り、 報 道 機関 の 果た す 役割 の 重要 性 を踏 ま え、 様 々な 媒 体 を 積 極 的 に 活
用し 、 市 政や 市 民活 動 に関 す る情 報 をき め 細か く 、分 か りや す く 提 供 す
ると と も に、引 き 続 き「 わた し の 提 案 」制 度や「市 長 の移 動 談話 室 」、
「自
治会 長 と 市長 と のま ち づく り フリ ー トー ク」、「 子 育 てコ ミ ュ ニ テ ィ ト ー
ク」 な ど の市 民 対話 や 「市 民 満足 度 調査 」 を実 施 し て、 市 民 ニ ー ズ の 的
確な 把 握 に努 め 、市 民 参加 に よる 市 政の 実 現を 推 進し て ま い り ま す 。
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次に、
「 治 安 対 策」に つ き まし て は、市街 地 の 治 安 向 上に 加 えて 、
対策 が 急 務で あ りま す 児童 虐 待及 び 配偶 者 等か ら の暴 力 の 防 止 の取 組 と
して 、 専 門相 談 員の 増 員に よ り、 引 き続 き 、き め 細か な 対応 に 努 め て ま
いり ま す 。
特 に 、 児童 虐 待に つ きま し ては 、 子育 て 関連 機 関と 連 携 し な が ら 、 養
育支 援 が 必要 で ある 家 庭に 関 する 情 報収 集 や養 育 状況 等 の 把 握 を 通 じ 、
虐待 の 発 生予 防 、早 期 発見 、 早期 対 応に 努 めて ま い りま す 。
ま た 、 高 齢 者 へ の 虐 待防 止 の取 組 につ き まし て は 、 地 域 包 括 支 援セ ン
ター 等 の 関係 機 関や 地 域と の 相互 の 情報 の 共有 と 連 携を 強 化 し 、 早 期 発
見、 早 期 対応 に 努め る とと も に、 虐 待を 引 き起 こ さな い よ う介 護 家 族 等
への 支 援 体制 の 充実 や 高齢 者 の権 利 擁護 と して 、 成 年後 見 制 度 の 啓 発 な
どに 努 め てま い りま す。
次に、
「 交 通 問 題 」に つ き ま し ては 、 現在 整 備が 進 んで お り ま す
「さ が み 縦貫 道 路」 を 始め と する 高 規格 幹 線道 路 や 市内 主 要 路 線 と の ア
クセ ス 強 化を 図 るた め、環 状 系 の 交 通ネ ッ トワ ー ク形成 路 線 の 整 備 を 促
進す る と とも に 、 都 市 計画 道 路の 在 り方 に つい て 、引 き 続き 多 角 的 に 検
討し て ま いり ま す。
生 活 道 路 の 整 備 に つ きま し ては 、 市民 の 日常 生 活 の 安 心 と安 全 確保 の
ため 、生 活 基盤 整 備 に 積 極 的 に取 り 組 ん でま い り ま す 。ま た 、
「人にやさ
しい 道 づ くり」 を目 指 し、 通 学児 童 ・生 徒 など 交 通弱 者 の 安 全 確 保 を 図
るた め 、 道路 の カラ ー 舗装 化 など を 積極 的に 推 進 して ま い り ま す。
本 厚 木 駅 周 辺 は 、「 ス ー パ ー モ デ ル 地 区 」 の 指 定 を 受 け 、 誰 も が 安 心
して 外 出 でき る 歩道 の バリ ア フリ ー 化、 電 柱や 電 線 のな い 美 し い 景 観 や
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災害 に 強 いま ち づく り など 、 全国 に誇れ る 施策 を 推 進し て お り ま す が、
引き 続 き 、
「厚 木 市移 動 円滑 化 基 本 構 想 」に おけ る 継 続的 な モ ニ タ リ ン グ
や「 心 の バリ ア フリ ー」活 動 を通 し て 、 市 民と 協 働で 、 だれ も が 移 動 し
やす い バ リア フ リー 歩 行空 間 の 確 保 を目 指 し、 ユ ニバ ー サ ル 社 会 の 実 現
を図 る と とも に 、 環 境 にや さ しい 自 転車 利 用の 走 行環 境 の 創 出 な ど 、 魅
力あ る ま ちづ く りに 取 り組 ん でま い りま す 。
バ ス 交 通 の 利 便 性 の 向上 に つき ま して は 、連 節 バ ス の 新 たな 運 行路 線
の開 設 に 向け て 調査 、 研究 を 進め る とと も に、 公 共交 通 空 白 地 域 の 解 消
及び 市 民ニ ーズ の多 様 化に 対応 する た め に 、コ ミュ ニ テ ィ バス 等 の 調
査・ 研 究 を進 め てま い りま す。
鉄 道 政 策 に つ き ま し ては 、 引 き 続 き、 小 田急 線 ・相 鉄 線 の 相 互 乗 り 入
れ実 現 に 向 け 、近 隣 市 町 村 、鉄 道 事業 者と の 広 域的 な 連 携 を 図 りな が ら、
取り 組 ん で ま い りま す。
次 に 、「 庁 内 大 改 革 」 に つ き ま し て は 、 事 業の 選 択 と 集 中 を 更
に推 進 す るた め 、ゼ ロ ベー スの見 直 し の 成 果を い かす と とも に 、 全 職 員
が市 民 満 足度を 念頭 に 、 市 民 の利 便 性や 市 民サ ー ビス の 向上 を 目 指 す 第
4次 厚 木 市行 政 改革 を 推進 す るた め 、現 在 進行 中 の「 厚 木市 集 中 改 革 プ
ラン 」 を 取り 込 み、 新 たな 行 政改 革 大綱 を 作成 し て まい り ま す 。
事 務 事 業の 成 果を 検 証し 、 改善 ・ 改革 に つな げ る行 政 評 価 に つ き ま し
ては 、 客 観性 と 透明 性 を高 め るた め 、新 た に外 部 評 価を 導 入 し 、 よ り 効
果的 ・ 効 率的 な 行政 運 営の 推 進に 努 めて ま い りま す 。
公 正 な 職 務 の 執 行 に つき ま して は 、 新 た に制 定 し た 条 例 に基 づ き、 職
員倫 理 の 保持 、 公益 通 報の 処 理、 不 当要 求 対策な ど 体制 の 整 備 を 行 い 、
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公正 な 職 務の 執 行を 図 ると と もに 、 市民 の 信頼 の 確 保に 努 め て ま い り ま
す。
職 員 の 人 材 育 成 に つ きま し ては 、 研修 を 通し て 変 革 の 時 代 に 対 応す べ
く、 次 世 代を 担 うリ ー ダー の 育成 に 取り 組 んで ま い りま す 。 ま た 、 職 員
一人 一 人 の能 力 やモ ラ ール の 向上 及 び組 織の活 性 化 を図 る た め 、 人 事 評
価制 度 の 更な る 充実 に努め て まい り ます 。
ま た 、 政策 立 案の 支 援を 受 け る こ とに よ り、 専 門分 野 の 課 題 解 決 を 図
り、 職 員 の資 質 向上 に もつ な げる た め、 地 方自 治 法で 規 定す る 「 専 門 委
員」 を 新 たに 配 置し て まい り ます 。
組 織 に つ き ま し て は 、新 た な総 合 計画 を 推進 す る た め 、 活力 の ある 効
率的 な 組 織づ く りを 目 指 す と とも に 、指 定 管理 者 を含 め た委 託 化 の よ り
一層 の 推 進に よ り、 最 少の 職 員数 で最大 の 効果 が 上が る よう 、 適 切な 人
員配 置 と 定数 管 理に 努 めて ま いり ま す。
ま た 、 多 様 な ラ イ フ ス タイ ル に合 わ せ、 平 日、 市 役所に 来庁 で きな い
市民 の方 々 に 御 利用 い ただ け るよ う 、市 民 課と 国 保年 金 課 の 窓 口 業 務 を
土曜 日 の 午前 に 開設 す るな ど 、市 民 満足 度 の高 い 市 役所 を 目 指 す と と も
に、 よ り 一層 の 市民 サ ービ ス の向 上 を目 指 して ま いり ま す 。
国 民健 康 保険 、介 護 保険 及 び後 期 高齢 者 医療 の 保 険 料 の 納 付 につ き ま
して は、 24 時 間納 付 可能 な 利便 性 の高 いコン ビ ニ エン ス ス ト ア 納 付 を
開始 い た しま す 。 ま た 、市 税 につ き まし て は、 コ ンビ ニ エ ン ス ス ト ア 納
付及 び 保 険料 の 納付 と 併せ た マル チ ペイ メ ント ネ ット ワ ー クの 活 用 に 向
けて 準 備 を進 め てま い りま す。
情 報 プ ラ ザ に つ き ま して は 、 指 定 管理 者 制度 を 導 入し 、 市民 サ ービ ス
の向 上 に 努め て まい り ます 。
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次 に 、「 保 健・医 療 ・福 祉 」に つ き まし て は 、 福 祉 制 度や 医
療制 度 な ど毎 年 のよ う に法 改 正等 が ある 中 で、 す べ ての 市 民 が 、 安 心 し
て安 全 、 快適 に 暮ら せ る社 会 を目 指 し、 市 民と 行 政 が協 働 し て 、 共 に 支
え合 う 地 域社 会 づく り に向 け た地 域 福祉 の 更な る 推 進 の ため に 、
「厚木市
地域 福 祉 計画 」 の見 直 しを 進 めて ま いり ま す。
ま た 、 総 合 福 祉 セ ン ター に つき ま して は 、市 民 に 対 す る 利便 性 を更 に
追求 し 、 本市 に おけ る 福祉 拠 点施 設の充 実 に向 け て 、 積 極的 に 取 り 組 ん
でま い り ます。
子 育 て 支 援 に つ き ま して は 、安 心 して 子 ども を 産 み 育 て や す い 環境 整
備の た め 、認 可 保育 所の入 所 受入 れ 月齢 の 引き 下 げ等 、 更 な る 保 育 サ ー
ビス の 充 実を 図 ると と もに 、 2子 以 上の 子 を養 育 して い る子 育 て 家 庭 に
対し 、 紙 おむ つ など の 日常 生 活用 品の支 給 に努 め る ほか 、 保 護 者 の病 気
等で 一 時 的に 子 ども を 養育 で きな い とき に、児 童 養 護施 設 で 一 定 期 間 預
かる シ ョ ート ス テイ 事 業を 開 始し て まい り ます 。
ま た 、 子 育 て 支 援 セ ンタ ー の施 設 拡充 に 伴い 、 き め 細 か な 相 談 体制 と
子育 て サ ーク ル 等の 支 援の 充 実に 努 める と とも に 、 子育 て 家 庭 を 社 会 全
体で 支 援 し て い くた め の人 材 育成 を 図っ て ま いり ま す。
さ ら に 、 職 業 生 活 と 家庭 生 活の 両 立支 援 のた め 、 企 業 内 講習 会 への 講
師の 派 遣 を行 う 、企 業 への 子 育て 支 援事 業 を実 施 し てま い り ま す 。
保育所の待 機児童対策につ きまして は、 保育士の確 保を図りながら、
定員 を超 えて 保 育を 実 施す る定員 超 え制 度 を 活 用 する ほ か 、 家 庭 保 育 福
祉員 を 増 員す る など 受 け入 れ 体制 の 充実 に 努め て まい り ます 。
ま た 、 留 守 家 庭 児 童 クラ ブ の運 営 に関 し まし て は 、 学 校 以 外 の 施設 利
用等 、 多 様な 手 法に よ る施 設 の拡 充 を図 る こと に よ り、 待 機 児 童 の 解 消
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に努 め て まい り ます 。
障 害 福 祉に つ き ま し ては 、 身体 ・ 知的 ・ 精神 の 各 障 害 者 に対 す る共 通
の制 度 の 下、障 害 者 が 地 域 で 自 立し 、安 心 し て暮 ら せる よ う 、
「厚木市障
害福 祉 計 画」 の 改定 に 取り 組 んで ま いり ま す。
ま た 、自 立 支 援 給 付、地 域 生 活 支 援 事 業 など 各 種 福 祉 サ ー ビ スの 提 供
及び 障 害 者に 対 する 就 労を 支 援す る とと も に、 相 談 体制 の 充 実 を 図 る た
め、 障 害 者総 合 相談 室 「ゆ い はあ と 」の 相 談室 の 増 設、 交 流 ス ペ ー ス の
拡大 を 進 めて ま いり ま す。
高 齢 者 福 祉 に つ き ま して は 、高 齢 者が 住 み慣 れ た 地 域 や 家庭 に おい て 、
安心 し て 、元 気 に、 生 き生 き と暮 ら すこ と ので き るよ う 、 日 常 生 活 の 支
援や 家 族 介護 者 への 支 援等 、在 宅 福祉 サ ービ ス を 一 層 充 実 す ると と も に 、
第4 期 高 齢者 保 健福 祉 計画 を 策定 し て ま い りま す 。
ま た 、 厚 木 南 及 び 愛 名両 地 区の 老 人憩 の 家の 早 期 完 成 を 目指 し てま い
りま す。
こ の ほ か 、 昨 年 1 1 月に 発 足い た しま し た「 厚 木 市 敬 老 事業 見 直し 検
討委 員 会 」に お ける 敬 老事 業 全般 に わた る見直 し を 継続 し て 進 め 、 今 後
の高 齢 者 生き が い対 策 事業 の 在り 方 につ い て検 討 して ま い り ま す。
小 児 医 療 費 助 成 に つ きま し ては 、 子育 て 支援 の 一 環 と し て 、 健 康保 険
適用 医 療 費の 助 成対 象を、 現 行の 満 6歳 か ら満 9 歳ま で に拡 大 し 、 多 く
の市 民 の 皆様の 要望 に お こ た えし て まい り ます 。
小 児救 急 医療 を 始め 、市 民 の皆 様 の健 康 を守 る 救 急 医 療 につ き まし て
は、 厚 木 医師 会 、厚 木 歯科 医 師会 等 と協 力 ・連 携 し 、休 日 ・ 夜 間 急 患 診
療所 や 歯 科保 健 セン タ ー等 の 円滑 な 運営 に 努め て まい り ます 。
平成20年4月スタ ートの7 5歳以上の方を対象 とした後期高齢 者
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医療 制 度 につ き まし て は、 神 奈川 県 内の 全 市町 村 が参 加 する 広 域 連 合 と
の連 携 を 図り な がら 、 制度 の 円滑 な 実施 に 努め て まい り ます 。
国 民 健 康 保 険 事 業 に つき ま して は 、保 険 給付 事 業 の ほ か 、4 0 歳か ら
74 歳ま での 被 保険 者 を対 象 とし た 特定 健 康診 査 及び特 定 保 健 指 導 を 円
滑に 実 施 し、 健 康増 進 や生 活 の質 の 向上 を 図っ て まい り ます 。
介 護保 険 事業 に つき ま し て は 、高 齢者 の 生活 安 定 の た め の支 援 を行 う
地域 包 括 支援 セ ンタ ー 機能 を 一層 充 実す る と とも に 、第 4 期 介 護 保 険 事
業計 画 を 策定 し てま い りま す。
市 民の 健 康づ く り に つ き ま し て は 、「健 康 あつ ぎ 21 」 の中 間 評価 の
結果 を 踏 まえ 、 ライ フ ステ ー ジに 応 じた 健 康づ く り を 更 に 推 進 す る と と
もに 、 が ん検 診 や歯 科 健診 等 の成 人 保健 事 業を 引 き 続き 実 施 し て ま い り
ます 。
母 子保 健 につ き ま し て は 、妊婦 及 び乳 幼 児の 健 康 診 査 の 充 実 を 図る と
ま
とも に 、 昨年 流 行し た 「 麻 し ん」 の 感染 を 予防 す る た め、 新た に 13 歳
及び 1 8 歳の 方 を対 象 に予 防 接種 を 実施 し てま い り ます 。
市 立 病 院 に つ き ま し ては 、 市民 の 生命 と 健康 を 守 り 、 地 域 医 療 を支 援
する 中 核 的病 院 とし て 、患 者 中心 の 医療 と 地域 ニ ーズ に こた え る 高 度 医
療の 提 供 に努 め ると と もに 、診 療 費支 払 いの DPC 方 式 (診 断群 分 類別 包 括
評価 )を導 入 して ま いり ま す。
産 婦 人 科医 療 につ き まし て は、 4 月か ら 婦人 科 の開 始 を目 指 す と と も
に、 複 数 の医 師 によ る 秋以 降 の分 娩 再開 に 向け て 努力 し てま い り ま す。
新 病 院 の整 備 につ き まし て は、 国 の「 公 立病 院 改革ガ イ ド ラ イ ン 」 に
示さ れ た 方針を 受け て 、 整 備 内容 等 を改 め て検 討 する た め 、 庁 内 に 新 た
な組 織 を 設置し 、 諸 課 題の 解 決に 向 けた 取 組を 進 めて ま い り ま す 。
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ま た 、 市 民 生 活 の 安 定と 福 祉の 増 進を 図 り、 高 齢 者 や 障 害 者 、 子育 て
世帯 な ど に配 慮 した 新 たな 住 宅整 備 を進 め るた め 、
( 仮称 )戸 室 ハ イ ツ の
建設 事 業 を推 進 して ま いり ま す。
人 権 施 策 の 推 進 に つ きま し ては 、 引き 続 き、 偏 見 や 差 別 のな い 地域 社
会の 実 現 を目 指 し、 人 権意 識 の高 揚 に努 め てま い り ます 。
ま た 、 男 女 共 同 参 画 につ き まし て は、男 女の 人 権 を尊 重 しな が ら、 そ
の個 性 と 能力 を 十分 発 揮で き る社 会 の成 熟 に向 け 、 男女 共 同 参 画 計 画 の
着実 な 推 進を 図 って ま いり ま す。
次 に、
「 災 害 対 策 」に つ き ま し ては 、 今後 の 地震 災 害対 策 の 基 礎
とな る 地 震被 害 想定 調 査に 着 手す る ほか 、 国民 保 護等 に 関 し て 、 即 時 対
応が 必 要 とさ れ る緊 急 情報 を 、迅 速 かつ 的 確に 市 民等 へ 伝達 す る た め 、
防災 行 政 無線に 「全 国 瞬時 警 報シ ス テム ( J-ALERT)」 を 導入 す る と と も
に、 引 き 続き デ ジタ ル 機器 へ の入 替 え整 備 を 行 い 、情 報 伝 達 機 能 の 拡 充
を図 っ て まい り ます 。
消 防 施 設 整 備 に つ き まし て は、 今 後開 通 予定 の さ が み 縦 貫 道 路 など に
おけ る 災 害へ の 対応 と 機能 の 充実 を 図る た め、 北 消 防署 依 知 分 署 の 建 て
替え を 計 画す る とと も に、 地 域の 重 要な 防 災拠 点 に ふさ わ し い 消 防 団 器
具置 場 の 計画 的 な整 備 を進 め るほ か 、消 防 ・救 急 活 動を 支 援 す る 各 種 車
両の 計 画 的な 更 新を 図 りま す 。
消 防 広 域 化 へ の 対 応 につ き まし て は、 消 防体 制 の 基 盤 の 強化 を 図る こ
とを 目 的 とし て 広域 化 が推 進 され て いる 中 で、 神 奈 川県 が 策 定 す る 「 消
防広 域 化 推進 計 画」 を 踏ま え て、 対 応を 検 討し て まい り ま す 。
ま た 、 消 防 救 急 無 線 の広 域 化・ 共 同化 に つき ま し て は 、 より 高 度で 複
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雑な 災 害 等へ の 対応 を 検討 し てま い りま す。
救 急 業 務に つ き ま し ては、 救急 自 動車 の 適正 利 用 の普 及 啓発 及 び緊 急
性の な い 患者 搬 送業 務 の民 間 活用 な ど体 制 の充 実 を 図り 、 傷 病 程 度 を 判
断す る ト リア ー ジに 関 して 研 究し 、 救急 車の適 正 な 運用 体 制 の 確 立 を 進
めて ま い りま す 。
火 災 予 防 対 策 に つ き まし て は、 住 宅用 火 災警 報 器 等 の 普 及 促 進 を含 め
た住 宅 防 火対 策 を推 進 する ほ か、 防 火対 象 物に お け る違 反 是 正 の 強 化 に
努め て ま いり ま す。
ま た 、 小 田 急 電 鉄 が 行う 本 厚木 駅 の耐 震 補 強事 業 の支 援 を 行 い 、市 民
及び 多 く の来 街 者の 安 全を 守 って ま いり ま す。
小 ・ 中 学 校の 校 舎 等 につ き まし て は、 第 二次 耐 震 補 強 事 業と し て、 小
規模 又 は 中規 模 の被 害 を 受 け るお そ れの あ る建 物 等に つ い て 、計 画 的 に
補強 を 実 施し 、 更な る 安全 性 の確 保 を図 っ てま い り ます 。
公 共 下 水 道 に つ き ま して は 、引 き 続き 、 浸水 対 策 と し て 、積 極 的に 雨
水整 備 を 進め る とと も に、 不 明水 の 混入 対 策や 耐 震 化を 図 る た め の 管 更
生事 業 を 実施 し てま い りま す。
災害時の要 援護者への支援 につきまして は、支援制 度の周知を図り、
地域 の 中 での災 害発 生 時 の 安 否確 認 や事 前 のマ ッ プ作り 、 避 難 支 援 計 画
作り を 支 援し て まい り ます 。
次に、
「 環 境 保 護 」に つ き ま し ては 、 本年 は 京都 議 定書 に 定 め る
温室 効 果 ガス削 減の 第 一約 束 期間 5 箇年 の スタ ー トの 年 であ る と と も に 、
7月 に は 地球 温 暖化 対 策を 主 要議 題 とし た洞爺 湖 サ ミッ ト も 開 催 さ れ ま
す。か け が え のな い 美し い自然 や 環境 を 子や 孫 の 世 代 に 伝 え てい く た め、
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本市 と し ても 新 エネ ル ギー ビ ジョ ン の策 定 等、 環 境 問題 に 積 極 的 に 取 り
組ん で ま いり ま す。
ご み 中 間 処 理 施 設 建 設候 補 地の 再 検討 に つき ま し て は 、 市民 生 活に 必
要不 可 欠 な施 設 整備 の ため の 用地 確 保で あ る こと か ら、 早 期 に 解 決 を 図
るべ く 積 極的に 取り 組 んで ま いり ま す。
こ れ に 伴 い 、 環 境 セ ンタ ー の安 全 操業 、 計画 的 な 維 持 補 修に 努 める ほ
か、 環 境 学習 の 場と し て活 用 する た め、 環 境セ ン ター 及 び新 築 移 転 さ れ
る荻 野 公 民館に 太陽 光 発電 シ ステ ム を設 置 し、 地 球 温暖 化 防 止 に 寄 与 し
てま い り ます。
ま た 、 循 環 型 社 会 を 形成 し 、限 り ある 資 源を 有 効 に活 用 する た め、 地
域に お い て市 民 や事 業 者が 一 体的 に ごみ の減量 化 ・ 資源 化 に 取 り 組 む こ
との で き る体 制 の整 備 が求 め られ て おり ま す。
こ の た め、 資 源 化 率 35 パ ーセ ン トを 目 標と す る 「ミ ッ ショ ン 35 」
を掲 げ、 廃プ ラ スチ ッ クを 新 しい 資 源回 収 品目 に 加え る とと も に、 資 源
回収 を 月 2回 か ら週 1 回に 増 やす な ど、 新 しい ご み 処理 シ ス テ ム を 平 成
21 年 度 から 全 市的 に 展開 す る予 定 であ り ます の で、新 シ ス テ ム の 検 証
と現 行 シ ステ ム から の スム ー ズな 移 行を 図 るた め のモ デ ル 地 区 事 業 を 実
施す る と とも に 、円 滑 な導 入 に向 け ては 、 住民 説 明 会の 開 催 な ど 、 市 民
に御 理 解 、御 協 力を 得 られ る よう 努 めて ま い りま す 。
ま た 、 レジ 袋 削減 に 向け た キャ ン ペー ン を実 施 する と と も に 、 商 店 会
等の 意 見 を聞 き なが ら 削減 方 策を 検 討す る ほ か、 生 ごみ の 減 量 化 を 推 進
する た め 、生 ご み処 理 容器 等 の購 入 費助 成 割合を こ れま で の 2 分 の 1 か
ら4 分 の 3へ 引 き上 げ てま い りま す 。
さ ら に 、 こ れ ま で 可 燃ご み とし て 処理 さ れて き た 剪 定 枝 の資 源 化に も
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着手 い た しま す 。
こ の ほ か、 本 厚木 駅 周辺 及び愛 甲 石田 駅 周辺 に おい て 、 市 民 ・ 企 業 ・
行政 が 協 力し て 、美 し いま ち づく り のた め 、マ ナ ーの 向 上 を 図 る と と も
に、 更な る マ ナ ーの 充 実を 図るた め 、喫 煙 禁止 区 域の 指 定 な ど 実 効 性 の
ある 条 例 整備 を 検討 し てま い りま す。
ま た 、 市民 が 安心 し て生 活 する た めの 緊 急の 課 題で あ り ま す ヤ マ ビ ル
対策 に つ きま し ては 、 地域 住 民と の 協働 に より 草 刈 りや 落 葉 か き を 実 施
し、 ヤ マ ビル が 生息 し にく い生活 環 境づ く り に 積 極的 に 取 り 組 ん で ま い
りま す。
公 園 ・ 緑 地 に つ き ま して は 、市 民 の憩 い ・安 ら ぎ の 場 と な る 公 園整 備
を始 め 、市 民 が安 心 して 安 全に 暮 らせ る 環境づ く り を 進 め て ま いり ま す 。
街 な み 景観 に つき ま して は 、景 観 法の 趣 旨に 沿 った 、 豊 か な 自 然 と 市
街地 が 融 合し た 景観 計 画の 策 定に 着 手い た し ます 。
いた
斎 場 施 設 の 整 備 に つ きま し ては、 人生 の 終 え ん を 悼 む 場 に ふ さ わ し い
新た な 施 設の 早 期建 設 に向 け て、 実 施設 計 を進 め る とと も に 、 関 連 施 設
の工 事 に 着手 し てま い りま す。
次に、
「 河 川 と の 共 生 」に つ きま し ては 、 丹 沢水 系 の 恵 み を 一
身に 受 け た本 市 の特 性 をい か し た ま ちづ く りを 進 める た め 、 水 辺 ふ れ あ
い構 想 を 踏ま え 、河 川 堤防 を 活用 し た回 遊 性の あ る 歩行 者 空 間 を 創 出 す
る「 健 康 ・交 流 のみ ち づく り 事業 」 と連 携 し、 広 町公 園 にお い て、 子 ど
もか ら 大 人ま で 多く の 市民 が 清流 を いか し た水 辺 の自 然 を 楽 し め る 親 水
広場 を 整 備し て まい り ます 。
ま た 、 水 源 環 境 の 保 全や 再 生へ の 直接 的 な取 組 と な る 生 態 系 に 配慮 し
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た河 川 整 備と 直 接浄 化 対策 を 進め る とと も に、 相 模川 及 び 中 津 川 の 利 用
計画 に つ いて 、 神奈 川 県に 対 して 強 く要 望 して ま いり ま す 。
次 に 、「 教 育 行 政 」 に つ き ま し て は 、 教 育 基 本 法 の 改 正 に 伴 い 、
教育 の 振 興の た めの 施 策に 関 する 基 本的 な 計画 を 定 める た め 、「( 仮 称)
教育 充 実 プラ ン 」を 策 定し 、 中・ 長 期的 視 野の 下 、 厚 木 の教 育 を 更 に推
進し て ま いり ま す。
ま た、 各 学校 の 経営 方 針 を 実 現 す る ため に 、創 意 工夫 を いか し た 教 育
活動を支援する新たな提案型の施策として「元気アップスクール推進事
業 」 を展 開 して ま い り ま す 。
本 事 業 に つ き ま し て は 、「 確 か な 学 力 の 確 立 プ ラ ン 」、「 豊 か な 心 と 健
やか な 体 の育 成 プラ ン 」、「 魅 力あ る 学校 づ くり 推 進プ ラ ン」 の 3 つ の 柱
を中 心 に 、地 域 との き ずな を 大切 に した 特 色あ る 学 校づ く り を 推 進 し 、
厚木 の 子 ども た ちの「生 き る力 」の 元 気ア ッ プを 目 指 すも の で あ り ま す 。
さ ら に 、 特 別 支 援 教 育に つ きま し ても 、 特別 支 援 教 育 巡 回 相 談 員の 派
遣を 拡 大 する な ど、 一 人一 人 の教 育 的ニ ー ズに 応 じた支 援 の 一 層 の 充 実
を図 り 、 すべ て の児 童 ・生 徒 が 伸 び 伸び と 学習 に 励み 、 充実 し た 学 校 生
活が 送 る こと が でき る よう 努 めて ま いり ま す。
ま た 、 不 登 校 や い じ め等 の 問題 を 解消 す るた め に 、 学 校 との 連 携を よ
り一 層 深 める と とも に、 児 童 ・生 徒 、保 護 者へ の 積 極的 な ピ ー ア ー ルを
図る な ど 、教 育 相談 の 充実 に 努め て まい り ます 。
こ の ほ か 、 保 護 者 な どの 大 人に 、 子ど も の読 書に つい て 関心 と 理解 を
深め て い ただ く ため 、 講演 会 を開 催 する と とも に 、 新た に 中 学 生 に 推 薦
図書 の リ スト を 配布 す るな ど 、
「 読 書 大 好き 厚 木っ 子 」を 育 て る た め の 諸
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事業 を 展 開し て まい り ます 。
義 務 教 育 施 設 に つ き まし て は、 児 童・ 生 徒が 安 全 で 快 適 な教 育 環境 の
中で 学 習 に専 念 でき る よう 、 校舎 ・ 体育 館など の 屋 上防 水 や 外 壁 の 塗 り
替え 、 特 別教 室 の内 部 改修 な ど に よ り施 設 の充 実 を図 る とと も に 、 特 に
トイ レ に つい て は、 き れい で 、明 る く、 バ リア フ リー に も 配 慮 し た 使 い
やす い 施 設と す るた め 、重 点 的か つ 短期 間 で全 学 校 の 整 備 ・ 改 修を 実 施
して ま い りま す 。
ま た 、児 童 ・ 生徒 が 安全 で快 適に 屋 外 の 教育 活動 が 受け ら れ るよ う
小・ 中 各 1校 の 校庭 の 全面 改 修を 実 施す る ほか、 小 学校 2 校 の プ ー ル 改
築な ど 、 体育 施 設の 整 備に つ きま し ても 積 極的 に 実 施し て ま い り ま す 。
校 庭 の 芝 生 化 に つ き まし て は、 児 童・生 徒の け が の 減 少 や砂 ぼ こり 防
止な ど の 効果の ほか 、 様々 な 教育 的 効果 が期待 で き るた め 、 調 査 研 究 を
行う と と もに 、 試験 的に校 庭 の一 部 の芝 生 化を 実 施し て ま い り ま す。
学 校 給 食 に つ き ま し ては、 小学 校 単独 調 理場 の 整 備を 計 画的 に 実施 し
てま い り ます。
ま た 、校 内 L A N の 整 備 に つ き ま して は 、9 校 を 実 施 す る こ と に よ り 、
小・ 中 学 校全 校 が完 了 いた し ます の で、 全 校に お いてデ ジ タ ル 教 材 な ど
を効 果 的 に活 用 した 、 分か る 授業 、 魅力 あ る授 業 の 推進 に 努 め て ま い り
ます 。
こ のほ か 、児童 ・生徒 の 安 全 確 保 のた め 、通 学 路 の 安 全 整 備 や か け こ
みポ イ ン トの 充 実を 図 って ま いり ま す。
次に、
「 地 域 経 済 活 性 化 」に つ き まし て は 、 ま ず 、「 厚 木 市 企
業等 の 誘 致に 関 する 条 例」 に よる イ ンセ ン ティ ブ 施 策の 効 果 を 最 大 限 に
19
いか す た め、東京 ビ ック サ イト で 開 催 さ れ る「 企業 誘 致フ ェ ア20 0 8 」
に出 展 す るな ど 、広 く 本市 の 優位 性 を ピ ー アー ル して ま い り ま す。
中 小 企 業 の 活 性 化 に つき ま して は 、原 油 価格 の 高 騰 な ど に 対 処 する た
め、 新 た な資 金 メニ ュ −を 追 加し た 融資 制 度の 下 で、 中 小企 業の 事 業 継
続や 設 備 投資 な どに 向 けた 資 金調 達 を支 援 する と とも に 、 新 技 術 や 新 製
品の 開 発 を促 進 し、 企 業の 知 名度 ・ ブラ ン ド力 を 高 める な ど 、 中 小 企 業
をサ ポ ー トす る 事業 を 展開 し てま い りま す。
こ の ほ か 、 ビ ジ ネ ス のノ ウ ハウ か ら起 業 まで 一 貫 し た サ ポ ー ト を図 る
ため 、 起 業ス ク ール を 開催 し てま い りま す 。
農 林 業 に つき ま し て は 、 都 市 近郊 の 有 利 性 を い か した 農 業 経 営の 確 立
や 、 安心 ・ 安全 な 農 畜 産 物 の 提 供 と し て 、 朝 市等 を開 催 し 、「 地 産地 消 」
の促進を図り、併せて遊休農地の多面的な活用、解消を図るため、トラ
ク タ ー な ど の 農 作 業 用 機 械 の 導 入 経 費 の 一 部 を支 援 し て ま い り ま す。 ま
た、豊かな森林機能の保全など森林再生のための育成整備を進めてまい
り ま す。
さ ら に 、鳥 獣 によ る 農作 物 被害 対 策と し て、 年 度計 画 に よ り 防 護 柵 設
置を 積 極 的に 進 める と とも に 、個 体 数調 整 など 関 係団 体 等 と 連 携 を 密 に
し、 具 体 的な 対 策を 広 域的 に 講じ て まい り ます 。
勤 労 福 祉 対 策 に つ き まし て は、新 たに 就 業体 験 塾 を実 施 する と とも に 、
企業合同就職説明会を開 催するほか、求 職者等相談事 業などと連 携し、
きめ 細 か な 就 労 支 援 を行っ て まい り ます 。
観 光 に つ き ま し て は 、豊 か な 自 然 環境 と 観光 資 源 を 有 効 に い かし 、
「み
どり と 清 流の ふ るさ と 創造 基 本構 想 」に 基 づい た 参 加・ 体 験 型 の 観 光 地
づく り を 推進 す るた め 、飯 山 地区 に 新た な ハイ キ ン グコ ー ス の 整 備 を 行
20
うほ か 、
「 健 康 づ く り 大 学 」の 開催 や「 森 林セ ラ ピ ー 基 地 」の グ ラ ン ド オ
ープ ン を 行う と とも に 、更 な る観 光 客招 致 の ピ ー アー ル に 努 め る な ど 、
観光 地 と して の 地域 活 性化 に 取り 組 んで ま い りま す 。
ま た 、歴 史ある「あ つ ぎ鮎ま つり 」を 始 め と す る、各 イベ ン ト を 安 心 ・
安全 に 開 催で き るよ う に努 め てま い りま す 。
次 に 、「 ス ポ ー ツ ・ 文 化 」 に つ き ま し て は 、 ま ず 、 文 化 政 策
とし て、 心豊 か で生 き 生き と した 楽 しい ま ちづ く りを行 う た め に 必 要 な
基本 理 念 、基 本 方針 、 取組 の 方向 性 を体 系 的に 整 理 し、 幅広 い 市 民の 意
見を 反 映 させ た 「文 化 芸術 振 興プ ラ ン」 を 策定 し てま い り ま す。
生 涯 学 習 に つ き ま し ては 、学 び を 通し た つ な が り の 構 築 を 目 指し 、
「厚
木市 生 涯 学習 推 進計 画 」を 市 民と の 協働 で 、時 代 に 適応 し た 計 画 に 見 直
すと と も に、 市 民が 自 主的 に 企画 運 営す る 講座 「 輝き 厚 木塾 」 や 各 種 講
座等 の 拡 大・充 実 を 図 り、本 市 の 生 涯 学習 の 基本 目 標で あ る“い つ でも 、
どこ で も 、誰 で も、 何 でも ” 暮ら し の す べ てが 学 びの 場 にな る よ う努 め
てま い り ます。
公 民 館 整 備 事 業 に つ き ま し て は 、( 仮 称 ) 睦 合 西 公 民 館 を 完 成 さ せ る
とと も に 、 中 央 図書 館 と公 民 館図 書 室の オ ンラ イ ン・ ネ ット ワ ー ク 化 の
拡大 を 図 って ま いり ま す。
ま た 、 新築 移 転す る 荻野 公 民館 の 造成 工 事等 を 実 施 す ると と もに 、 本
体工 事 に も着 手 して ま いり ま す。
子 ど も 科 学 館 で は 、 プ ラ ネ タ リ ウ ム に 全 天周 映 像 投 影 シ ス テ ムを 導 入
し、 コ ン ピュ ー ター グ ラフ ィ ック ス によ る 迫力 の ある 映 像体 験の 場 を 提
供す る と とも に 、年 末 年始 を 除き 無 休化 す るこ と に より 、 来 館 者 の利 便
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性の 向 上 に努 め てま い りま す 。
児 童 館 に お き ま し て は、 指 導員 の 複数 化 を更 に 推 し 進 め 、子 ど もた ち
がよ り 安 心し て 利用 で きる 環 境を 整 えて ま いり ま す。ま た 、 年 末 年 始 以
外は 無 休 化す る こと で 、地 域 にお け る子 ど もた ち の 居場 所 づ く り に 努 め
てま い り ます。
平成19年 度に実施しまし た成人式につ きましては 、成人になる方、
自ら の 企 画・運 営に よ る新 た な成 人 式と な りま し たの で 、 今 年 度 は 、 更
に成 人 式 実行 委 員会 に よる 明 るく 楽 しい 元 気な 成 人 式 の 開催 を 予 定 し て
まい り ま す。
七 沢 自 然 ふ れ あ い セ ンタ ー につ き ま し て は、 森 林 セ ラ ピ ー基 地 にも 認
定さ れ た 豊か な 自然 を いか し 、自 然 保護 の 大切 さ や心 の 豊 か さ を 育 む こ
との で き る事 業 等を 展 開し て まい り ます 。 また 、 将来 的 な展 望 に 立 ち 、
施設 を よ り多 く の市 民 の方 に 利用 し てい た だく た めの検 討 を し て ま い り
ます 。
文 化財 に つき ま して は 、
「(仮 称 )文 化 財ガ イ ドボ ラ ンテ ィ ア 養 成 講 座 」
を開 設し 、 文 化 財の 保 護保 存を推 進 する と とも に 、 各 種 の 特 別 展 の 開 催
など に よ り、 郷 土資 料 館収 蔵 資料 を 広く 公 開し て ま いり ま す 。
ま た 、 郷 土 の 歴 史 を 後世 に 継承 し 、か つ 郷土 愛 を 育 む た め に 、 小鮎 ・
荻野 地 域 の厚 木 市史 を 刊行 い たし ま す。
生 涯 ス ポ ー ツ の 推 進 に つ き ま し て は 、「 厚 木 市 ス ポ ー ツ 振 興 計 画 」 に
基づ き、 様々 な スポ ー ツ活 動 の機 会 の提 供 に努 め 、市 民 一 人 一 人 が 主 体
的に ス ポ ーツ を 実践 で きる よ う「 一 市民 一スポ ー ツ 運動 」 を 展 開 す る と
とも に、 南毛 利 スポ ー ツセ ン ター テ ニス コ ートの 人 工芝 の 張 り 替 え や ス
ポー ツ 広 場の 改 修を 行 うな ど 、各 施 設の 整 備充 実 に 努め 、 よ り 安 全 で 快
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適な 施 設 整備を 図 っ て まい り ます 。
ま た、友 好 締 結 2 5 周 年 と な り ま す、ニ ュ ー ブリ テ ン市 を 始 め と し た、
海外 ・ 国 内の 友 好都 市との 相 互の 交 流 に よ り、 国 際親 善 と 平 和 理 解 を 深
めて ま い りま す 。
最後に、
「 市 民 協 働・地 域 自 治 の 推 進 」に つき ま し て は 、
「市 民 協 働元 年 」と し て、 先 に述 べ た取 組 のほ か 、市 民 活 動 を 更 に 積 極
的に 推 進 する た め、 コ ーデ ィ ネー タ ーを 地 域等 へ 派 遣し 、 ボ ラ ン テ ィ ア
活動 に 関 する 相 談や ボ ラン テ ィア 指 導者 等の人 材 育 成、 並 び に 助 言 を 行
い意 識 啓 発を 図 って ま いり ま す。
以 上 、 平 成 2 0 年 度 の市 政 運営 に 当た り 、私 の 市 政 運 営 に関 す る 所 信
並び に こ れを 実 現す る ため の 施策 を 述べ て ま いり ま した 。
先 に 申 し 述 べ ま し た とお り 、平 成 20年 度に お い ては 、 平成 2 1年 度
から の 、 新た な 総合 計 画を 力 強く ス ター トさせ る た め、 市 民 参 加 や 協 働
によ る ま ちづ く りを 積 極的 に 展開 で きる よ う基 盤 づ くり を 推 進 す る と と
もに 、市 民が 生 き 生き と 活 動 し 、幸 せ を 感 じ、
「 希 望 」の 持て る 施策 の 充
実に 邁 進 して ま いり ま す。
そ し て 、 市 民 に 信 頼 さ れ る 市 政 の 着 実 な 推 進 に 努 め 、「 明 る く 楽 し い
元気 な ま ちあ つ ぎ」 を 目指 し て、 全 力で 取 り組 ん で まい り ま す の で 、 市
民の 皆 様 並び に 議員 の 皆様 の より 一 層の 御 理解 と 御 協力 を 心 か ら お 願 い
申し 上 げ 、平 成 20 年 度の 施 政方 針 とい た し ます 。
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