PowerPoint プレゼンテーション

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野井 瞭
小川 凌
マッチング実験とは
・その時の気分によって、行動のパターンに
どのように差が出てくるのか
・気分状態が視覚における興味の対象にどの
ような影響を与えるのか
先行実験

パソコンが画面上に図形を表示し、標的図形
と二つのサンプル図形A・Bを見て貰い気分
の違いでわけて、両者にどちらが似ているの
か判断して貰う。
標的図形
サンプル図形A
サンプル図形B
結果例
気分によって選択するサンプル図形は異なっ
た。
 悲しい気分のときサンプル図形Aに偏る傾向
があった。

仮説

悲しい気分の被験者は、尖った図形を選択す
る傾向がある。
実験内容
まず実験者に、過去にあった人生でうれし
かったこと、悲しかったことのどちらかを出
来るだけ書いてもらう。
 その後、標的図形とサンプル図形AとBをみ
せ、どちらに似ているか聞く
 悲しい気分の人・うれしい気分の人と分けて
大学生16人に実験を行いました。

標的図形
サンプル図形A
サンプル図形B
実験結果
悲しい感情について聞いた人では、
カイ乗検定の結果、
P=0.414
よって有意差は見られない
しかし、うれしかった感情について聞いた人はP
=0.033
よって有意差はある
まとめ

悲しい気分の人について聞いた人は、サンプ
ルAの図形を選択する傾向が見られなかった。

今回の実験では、仮説の傾向は見ることがで
きなかったが、うれしい気分で回答した人は
サンプルBに偏る傾向が見られた。