21311239 21311068 野井 瞭 小川 凌 マッチング実験とは ・その時の気分によって、行動のパターンに どのように差が出てくるのか ・気分状態が視覚における興味の対象にどの ような影響を与えるのか 先行実験 パソコンが画面上に図形を表示し、標的図形 と二つのサンプル図形A・Bを見て貰い気分 の違いでわけて、両者にどちらが似ているの か判断して貰う。 標的図形 サンプル図形A サンプル図形B 結果例 気分によって選択するサンプル図形は異なっ た。 悲しい気分のときサンプル図形Aに偏る傾向 があった。 仮説 悲しい気分の被験者は、尖った図形を選択す る傾向がある。 実験内容 まず実験者に、過去にあった人生でうれし かったこと、悲しかったことのどちらかを出 来るだけ書いてもらう。 その後、標的図形とサンプル図形AとBをみ せ、どちらに似ているか聞く 悲しい気分の人・うれしい気分の人と分けて 大学生16人に実験を行いました。 標的図形 サンプル図形A サンプル図形B 実験結果 悲しい感情について聞いた人では、 カイ乗検定の結果、 P=0.414 よって有意差は見られない しかし、うれしかった感情について聞いた人はP =0.033 よって有意差はある まとめ 悲しい気分の人について聞いた人は、サンプ ルAの図形を選択する傾向が見られなかった。 今回の実験では、仮説の傾向は見ることがで きなかったが、うれしい気分で回答した人は サンプルBに偏る傾向が見られた。
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