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すずかけの木通信
平成27年6月号
矢印で示している顆頭の位置が
一般的に顆頭安定位と言われて
います。
一般的に、この位置に顆頭が収まっている事により、上下の顎の
噛合わせが安定すると言われています。
(人が、無理なくお話しをしたり、食物を食べる事の出来る顎の位置)
しかし、この顆頭安定位は、解剖学的に理想とされる位置であり、
実際の臨床においては、全ての患者さんに顆頭安定位を得ることが
出来ないのが現状です。また、顆頭安定位の位置に顆頭が収まって
いなくても、その患者さんにとっては、そこの位置が一番噛み易い
場合もあります。
そこで丸山歯科医院では、その位置のことを個性顆頭安定位と呼ん
でいます。
丸山歯科医院では、治療方法の一つとして、長い年月の間に、不正
な噛合わせ、不適切な咬合習癖、度重なる治療による誤差の集積な
どにより、噛みにくい、顎が痛くて噛めないなどの症状を訴える患
者さんに対し、仮歯を作成し、何度か噛合わせの調整を行い、経過
観察しながら、その患者さんの個性顆頭安定位に導いていく治療も
行っております。
口腔内で仮歯を調整、経
過観察しながら個性顆頭
安定位に導いていく
噛合わせに関する事で、ご不明な点があればお気軽にスタッフに
お声掛けください。
初診時
技工室で、
仮歯の作製
H27 .5.月31 医療法人すずかけの 丸山歯科医院
作成者
杉山
禎宣