院内新聞 H25 9月号

すずかけの木通信
平成25年9月号
失った歯を補うためにインプラント治療が普及していますが、インプラントを長く
維持していくためには加齢に伴い変化していく口腔内に合わせて、インプラント
も変化させていかなければなりません.
今回はインプラント治療の長期維持ためのポイントを紹介します!
長く維持していくためのポイント
•
インプラントは将来何事もなく機能し続けるとはかぎりません
そのためのインプラントメンテナンスは欠かさずに受けましょう
• 夜間就寝時のナイトガードの装着
インプラントに強い力が加わると、かぶせ物の破折やインプラント自体が破
折する可能性があり、インプラントを撤去しなければならないケースもありま
すので、装着をおすすめします
• 健康に留意しましょう
女性は50代以降 骨粗鬆症のリスクが上がります。インプラントも骨に囲
まれていますので丈夫な体がインプラントを長持ちさせます
インプラントが長く維持していくと起こる問題点
超高齢化社会の現在、インプラント治療をされている患者さんの高齢化が
考えられます。そこで当院では、患者さんの身体機能にあわせてインプラン
トの形態や在り方をその時々に応じて変化させていきます!
壮年期
高齢期
超高齢期
固定性の上部構造で高いQOLの維持
ご自分の歯と同じように何でも噛めるインプラントを目指します
インプラント
可撤性の上部構造改変可能なインプラントシステム
患者様ご自身で取り外しのできる被せ物で清掃も容易になります
要介護状態になることを想定した場合はインプラントを除去すること
や被せ物を外し歯茎の中にインプラントを埋める処置をします
インプラントを歯茎の中に埋めて
その上に取り外しの入歯を装着
医療法人社団 すずかけの木 丸山歯科医院
H25.9.1
医療法人社団 すずかけの木 丸山歯科医院 作成者 森 智美