院内新聞H26.9月号

すずかけの木通信
H26・9月号
アナフィラキシーショックという言葉知っていますか?
こんな表示
見ませんか??
本品の原材料には、下記のアレルギー物質が含まれています・・・
食品やお菓子などのパッケージの裏側に記載されています。ご存じだと思いますが、この商品には
アレルギーを起こす恐れのある物質が入っていますので、ご注意くださいということです。
例えば・・・そば、えびなどの魚介類、ピーナッツ、鶏卵が代表的です。
他にも食品ではありませんが、蜂の毒やラテックス(天然ゴム)、注射による
薬剤投与、まれに内服薬でも報告されています。
このような物質が体内に侵入した時、異物と認識し排除しようと 強い反応を
起こし、身体に異常が現れます。重症化するとショック症状を起こし、死亡する
こともあります。これがアナフィラキシーショックです。
10万人に1人
歯科麻酔でも起こるのです!!
・症状は皮膚・粘膜・呼吸器系・消化器系と様々ですが、重症化すると喉の浮腫により
呼吸が出来なくなってしまう怖いアレルギー症状です。
・麻酔など注射は体内に直接取り込まれるため、早く症状に出ると言われ、短時間で
呼吸困難に陥ることもあります。
今の現状では、予防策がありません。当院では緊急薬剤を常備し、緊急マニュアル
を作成し定期的に訓練・見直しを行い備えています。
万が一、アナフィラキシーショックが起こった場合は出来る限りの対応をさせて頂
きますが、十分ご理解をお願い致します。
医療法人社団 すずかけの木 丸山歯科医院 H26.08.29 作成者 曽根信子