自然を利用した発電コンペ

自然を利用した発電コンペ
手束 勇介
大塚 貴宏
1.目的
• 自然のエネルギーが今日注目されている。
中でも風を利用した風力発電について、その
発電量を条件(風速3m/s)にしたがい測定す
る。
• ちょっとしたことに使えるエコ発電機(ガーデ
ニングを照らす等)になれればと期待
2.作品の概要
・以下に風力発電機の全体図を示す。
図の緑色の部分は羽根
車、ピンク色の部分は
プーリ、青色の部分が
発電部になっている。
動作としては、
羽根車が風を受け
てまわり上軸と共に
大プーリをまわす。
続いて小プーリによ
り下軸がまわり発電
部を動かす。それぞ
れの細かい動作に
ついては後述する。
2-(1).軸の設計
• 以下に軸の設計図を示す。
2x2キー
3x3キー


上軸


下軸
2-(2).プーリの設計
・以下にプーリの設計図をしめす。
1・軸間距離は100(m
m)にとってある。
2・大プーリと小プーリ
は4:1になっているの
で4倍速機構である。
3・ベルト部分は1枚掛
け。またベルトにはゴム
を使う予定。
2-(3).羽根車の設計
・以下に羽根車の設計図を示す。
1/3地点
ロータープレート
にローターボスを
はめ込み固定。
L字の部品をボ
ルトで固定して
いる。
2-(3).羽根車の設計
• 羽根車は直径300mmとする。
• 羽にはNACA2412を採用する。
• ブレードの幅hは
1
h=5.6xR^2/(ixclxrxTSR^2)
と表される。またRは翼半径、iは羽
枚数、clは揚力係数ー右下図の性
能カーブより0.85、rは計算点の半
径、TSRは周速比ー右上図より3
枚プロペラ羽では4から7程度に
なる。今回は低回転なので4とす
る。
これらよりhが決まる。
Cf. h=0.02m(r=R)
2
2-(3).羽根車の設計
• 次にブレードねじれ角cは
cotc=1.5xrxTSR/R
•
と表される。これよりcが決まる。
Cf. c=9.5度(r=R)。
迎角は前ページの右下図より6度と
なる。またbは右上図より
b=c-a
となる。
3
2-(4).発電部の設計
・以下に発電部の図を示す
Φ50
ローター
磁石
鉄板に磁石を固定
している。
S極とN極が交互
になっている。
コイルを6ヶ所には
めこんでいる。

ステーター
3層交流電流がはっせいする
コイル
3.創造性について
• 4倍速機構なので、羽根車が回りだすと発電
部はスムーズに回る。
さらにコイルに鉄心がないので、コギングが
なくスムーズに回転する。
• コンパクトサイズなので、持ち運びが便利。
• 製作が容易。
4.スケジュール
・下記のように製作をすすめる
11月9日
11月16日
11月23日
軸作り
プーリ作り
ローター作り
(キーみぞ)
ステーター作り
ロータープレート作
り
11月30日
12月7日
12月14日
ブレード作り
外枠作り
組み立て
その他羽根部
土台作り
動作確認等
5.問題点等
• よりスムーズに羽根車を回すための工夫。
• 水平式で固定型なので、一般的には使いづ
らい。
• 高いところに置かないと風を十分に得られな
い。
この他にもより実用的にするために