土質改良時の固化材飛散対策

新潟国道事務所 技術研究発表会(平成26年度)
1 表題(課題)名 土質改良時の固化材飛散対策
2 工事(作業)名
阿賀野バイパス17工区改良その12工事
3 施工(作業)者名
株式会社 坂詰組
4 工 期
(写 真)
平成26年 3月25日 ∼ 平成27年 2月25日
( つぼかわ かずと )
5
担当技術者(立場)名
現場代理人
坪川 和人
6 担当出張所(課)名
水原維持出張所
7 課題区分名
⑤環境・リサイクル
8 工事(作業)概要
盛土24,300m3、掘削13,500m3、土質改良工10,700m3、補強盛土工1式、
カルバート工1式、舗装工1式、水原工区歩道拡幅工事1式
9 【施工(作業)における 課題・問題点 等】
当該工事において、土質改良工を施工するに当り施工場所の周辺が水田及び県道等に隣接
し一部については民家にも近い為、固化材添加時の周辺への飛散が考えられた。
固化材が飛散し、稲及び通行車両又は民家に付着して被害が出ない様、飛散防止対策を
検討した。
10 【実 施 内 容】
固化材の飛散防止の為に、土質改良機に固化材(大型土嚢)がほぼ中に納まるホッパを取
付可能な機種を選定した。
また、固化材土嚢の開封時にホッパ内で袋を切断できる様、ホッパ底にある切断用カッ
ターを使用した。
カッターにより
ホッパ内で袋を
切断
固化材ホッパ
固化材ホッパ
【実 施 内 容 等】
尚、更に固化材の飛散防止を少なくするため改良機に投入する際、固化材容器ごと
上からカバーで被って施工を行った。
カバーによる飛散防止対策
11 【実 施 結 果】
上記の対策をとったことによって固化材の外部への飛散をほぼ無い状態で施工が出来た。
今回の施工は夏季施工であった為、風による影響はすくなかったが、この方法であれば、
冬季の風が強い時期での施工でも固化材の飛散を防止しながらの施工が可能と考えられる。
今後、同工種施工時には活用していきたい。
②課題・問題点等∼実施結果の記載は、11ポイント(様式に設定済み)とする。
③様式は、表題(課題)名∼工事(業務)概要までは標準として変更せず、記載課題・問題点等∼実
施結果については、行間を変更しても良い。
④頁数は、写真・図面・図表、補足資料等を含め、最大4頁以内にまとめる。
⑤ファイル名は、「工事名(会社名) 表題名.pdf」とする。
<例> ○○改良工事(△△建設(株))○○を使用した情報化施工.Pdf」
⑥PDF形式で1報文3MB以内とし、電子データで提出する。