追補5 ※慶應義塾女子高校の入試問題より 関数 = 2 のグラフ上に3点A −1, 2 , B , 2 , C 4, 32 があります。直線AB、ACとy軸との交点をそれぞれD, Eとし、 2点B, Cから 軸へ引いた垂線をそれぞれBF, CGとします。 1 直線ABの傾きを を用いて表しなさい。 2 直線DFの傾きを求めなさい。 3 △ DEG: △ DFG=2:1のとき、直線DFの式を求めなさい。 追補5 解き方) 3 DF//EGに気が付くことがポイント。高さが同じなので 面積比=底面の辺の比になります。 1 ABの傾き = 2 −2 2 = − −1 +1 −1 =2 +1 −1 ・・・(答 2 ABの方程式は = 2 − 1 + ・・・① と表される ①はA −1, 2 を通るから = −1, = 2 を①に代入して計算すると = よって D 0, と表される。 0 − 2t F , 0 より、DFの傾き = = −2 ・・・(答 t−0 32 − 2 =6 4 − −1 ACの方程式は = + ・・・② と表される ②はA −1, 2 を通るから = −1, = 2を②に代入して計算すると = 8 よってACの方程式は = + 8 と表される。 0−8 従って、E(0, 8)、G(4, 0)となり、EGの傾き = = −2 4−0 2 の結果からDF//EGであることがわかる。 3 A −1, 2 , C 4, 32 より ACの傾き = 『 △ DEG: △ DFG=2:1になる』とは、EG: DF = 2: 1 すなわち『D, FがそれぞれOE, OGの中点になればよい』 1 D 0, 2 より = 8 × ∴ t = 2 よって D 0, 4 , F 2, 0 となる。 2 DFの方程式は = − + ・・・③と表されるので ③がD 0, 4 を通ることから、 = 4 以上から、求める直線DFの方程式は = − + 4 ・・・(答 (参考図) ※上の画像で、Dから 軸と平行な直線を引き、EGとの交点をD とします。 DF//D G より 四角形DFGD は平行四辺形になるので、 △ DFG =△ GD D ※面積が同じ ゆえに『 △ DEG: △ DFG = 2:1』とは、D がEGの中点になることであり、 中点連結定理により D, FはそれぞれOE, OGの中点になります。
© Copyright 2024 ExpyDoc