第18班 考察と提案

第18班 結果と考察
(株)山口商事
石川豊 西口剛史 中島洋岳
和久井孝義 渡辺友平 渡部哲史
戦略
• 発注してから手元に届くまでの時間を考え、急激な
発注量の変化をできるだけ避けるようにした。
• 受注残のコストが在庫管理のコストを上回るため、
受注残を出さないように余裕を持って発注した。
2
小売店注文数の推移
注文数の推移
18
16
14
12
注 10
文
数 8
6
4
2
0
1
4
7
10
13
16
19
22
25
28
31
34
37
40
43
46
49
週
3
二次卸注文数の推移
注文数の推移
25
20
注 15
文
数 10
5
0
1
4
7
10
13
16
19
22
25
28
31
34
37
40
43
46
49
週
4
一次卸注文数の推移
注文数の推移
180
160
140
120
注 100
文
数 80
60
40
20
0
1
4
7
10
13
16
19
22
25
28
31
34
37
40
43
46
49
週
5
工場注文数の推移
注文数の推移
120
100
80
注
文 60
数
40
20
0
1
4
7
10
13
16
19
22
25
28
31
34
37
40
43
46
49
週
6
小売店在庫量の推移
在庫量の推移
60
50
40
30
在
20
庫
量 10
0
-10
-20
-30
1
4
7 10 13 16 19 22 25 28 31 34 37 40 43 46 49
週
7
二次卸在庫量の推移
在庫量の推移
120
100
80
60
在
40
庫
20
量
0
-20
-40
-60
1
4
7 10 13 16 19 22 25 28 31 34 37 40 43 46 49
週
8
一次卸在庫量の推移
在庫量の推移
350
300
250
在 200
庫 150
量 100
50
0
-50
1
4
7 10 13 16 19 22 25 28 31 34 37 40 43 46 49
週
9
工場在庫量の推移
在庫量の推移
200
150
在 100
庫
量 50
0
-50
1
4
7 10 13 16 19 22 25 28 31 34 37 40 43 46 49
週
10
結果(1)
• 小売店: 在庫292 受注残258 総費用404
• 二次卸: 在庫896 受注残246 総費用694
• 一次卸: 在庫2186 受注残64 総費用1157
• 工場 : 在庫1010 受注残104 総費用609
すべての総費用 :2864
11
結果(2)
• 二次卸の発注量が小売店の発注量の影響を特に
受けた
• 工場の発注量が一次卸の発注量の影響を特に受
けた
• 二次卸と一次卸で、注文数のピークにずれあり
• 各コンポーネントは工場に届くまでのスパンを考え
発注量の振幅を抑えたが、小さな振幅が後のコン
ポーネントの発注過多を生み出した
12
結果(3)
• 小売店注文数の標準偏差 5.76
• 二次卸注文数の標準偏差 6.23
• 一次卸注文数の標準偏差 30.42
• 工場注文数の標準偏差 21.30
13
問題点
• 情報の共有化ができないのでひとつ前のコンポー
ネントの発注を基に発注量を決定してしまう
• 各コンポーネントが1つ前の注文情報だけを鵜呑み
にして発注したために発注量が大きくなった
• そのために工場が余分に生産したので在庫が増え、
小売店まで思うように在庫が回らなかった
• 在庫が切れるという不安感で発注過多
14
対策
• 小売店の販売実績と在庫情報を共有化する
• リードタイムを短くする
• 需要予測方法を統一化し、なるべく予測期間の幅を
大きくする定式を考える
• 正確な在庫量の把握(特に小売店、売れてもまだ倉
庫にある場合がある)
15