環境学

環境学
第4回目 (H24.5.7)
環境学HP
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/
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スチール缶リサイクル率の推移
スチール缶リサイクル率の推移
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
10年
11年
12年
13年
14年
15年
16年
17年
18年度
19年度
消費重量
(千トン)
再資源化重量
(千トン)
1,285
1,269
1,215
1,055
949
911
908
868
832
834
1,060
1,051
1,023
899
817
797
791
770
732
710
82.5
82.9
84.2
85.2
86.1
87.5
87.1
88.7
88.1
85.1
リサイクル率
(%)
品目別リサイクル率(平成19年度)
品目
スチール缶
アルミ缶
ガラスびん
ペットボトル
古紙
紙パック
リサイクル率
85.1
(平成19年度)
92.7
(平成19年度)
95.6
(平成19年)
66.3
(平成18年度)
61.4
(平成19年)
37.4
(平成18年度)
算出方法 (注意事項)
スチール缶再資源化重量/スチール缶消費重量
(スチール缶=飲料缶+食料缶+一般缶+18リットル缶の一部)
アルミ再生利用重量/アルミ缶消費重量
(アルミ缶=飲料缶)
カレット利用量/ガラスびん生産量
(カレット利用率)
分別収集量+事業系PETボトル回収量/指定PETボトル販売量
※今回より回収率の定義改訂
(古紙パルプ+古紙)消費量/製紙用繊維原料消費量
(古紙利用率、古紙再生促進センター(03-3537-6822))
再生紙メーカー国内受入量/紙パック原紙使用量
(産業損紙・古紙を含む、飲料用紙容器リサイクル協議会)
循環型社会に向けた取組み p.6
(2)ゴミ処理の有料化
H11年度で(家庭ごみ) 62%の市町村が実施
(事業系ごみ) 84%の市町村が実施
従量制・・・一定量を超えると有料となる定量制
定額制など 指定ゴミ袋を購入する方法
ステッカー方式
ゴミの減量化には一定の効果あり
やりすぎると不法投棄が増加
循環型社会に向けた取組み p.6
(3)デポジット制
一升瓶、ビール瓶など欧米の方が広く普及
(4)ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)
国連大学で提唱された
実際は・・・業者委託で対応(企業)
宿題2:調べる
(5)可燃ごみのRDF化
Refuse Derived Fuel
資源ゴミは全て再生!!
本日の宿題(その1)
(1)LCA(ライフサイクルアセスメント)
とは何か?
(2)RDF(Refuse Derived Fuel)
とは何か?
来週の講義の始めに、今日配布した
ものと同じ小レポート用紙に記入する。
資源ごみはすべて再生!!
逆工場(inverse manufacturing)
→使用を終えた製品を分解して、
その部品や素材を
再使用・再利用するためのもの
→北九州、川崎など全国15ヶ所
循環型社会を目指した環境学
環境学とは
「循環型社会を形成することによって
環境を保全しながら持続的に発展する
ための行動原理を示すもの」
循環型社会を目指した環境学
表1.1 循環型社会の環境学を構成する基本骨格
基本骨格
具体的な項目
環境政治 環境政策,環境法,都市・地域計画,リスクマ
ネジメント,環境影響評価,国際環境協調など
環境経済 天然資源・エネルギー,生産性,環境の経済
的価値,環境税,環境会計,環境ビジネスなど
環境技術 環境モニタリング,省資源・省エネルギー,環
境負荷の低減,環境修復,クリーンプロダク
ションなど
環境教育 資源教育,心の豊かさ,科学技術と環境,消
費者教育,環境倫理,環境情報の公開など
本日の宿題(その2)
(3)クリーンプロダクションとは何か?
レポート用紙(A4で1枚程度)に記述し、
次回講義時に提出して下さい。