環境学

環境学
第4回目 (H22.5.9)
環境学HP
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/
~imai/kankyougaku/kankyougaku
.html
経済システムの改革、我々の意識改革
ただし
○省エネ商品をどんどん買い換える方が良いのか。
○買ったものを(省エネでなくても)
修理しながら使い続けるのが良いのか?
⇒LCA(ライフサイクルアセスメント) p.48
「ゆりかごから墓場まで」
宿題:調べる
農作物でも、エネルギーでも
単一化はシステムとして大きなキケンをはらむ!!
多様化がシステム安定の大きな要因!!
エネルギーであれば石油依存が大きくなれば
石油価格の上昇によって大きな打撃を受ける
3R
Reduce , Reuse , Recycle
発生抑制
再利用 リサイクル
※(Refuse(断る)を入れる人も)
※4R or 5Rという人も
商売としてはほぼRecycleのみが事業化される
→ペットボトルのリサイクルの件
リサイクルを免罪符にするな!!
免罪符:カトリック教会が善行(献金など)を代償として信
徒に与えた一時的罪に対する罰の免除証書。中世末期、
教会の財源増収のために乱発された。
循環型社会に向けた取組み p.6
(1)容器包装リサイクル
H12年度 容積比で62%
重量比で24% を占める
○アルミ缶92.7%(コスト的に十分合うため)
○スチール缶85.1%(コスト的にほぼ合うため)
○PET(H19年度)で69.2%
↓
生産量が回収量を上回って増加しているため
スチール缶リサイクル率の推移
スチール缶リサイクル率の推移
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
平成
10年
11年
12年
13年
14年
15年
16年
17年
18年度
19年度
消費重量
(千トン)
再資源化重量
(千トン)
1,285
1,269
1,215
1,055
949
911
908
868
832
834
1,060
1,051
1,023
899
817
797
791
770
732
710
82.5
82.9
84.2
85.2
86.1
87.5
87.1
88.7
88.1
85.1
リサイクル率
(%)
品目別リサイクル率(平成19年度)
品目
スチール缶
アルミ缶
ガラスびん
ペットボトル
古紙
紙パック
リサイクル率
85.1
(平成19年度)
92.7
(平成19年度)
95.6
(平成19年)
66.3
(平成18年度)
61.4
(平成19年)
37.4
(平成18年度)
算出方法 (注意事項)
スチール缶再資源化重量/スチール缶消費重量
(スチール缶=飲料缶+食料缶+一般缶+18リットル缶の一部)
アルミ再生利用重量/アルミ缶消費重量
(アルミ缶=飲料缶)
カレット利用量/ガラスびん生産量
(カレット利用率)
分別収集量+事業系PETボトル回収量/指定PETボトル販売量
※今回より回収率の定義改訂
(古紙パルプ+古紙)消費量/製紙用繊維原料消費量
(古紙利用率、古紙再生促進センター(03-3537-6822))
再生紙メーカー国内受入量/紙パック原紙使用量
(産業損紙・古紙を含む、飲料用紙容器リサイクル協議会)
循環型社会に向けた取組み p.6
(2)ゴミ処理の有料化
H11年度で(家庭ごみ) 62%の市町村が実施
(事業系ごみ) 84%の市町村が実施
従量制・・・一定量を超えると有料となる定量制
定額制など 指定ゴミ袋を購入する方法
ステッカー方式
ゴミの減量化には一定の効果あり
やりすぎると不法投棄が増加
循環型社会に向けた取組み p.6
(3)デポジット制
一升瓶、ビール瓶など欧米の方が広く普及
(4)ゼロエミッション(廃棄物ゼロ)
国連大学で提唱された
実際は・・・業者委託で対応(企業)
宿題2:調べる
(5)可燃ごみはRDF化
Refuse Derived Fuel
資源ゴミは全て再生!!
宿題
(1)LCA(ライフサイクルアセスメント)
とは何か?
(2)RDF(Refuse Derived Fuel)
とは何か?
来週の講義の始めに、今日配布した
ものと同じ小レポート用紙に記入する。