PowerPoint プレゼンテーション

授業を設計する
情報科教育法 後期2回
2004/10/16
太田 剛
1. 授業を設計する
「生きる力」を求めて
具体的なアウトプット
1. 年間計画
2. 単元計画、設計
3. 授業計画・設計 レッスンプラン
4. 教材、学習環境整備
テキスト、スライド
実習環境、テスト問題
実習の手順書、アンケート
参考サイト
・愛知県総合教育センター
http://www.apec.aichi-c.ed.jp/project/joho/index.htm
・教育用画像素材集(IPA)
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/
・新教科「情報」授業アイデア集
http://www.johoka.net/
・教科「情報の実践報告」
http://www.geocities.jp/okugake//
・教育情報ナショナルセンター
http://www.nicer.go.jp/
授業設計の基本
・事前分析
生徒に何を教えるか = 学習目標の分析、設定
生徒の既存知識、技術は何は、どのような学習
形態が合うか = 学習者の分析
どのような学習環境が利用できるか
= 利用可能な学習環境の分析
教える内容、教材はどのようなものか
= 教材の構造の分析
授業設計の要因・構成要素
授業に対するニーズ
学習者の初期状態
授業内容
学習活動
教授メディア
学習者の習得状況
学習結果の評価
利用可能リソース
授業目標
指導方法(教授法)
学習形態
授業時間の配分
教師の能力
対処、障害
年間計画
・学校の方針との整合性
・ベースは学習指導要領
・生徒の既存能力の十分に考慮
各単元の設定
学習目標、概要、時数、評価方法
単元計画、設計
・目標、学習内容、実習方法
・評価内容、評価方法
授業計画・設計 レッスンプラン
ねらい、詳細な学習目標
レッスンプラン(時間配分)
生徒の活動、教師の活動
実習環境、実習の手順書
使用教材
(評価)
2. 設計のヒント
ここの内容は脈絡ありません
教師の役割の変化
教授 -> 学習
教師 教授者 -> 学習の支援者
生徒・学生 自主的な学習者
学習のリソース
教師の頭の中 -> 学習者の周辺
4 main theory of learning and human
行動主義
(Skinner)
Form the Behavior
(Human is the machine)
プログラム学習
認知主義
(Piaget)
Acquire the Knowledge
(Human has inherited
capability of learning)
Construct the Knowledge
(Knowledge in life ->
Knowledge of science )
Leaning in the Community
(human learns among
people)
(仮説検証学習)
構成主義
(Bruner)
状況論
(Lave)
問題解決学習.
協同作業
Copyright 2002 GO OTA
ガニェの教授の9事象
1.学習者の注意を喚起する
2.授業の目的を知らせる
3.前提条件を思い出させる
4.新しい事項を提示する
5.学習の指針を与える
6.練習の機会をつくる
7.フィードバックを与える
8.学習の成果を評価する
9.保持と転移を高める
教育目標の内容
知識
思考力
技能
情意
基礎的知識の定着
概念、原理、法則性の理解
学び方、調べ方の習得
応用力、推理力の育成
観察力の育成
測定、操作、製作等の技術の習得
コミュニケーション技能の習熟
集中力、持続力、協調性の育成
学習意欲、探索意欲の向上
(水越)
教育課題の種類
言語課題
名前、公式、事実、文章を覚える
知的課題
ある約束ごとを未知の例に応用する。
概念、ルール
運動課題
筋肉をつかって体の一部を動かす。
コントロールする。
態度
個人的な選択の機会があったときに
あることがらを選ぼう、避けようとする
気持ち
(ガ
ニェ)
教育課題の種類と構造
言語課題
関連性で考える。かたまり、ネット
ワーク
知的課題
上位・下位関係
ピラミッド型
運動課題
順番で考える。 手順、ステップ型
態度
必要な言語課題、知的課題を複合的
に扱う。
(ガ
ニェ)
学習アクティビィティ
講義
デジタル自習教材
情報検索
チーム設計
ケーススタディ
ビデオ
バーチャル実験
ディベート
実地アクティビィティ
ロールプレイング
プレゼンテーション
反復練習
指導付リサーチ、分析
ブレーンストーミング
ロールプレイング
実験
グループ批評
学習ゲーム
ケーススタディ
製作・制作
学習のアクション
示す
指導する
要約する
探す
読む
見る
演じる
話す
操作する
手本を見せる
フィードバック
比較する
質問する
書く
聞く
評価する
討論する
学習メディア
黒板
OHP
ビデオ
コンピュータ
Webページ
BBS
メーリングリスト
ホワイトボード
シミュレーション
ゲーム
提示教材
書籍、プリント
オーディオ
E-mail
テレビ会議
チャット
静止画・動画
アニメーション
OS/アプリケーション
Teaching Science with ICT
Learning Teaching
Mode
Purpose
Software type
Software instrument
Receiver Obtain
Knowledge
Information storage
DB, Materials
Visual aid
DB, Materials
Simulation
Simulation SW,SS
Modeling
Modeling SW,SS
Calculating
SS, Data-logging
Graphing
SS, Data-logging
Measuring
Data-logging
Publishing
Publishing SW, WP,
Reviser
Creator
Practice and
revision
Exploring ideas
Receiver Collating and
recording
Explorer Presenting and
reporting
Presentation SW
Application to science education
naive theory
(Knowledge
in life)
Science
Knowledge
(Knowledge
of scientist)
Science
Knowledge
of Student
Science
Knowledge
in school
Science
Knowledge
of Teacher
Science
Curriculum
新しい学力観と教育方法の改善課題
教育の個性化、情報化・国際化
新しい学力観
・関心・意欲・態度
・思考力・判断力・表現力
・自己学習力
・主体性
・情報能力
・メディア・リテラシー
・企画力、立案力
21世紀に生きる子供像
・社会の変化に対応する
・自ら変化を生み出すこと
によって自己表現する
・自己表現と合意形成を
通じて多様な共同制作
・価値観と文化の多様性
を認め協調を推進する
3. 昨年度のレビュー
レビュー
・生徒の前提条件
ブラウザー、Word,Excelの基本操作は知ってい
るという前提でいいかもしれない。
・学習目標に対して
より具体的な学習目標の設定(行動目標)
学習目標と個々の時限の授業の対応を考える
・ 講義はテーマにそった内容で、その中で学習目標
を達成する内容にする。
・ 時間配分に関して
プロジェクト学習をメインにする。時間は少ない。
レビュー
・個々の時限の内容
より具体的な言葉で、生徒の実習が中心の場合
はその目標を明確にする。
・ フォロー・対処
わかないグループのチェックをどうするか。
設計の仕方のヒント
・自分で課題をやってみる
この課題自体を自分でやってみないとわかないかも
しれない。
・必要な知識や知恵と教育目標との対応。
この課題を実施する上で必要な知識と知恵を学習指
導要領と対応づけてみる。
・壁にぶつかった時の指導
生徒が実施する上で、壁にぶつかった場合の指導を
どうかるか考える。(見守りながら、ほっとくも一つ
の手。)
プロジェクトの進め方のヒント
・とにかくネタを集める。
目的は、新規の授業計画を作ることではなく、良い授
業計画を作ることである。
・話し合い、ブレーンストーミングタイプの作業は情報
収集フェイズぐらしかできない。
・他のフェイズは、担当がドラフトを作り、他のメンバー
がレビューの方式を。案の無い話し合いはしない。
・分担は個人の能力、および個人スケジュールの都合
を考慮すること。
・メーリングリストを活用すること。
授業を計画する能力の評価項目
(1) 個々の授業の目標を具体的に明確化する力
(2) 単元の目標を構造化し、個々の授業の目標を
その中に位置づける力
(3) 目標の設定において学習者の実態を配慮する
力
(4) 目標と内容の関連をとらえる力
(5) 教科内容に適した教材を開発する力
(6) 教科の専門的な知識の豊かさ
(7) 主体的・個性的に教材解釈・分析する力
(8) 時間配分を適切に計画する力
(9) 教材・資料の活用順序を計画する力
授業を計画する能力の評価項目 (続き)
(9) 発問、説明、支持、助言などの教師の働きか
けを計画する力
(10)授業の山場を設定する力
(11)学習者の応答・予想を予測する力
(12)学習形態を多様に組織する力
(13)学習行為を多様に組織する力
(14)教授メディアを選択し、配置する力
(15)学習規律の指導を考慮する力