論文紹介 “An Authoring Tool for Intelligent Educational Game” 人工知能を用いたゲームを 作成するための支援ツール 徐研究室 M2 森本茂樹 論文の紹介 International Conference on Virtual Storytelling(ICVS)2001 (9月開催) 著者 Massimo Zancanaro, Alessandro Cappelletti, Claudio Signorini,Carlo Strapparava ITC-irstの研究成果 The RENAISSANCE Projectの一環 ITC-irst 1976年に設立 トレント州立の科学技術研究センター 国際的に有力な研究センター 研究内容 自動推論システム(SRA) 対話感覚システム(SSI) 認識とコミュニケーションテクノロジー(TCC) 表面と物理化学およびインターフェース(FCS) マイクロセンサおよびその関連技術の開発(MIS) TCC 人対人,人対コンピュータの対話研究 エンドユーザのための,柔軟な情報表現 テキストの自動解析,および情報抽出 研究の背景 “AIを設計する手法” しかし 一般向けな手法ではない そこで 容易に使用可能なものを作ろう! ルネサンス時代を再現した3Dオンラインゲームを作ろう The RENAISSANCE Project 舞台 14世紀前半のイギリス中部(Urbino) ルネサンス時代のその中心地 プレイヤーはCourtierとして社会的地位と,公 爵の好意を得るために競い合う Courtier=廷臣(長に仕えて官に任ぜられている) The RENAISSANCE Project 目的 ゲームを通して歴史上の環境,特色 Courtierとしての生活環境,役割 を,知ってもらう 対象 ゲームとして⇒一般ユーザ 教材として ⇒図書館,学校 学術的にも高水準なものを The RENAISSANCE Project シナリオの元 “The Book of the Courtier” 当時で最も信頼のおける話 The RENAISSANCE Project 2000年1月1日~2001年6月30日 The European Communityからの資金提供 “科学的・文化的遺産へのアクセス” どのように知能を設計するか アプローチ 知能 構造 ルール ルールで使用する用語を 階層構造を用いて作成する 対話型ツールの作成 対話型 階層構造を視覚的に表す The Knowledge Base Editor (KBE) 知識設計のためのエディタ The Knowledge Base Shell (KBS) 設計された(人工)知能をチェックするため The Knowledge Base Editor 左:オブジェクト等 右:左で選んだもの の定義 スロットを定義,編集 子は親のスロットを 継承する 親を削除した場合子 は自動的に削除 広範囲の削除の 場合警告 The Knowledge Base Editor 右:ルール一覧 左:ルール編集, 定義 ルール定義で 使用する概念 はあらかじめ 定義 あらかじめ定 義されたもの が削除された 場合ルールも 自動削除 The Knowledge Base Shell 出来上がった ルール(知能)を チェックするもの 論文の結び 教育的なゲームのためのAIを作成する環 境を導入した初めての試み 私たちはこれ以上のものを作り, 開発を支援していきます おわりに プロジェクトは終了している 有効といえる 今後の展望 KBEとKBSの統合に有意性があるのでは? テキスト解析の視点からの開発支援
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