人工知能 Eメール監査 近年グローバルで活躍している日本企業が、米国、欧州において自動車部品等の価格カルテルに関わった として、多額の課徴金を課されたり、最悪の事態では社員が収監されるような事件が頻発しています。これ らは日本の独占禁止法にあたる、米国の反トラスト法(取引制限などを禁止、制限する法律)に違反したと されるもので、日本の製造業の海外展開における大きな障壁となっています。それと同時に、グローバル展 開で日本企業発展の生命線とも言える最先端技術が、海外企業に漏洩する事件が発生し、日本企業の信頼 性、利益率を大きく押し下げています。そういった背景の中、UBICはカルテル、情報漏洩の温床となってい るEメールにおいて、従来のようなキーワードによるフィルターだけではなく、人工知能が監査手法を自動で 学習し、Knowledge(知識、知見)により、監査をサポートするプロダクトを開発いたしました。 サービスの特徴 人工知能応用技術による フィルタリング 自動学習 行動情報科学 U B I C は 長 年 に 亘る豊 富 な 国 際 訴 訟 支 援 の 通常、監査における抽出設定は一回で100 本サービスでは、文章を言語の品詞レベルま 実績と、そこで培った膨大なデータの解析・ 研究の成果から、監査官の調査手法を学習し 、自 動 で 関 連メー ル を 抽 出 することが 可 能 な「人工知能応用技術」の開発に成功しまし た。従来のサービスであれば、キーワード検 索をベースとした技術によるメール抽出しか できず、大量のキーワードを設定することによ る過多なメール抽出や、キーワードにヒットし ないメールは抽出できない等の弊害がありま したが、UBICのサービスでは、監査官が望む メールを高精度に自動で抽出します。 %の設定ができるわけではありません。そ こで監査をしたメール内容において出現 した 新たなキーワードの設定や、過度にメ ールを抽出してしまうキーワードを削除す るなど、日々のメンテナンスが非常に重要と なります。UBICの自動学習機能は、監査を行 ったメールへチェックを行えば、プログラム が自動的に関連データとして取り込み、抽 出精度を向上させる事が可能になります。 で分解し、対象者間でどのような言葉を、 どのよ うな組み合わせで使用しているかを分析する 機能を搭載しています。従来であれば、送受信 日時、送受信者名、題名等での検索のような分 析しかできませんでしたが、 「行動内容を把握し 、重要なものを可視化する」 という高次元のメ ール内容解析が可能になりました。さらに個人 単位だけでなく、組織単位も含めた2層の相関 性分析機能により、組織間交流関係内でのキ ーパーソンの特定、隠された個人、企業間で の交流を分析することが可能です。 UBICサービスのBenefit ◎ 既存Eメール監査サービス メール取込 Keyword Base Solution キーワード 手動設定 キーワード による抽出 設定に専門知識が必要 目視監査 膨大なメールの 監査が必要 キーワード手動再設定 日々のメンテナンスにより多大な工数が発生 ◎ UBIC Eメール自動監査サービス Knowledge Base Solution 101011010 101011011 001010010 00001110 メール取込 サンプル UBICリスクコンサルタントが サポート 人工知能が 自動抽出 101011010 101011011 001010010 00001110 目視監査 Knowledge Baseで 厳選したメールのみを監査 自動学習 監査済みファイルをもとに自動学習することで大幅な工数削減を実現 ※下記名称は株式会社UBICの登録商標です。 Lit i View / EMAIL AUDITOR 株式会社UBICは、国際的カルテル調査や連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)に関連する調 査、知財訴訟、PL訴訟などで要求される電子データの証拠保全及び調査・分析を行うe ディスカバリ事業 (電子証拠開示支援事業) のほか、 電子データ中心の調査を行うコンピュータ フォレンジック調査サービスを提供する、 リーガルテクノロジー総合企業です。 株式会社 UBIC 〒108-0075 東京都港区港南 2-12-23 明産高浜ビル 7F TEL:(03)5463-7577 FAX:(03)5463-7578 2014.11
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