麹菌の利用と発展 修了博士二班 陳新愛 一、麹菌の紹介 糸状菌(カビ)に属し麹をつく るための微生物です。麹とは蒸 米や蒸麦に麹菌を接種して繁殖 させたものですが、麹菌は生き るために菌糸の先端からデンプ ンやタンパク質分解酵素など 様々な酵素を生産し蒸米や蒸麦 のデンプンやタンパク質を分解 し、生成するグルコースやアミノ 酸を栄養源として増殖します。 二、麹菌に関する研究 2.1 関する研究 2.1.1 遺伝子 麹菌のゲノムサイズは約3800万塩基対からなり、他の カビとの比較により、麹菌ゲノムの特徴が明らかになっ た; 麹菌の安全性を生かした新たな産業 2.2.2 代謝産物 200種類の酵素 2.2 麹菌の応用 2.2.1 伝統発酵産業: 清酒、味噌、醤油の醸造 2.2.2 現代の応用 : 麹菌によるタンパク質生産 三、麹菌の将来の可能応用 麹 菌の 多 量 な 酵 素を生産し、細胞の 外に分泌するという 性質に、現在の遺伝 子組換え技術を組み 合わせることにより、 医薬品製造の効率を 画期的に引き上げる ことが可能ではない かと、期待されてい ます。
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