平成26年度教員派遣研修実施報告書 学校番号 47 記載者職氏名 学校名 教諭 研修講座名・訪問校名・研修先住所等 河合塾 教員研修プログラム 入試対策「生物」①(生命現象と物質 ・遺伝子・発生) 河合塾新宿校 東京都新宿区西新宿7-12-1 講師・担当者名 向井 湯沢高等学校 佐 藤 修 耕 研修日時 7月21日 10:50~16:40 計1日間、5時間50分 研修者氏名(教科名・校務分掌) 亮(生物) 佐藤 修耕(理科・進路指導部、特別活動 部、2年担任、理数科主任) 計1名 計1名 研 修 の ね ら い 大学入試センター試験「生物」、二次試験「生物」に対応するための指導法を研 修する。得られた知識を現2・3年生の指導に取り入れ、秋からの模擬試験や本番 のセンター試験に対応するよう計画的に指導していきたい。 研 修 内 容 ・ 状 況 等 新課程への移行に伴って、「生物」の教科書には従来なかった多くの高度な内容 が盛り込まれ、生徒への指導に多大な時間が必要になっている。 なかでも特に大きな変更がみられた「生命現象と物質・遺伝子・発生」について、 大学入試対策として必要な内容を確認するとともに、生徒を合格に導くための効果 的な指導方法を学ぶ。 10:50 ~ 12:20 生命現象と物質 13:20 ~ 14:50 遺伝子 15:10 ~ 16:40 発生 16:40 ~ 質疑応答 成 果 と 課 題 会場は全国から生物教員が研修に来ており、ほぼ満席で熱気にあふれていた。指 導に不安を感じている教員の多さを実感できたプログラムであった。 講座は「生物」の学習指導要領の内容の確認から始まった。次に各分野毎に旧課 程と新課程の対応を確認し、各会社の教科書の内容を確認した。最後に二次試験等 の過去問を用いて具体的な事例について検討した。 旧課程から現行の「生物」に変わり、内容が大きく変化した。中でもタンパク質 や発生分野において様々な遺伝子が出るなど大きな変化である。講座では様々な大 学の二次試験問題を例に挙げて、予想される出題パターンや全統模試・二次試験の 再現答案からの誤答例を紹介した。新しく教科書に出てきたところについては、知 識問題として出題される可能性が高いため、しっかりと定着させてほしいとのこと であった。既出の内容も新課程の知識がミックスすると途端に難問になるというこ とを講師が特に強調していたのが印象に残っている。 この研修で得た成果を2、3年生の指導にしっかりと反映させたいと思う。
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