PowerPoint プレゼンテーション

●なにもしない・・・総入れ歯になる可能性
が高い
(歯周病菌の数)
●治療後そのまま・・・部分入れ歯になること
が多い※年齢とともに抵抗勅が落ちるの
で菌の繁殖が若い時よりも早い
お口の環境リセット
●定期検診を継続・・・自分の歯で何でも
食べることができる
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(年齢)
40~50年かけて形成された悪い口腔内菌叢を一度生まれてきた時と同じよう
な状態にリセットするということが必要です。(まれに10代~20代でお口の菌
の状態が悪くなる人もいます。そのような場合は早期の治療が必要です)
すべての菌が完全にゼロになるという可能性は低いですが、これからの人生に
おいて一度口腔内をきれいにすることで、よりよい人生を送ることが可能です。
※位相差顕微鏡で、口腔内がとてもきれいな患者様の菌の数は、ほぼゼロという
方もいらっしゃいます。
一度菌が消えても、定期検診時に位相差顕微鏡で確認すると出てきていること
があります。その原因としては、
1、外部から再感染した可能性がある。
2、お口の中の菌はいったんいなくなったが、体の他の部位に潜んでいること
があり、それが再びお口の中にあらわれることがある。
(血管の内壁・根の先の病気の部分など)
※生田歯科医院のリアルタイムPCR検査では、いったん菌が消え、その後の定期検診で
トレポネーマが再検出された患者様は61%、再検出されなかった患者様は39%
再検出までの期間は数か月から数年後と個々人でばらつきがあります。
次のような患者様は菌が消えにくい傾向があります。
①血液疾患(貧血・再生不良性貧血)
②重度糖尿病(血管内壁に感染していることがある)
③根の先に病巣がある(病巣の中まで白血球が届かない)
④かぶせモノがたくさんある(歯とかぶせモノの間に隙間があるので底部分に隠れやすい)
⑤じん肺
⑥栄養失調(血液や免疫力が低い)
⑦ヘビースモーカー(お口の毛細血管が狭くなり、赤血球が来ないので歯茎は酸欠状態、
また体を守る白血球も非常に少ない)