サービスエリアに注目 東洋大学 経営学部 塚田ゼミナール 赤尾 政樹 戸田 貴之 2015/10/1 1 目次 はじめに 第1章 サービスエリアの歴史 第2章 具体例 第3章 提案 2015/10/1 2 はじめに なぜサービスエリアに注目したのか →2006年に民営化され、各企業が自由に出店 できるようになった →今まで競争がなかった分野なだけに、独自の 戦略で、差別化が図れるのではないか 2015/10/1 3 はじめに 高速道路を無料化しようという声・・・ 実現するにはどこかで補わなければならない 2015/10/1 4 定義 サービスエリアとは、食事・休憩・自動車整備や給 油のための施設のことを指す。 2015/10/1 5 1章 サービスエリアの歴史 昭和31年日本道路公団により高速道路の整備が進む 昭和33年小牧~西宮間の191kmの名神高速道路が着工 昭和44年全線が開通 昭和41年、全国各地からおおむね2時間でアクセスができる ように、約7,600kmの高速道路計画が策定される 一方、首都圏の高速道路整備も昭和39年の東京オリンピック を目標に着々と進行し、首都高1~4号線の31.8kmが開通 2015/10/1 6 1章 サービスエリアの歴史 日本で初めてできたサービスエリアは大津サービス エリア(名神高速道路) 民営化以前はどこも同じようなつくりをしていた 現在東日本高速道路では295箇所のSA・PAがある 2015/10/1 7 ガソリンの高騰 利用者の減少 出展 Business Mediaホームページより 2015/10/1 8 出展 Business Mediaホームページより 民主党が無料化についてマニフェストで掲げた 各方面から反発・・・ 財源のめどがなく無責任 維持費を税金からまかなうことになり 高速道路を利用しない人にまで負担がかかる 2015/10/1 9 第2章 現状の具体例 コンビニ・カフェの増加 中日本高速道路は、店舗数を2010年度までに3倍に 増やす計画 SA・PAのコンビニは年30店ペースで増え続けており、 東日本・中日本・西日本高速道路各社 は年60店ペース 免許保有者が増えている女性や高齢者へのサービス にしたいと考えている を拡充することで、利用需要を掘り起こしたい 2015/10/1 10 第3章 提案 コンビニなどは都心部などでは飽和状態に近く土地 がなく、出店する場所が少ない →そこでサービスエリアに目をつけた しかし! 各地から人が集まるサービスエリアは地域をアピールする 良い場所 2015/10/1 11 第3章 提案 地域をアピールする場として・・・ 道の駅の形式を取り入れる これによって 各地域の特色を活かしたSAが作れる 地域をアピールする良い場 自分たちがアピールしたいものを直接伝えられる 2015/10/1 12 道の駅の現状 「どまんなかたぬま」(栃木県佐野市吉水町) ⇒2006年度の総売上高が、「夢の目標」としてい た10億円を開業6年目で初めて突破 消費者の「食への安全」が 追い風に! 山梨県内の「とよとみ」 ⇒2007年度の売り上げ総額が41億7900万円 2015/10/1 13 コンビニの場合 メリット いろんなものがあって便利 飽和的な地上より店舗数拡大が見込める デメリット 差別化を図ることが難しい 利用者から「どこに寄っても同じ」と考えられ てしまう 2015/10/1 14 我々が提案するSA メリット デメリット メリット 各地域の特色を活かしたSAが作れる 地域をアピールする良い場 自分たちがアピールしたいものを直接伝えられる デメリット 利便性を求める利用者にとっては利用しづらい 2015/10/1 15 第3章 提案 東北自動車道 1.佐野サービスエリア →サービスエリア内に宿泊施設を建設。 長距離を移動する高速道路利用所の宿泊需要を見込む 宿泊料金は平日5250円である。 2.上河内サービスエリア →栃木県内の食品メーカー6社の共同店舗「O・CHA・U・KE・YA」(おちゃう けや)の出店。 クッキーやゼリーの洋菓子からようかん、手焼きせんべいなどの販売する。 ドッグランの併設 → サービスエリアにドッグラン併設し、愛犬を連れて旅行に来たお客にも安 心して犬が遊べる環境を整備した。 2015/10/1 16 第3章 提案 地域とサービスエリアを提携し、それぞれの地域 でアピールしたいものを売り出す その土地の名産品などをその場で(採れたて、 つくりたて)で食べられるようにする 2015/10/1 17 第3章 提案 建物が有名な地域は外観をそのつくりにしても 良い 陶芸や彫刻が有名な地域は陶芸教室を開い ても良い 2015/10/1 18 第3章 提案 いままでは・・・ その地域に行っても、その土地の名物を堪能するた 各サービスエリアで集客するための めにどこに行けばよいかわからないケースもあった。 競争が生まれる! サービスエリアを道の駅のようにすることによって・・・ 各地域で売り出したい名物を気軽に、簡単に体験で きるようになる 2015/10/1 19 第3章 提案 高速道路利用者 の 増加 サービスエリアで競争が生まれることによって・・・ それぞれが差別化を図ろうとするため、個性のある さまざまなサービスエリアがうまれる。 リピーター の 増加 2015/10/1 サービスエリア利用者 の 増加 20 2015/10/1 21 参考文献 日本経済新聞 2008/4/3 2008/6/11 2008/8/8 朝日新聞 2008/10/7 高速道路何が問題か 宮川公男、岩波書店、2004/4 国土交通省 http://www.mlit.go.jp/ 2008/9/10 9/29 NEXCO東日本 http://www.e-nexco.co.jp/ 2008/9/10 10/1 カーライフマガジン http://www.timesclub.jp/magazine/science_society/053.html 2008/9/5 東奥日報 http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/scramble/scramble2007/20070501 .html 2008/9/4 白川郷協会 http://www.shirakawa-go.gr.jp/ 2008/9/25 PASAR幕張 http://pasar.driveplaza.com/ 2008/9/4 日経ビジネス http://business.nikkeibp.co.jp 2008/10/4 Business Media 誠 http://bizmakoto.jp 2008/10/4 道の駅HP http://www.michi-no-eki.net/Riyosha/R-001.php 2008/9/27 2015/10/1 22
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