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組織的な学校事務の
推進会議報告
四万十市学校事務支援室
事務長
作成 利岡小学校
平成26年2月7日
25高教福第1253号にて
高知県教育長から、
各市町村(学校組合)教育長あてに
組織的な学校事務の
推進会議報告書
が送付されました
組織的な学校事務の推進会議報告書
• 学校経営における学校事務機能の強化と事務処理
体制の確立を図り、今後の共同実施組織のあり方や、
その責任者となる事務職員の職責等の整理を行う為
に協議を行い、報告書がとりまとめられた。
学校経営における学校事務機能の強化
事務処理体制の確立
共同実施のあり方
事務職員の職責等の整理
【はじめに】
学校経営における
総務、財務、情報管理、渉外といった
事務部門から教育活動を支える
・子どもたちが安心して学習できる環境づく
り
・学校が組織として機能する学校事務処理
システムを構築
組織的な学校事務の推進が重要
【第1章 学校事務の現状と課題】
「学校事務職員の専門性」
・求められている教育活動の幅の広がり
・学校事務の内容が多様化
・地域と一体となった教育活動
・教職員とともに目的意識を共有
・事務部門が教育活動に果たす役割
学校経営に必要な教育行政職員と
して専門性が求められている。
【第1章 学校事務の現状と課題】
共同実施の状況
・それぞれの地域の実情に応じた取組が
行われている
・地域全体の学校事務の企画、調整を
行い共同実施組織や未配置校への
支援、研修、OJT等、組織的な取組
が行われている
・各市町村教育委員会が協定を結び、市
町
村を越えた連携も行われている
【第1章 学校事務の現状と課題】
総括主任の配置
・総括主任は、市町村教育委員会の示す
方針のもと近隣複数校への指導、助言、支
援の役割を果たし、実質的な共同実施組
織のリーダーとなっている。
【第1章 学校事務の現状と課題】
学校事務職員の年齢別職員数
・50歳以上の者が120名であり、大量退職
時代が迫っている。(平成25年度人数)
・今後、新規採用者の増加も見込まれる。
【第2章 共同実施組織の確立】
学校経営
教育部門
密接に関わり
連動
事務部門
よりよい教育活動
【第2章 共同実施組織の確立】
今後の共同実施の望ましい形態
共同実施が
継続して、安定的に行われるために
は
↓
・一貫した取組が必要
・責任の所在が明確となる支援室の
設置が望まれる
【第2章 共同実施組織の確立】
しかし、高知県の現状を考える
・すべての市町村に支援室の設置が
と・・・
可能ではない。
・少なくとも地域の学校をグループ化し、
相互に支援できる体制を整える事が必要。
・学校が2校しかない町村もあるため、市町村
の枠を超えた取組を市町村教育委員会が
連携し行う必要がある。
【第3章 共同実施組織のリーダーとなる
事務職員の職務と責任の整理】
継続して、安定的に行われるために
は
↓
・事務処理や研修等、学校事務に関
する企画・調整を一元的に行うこと
ができる組織体制が必要
・適正な組織運営のため、一定の職
務
【第3章 共同実施組織のリーダーとなる
事務職員の職務と責任の整理】
事務長(仮称)の配置
共同実施組織の機能をより強化するために
↓
・事務処理上の決裁権や組織職員への指
揮・監督権を有したリーダーとなる職員の
配置が必要。
・県立学校の事務長と同等程度の権限を有
した職の設置が望まれる。
【第3章 共同実施組織のリーダーとなる
事務職員の職務と責任の整理】
実施体制が現に組織化している
支援室に事務長を配置すること
がのぞましい。
限られた地域となるが、配置の
第一段階としてスタートすべき
と考える。
【第4章 指導育成体制の確立】
今後10年間の大量退職
・大量退職と、それに伴う新規採用者の増加
・県教委(高知県教育センター)と地教委が
それぞれの役割を果たし、人材育成を行う
体制の構築が急務である。
【第4章 指導育成体制の確立】
学校事務職員の資質・職業能力の向上
任命権者
市町村教育委員会
共同実施組織
事務職員研究会
それぞれ役割を果たせるよう
研修の充実により一層取り組
んでいく必要がある
【第4章 指導育成体制の確立】
支援の充実
・学校事務職員の職業能力の育成や課題
解決を目的とした研修をはじめ、支援をよ
り一層充実させる必要がある
・事務長・総括主任に対し、より高度な専門
性や指導力の向上を図るための研修の
実
施やサポート体制の充実が必要となる
・地教委は、共同実施組織の取組と研修の
実施をサポートしていく必要がある
【組織的な学校事務の推進会議後】
①組織的な学校事務の推進会議報告書を市町村
教委へ通知
②市町村立学校への「事務長職」の設置について通
知
③4月1日付けで事務長2名発令される
・課長補佐級(地方公務員法第52条第3項ただし
書きに規定する管理職員等)
・通勤、住居手当専決
(R33は5月から四万十市は7月からを予定)
・支援室の事務分担、勤務時間、休暇、出張など
・人事評価(一次評価者)
・市教委主催校長会への参加など・・・・・