湯沢高校の皆さん

行動科学
2008
2008/9/30
新潟国際情報大学
小宮山智志
この資料は、以下のURLで閲覧できます。
http://www.nuis.ac.jp/~komiyama/bs2008_1.ppt
楽しいときってどんなとき?
• 皆さんの楽しくって、時間が早く過ぎていくと
感じるときはどんなときか、思い浮かべてくだ
さい。
• 周りのお友達と話し合って見よう!
• 「あ、それ私も」「そんな楽しみがあるのか」
お友達と楽しみ方を共有できるといいですね。
グループワーク
学校
誰かの作った知識や技術を覚える。
情報の消費者
大学:
まだ誰も分からない
情報の生産者
“自分の問い ”を解明する
自分の頭を使う
他人の頭を使う
両方同じぐらい大切
グループワークで両方の練習
グループワーク
• 今日は初めてなので、周りのお友達とグルー
プを組もう。
• 今日はグループが組めない方はお一人で構
いません。
• それぞれの3つの中の人々で4人のグループ
を作って話し合いやすいように、座ろう!
• (横一列では話し合えません)
手順
① まず、自己紹介。
② 用紙にメンバーの名前を書く。
③ 2枚目の用紙のオモテを使用します。次回はウラ、
次々回は3枚目のオモテ…)
④ お互いに意見を交換(2分×4人)
⑤ レポートは個人個人で書く。他の方の意見を紹介
(名前を出してください。とっても重要です)しながら、
自分の考えを展開。(3分)
⑥ 今回は下半分ぐらいを空けておいてください(
(続きがあります)。
楽しいときの3つの条件
そろそろ宿題しようかな…
1.自分から進んでやっていること
「テレビばっかり見てないで
勉強しなさい!」
ガックリ…
2.自分で工夫できる
難しすぎる:緊張
簡単すぎる:退屈
3.自分で工夫した結果が
わかること
サッカー:戦略を工夫し
た。練習方法を工夫した
試合で、発揮できた!
楽しみの社会学 : 不安と倦怠を越えて / M.チクセントミハイ著
今村浩明訳 思索社 , 1979.5
グループワーク2
• グループのそれぞれの方の楽しみは、3条件
と、どのような関わりがあるか、お互いに議論
して見よう。(2分×4)
• レポート (8分)
大学と(専門)学校の違い
学校
誰かの作った知識や技術を覚える。
情報の消費者
大学:
まだ誰も分からない
情報の生産者
“自分の問い ”を解明する
あなたが解決したいこと:他にも役立つ人々がいます
社会人:いずれオリジナ
リティを問われます!
大学
専門学校
語学や情報処理の
知識・技術
2年間
勉強
+
自分の問い
自分の問いを探求
自分の問いの探求
のために勉強する
こともあるけど
自分の問いの
ためなので
自発的・工夫・そして自
分の問いの解明・社会
の役に立つ~楽しい
ある日本の大学のオフィスとカナダの
ある企業のオフィス
個人ブースでは
なく、日本でよく
あるようなタイプ。
日本
カナダ しかし
上司
職員
職員
上司
職員
職員
職員
職員
職員
職員
自分の問いの例
映画好き→映画推奨システム:
いま、あなたが見るととっても
感動する映画を推奨できるシステム
社会心理学を応用した情報システム
卒業論文のパワーポイント(非公開)
行動科学
行動科学なくし
て意図した結果
は得られない
• 皆さんの関心の例
• どんな情報システムを作るか
• どうしたら異文化間で協力できるか。どのような制度が必要
なのか
情報システム・
文化・制度
情報システム・文化・制度を取り巻く人々
人が変われば、あるべき情報システ
ム・文化・制度は変わってくる
<達成目標>
一つの行動の結果に対して、結果にいたったプロセスに
複数の推理(仮説)を考えられるようになってください。
仮説を比較する方法を身につけてください。
自分の関心に基づいて問いを見つける方法を身につけ
てください。
覚えるためではなく問い・仮説を考えるための本の読み
方を身につけてください
内容
• 仕事や人生で、自分や愛する人々のことを真
剣に考え“現実”に背を向けずに行動を決定
するときに、私が実践してきた、そして人類が
たどり着いた“ある一つの方法”を習得する。
• 皆さんの先輩が自分の関心に基づいて、問
い・仮説を真剣に考えた卒業論文を題材にし
ています。
小宮山の先輩の話
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小宮山の大学一年までの話
意図せざる結果
先輩との出会い
“情報”と行動
情報の3機能
認知(伝達)・評価・指令(行動)
<成績評価方法>
• 成績は、グループワーク・個人ワークと最終
レポートによって評価します(旧態依然とした
減点法の試験は行いません)。オリジナリティ
を高く評価します。
<受講に当たっての留意事項>
• 授業中、私が説明しているときは、誰も話してはい
けません。小声でもダメです。私が聞こえなくてもあ
なたの周りの人が迷惑です。グループワーク・個人
ワークのときは、どんどん周りの人と話してください。
友達の意外な推理を楽しみ、また友達を楽しませて
あげてください。
• 資料はホームページ
(http://www.nuis.ac.jp/~komiyama/)で公開します。