訪問先記録 訪問先:DigitalEducation 所在地:12100 Wilshire Blvd.Suite425 Los Angeles,CA Tel:310-571-0333 Fax:310-571-0015 面談者:Wm.Cole Smith(CEO) E-Mail Address :[email protected] URL:www.digitaleusa.com 訪問日:平成14年9月24日 レポート担当者:西岡佳津子 1 訪問先概要 企業名 Digital Education 事業業容概要 バーチャル・トレーニング・センターを、各企業のポータル サ イトに構築するサービスを中心に行っている。 CEOのコール氏は、出版社にいた経験を生かし、現在 のビジネスを始めた。社員は、以前は110名いたが、コン テ ンツ作成の自動化により、25名にダウンサイジングした。 宣伝やマーケティングは、オンライン新聞社、コンテンツもパー ト ナー企業のものを提供し、技術的な部分の確立に力 を入れている。 2 e-ラーニング事業の概要 ・自社で提供するものをテクノロジー部分に集約 コンテンツ:コンテンツホルダーとの提携(2000コースあるうちの 社製品は500コース程度) 自 サービスプロバイダ:ナイトリーダー(オンライン新聞)やテレビ局 などの教育チャンネルにLMSプラットフォームを提供 ・利用者数:ログイン数は40万人、コース受講者は現在1000名 オンライン新聞の購読者やテレビの視聴者が中心 ・基本のセットアップフィーとして500$/月(受講者数に関係なく) バーチャル・クラスルーム、テスティング、オーサリング・ツール等は モ ジュール化し、各モジュール単位でオプション料金を設定 ・モデルとしては、B to B to C。今後はB to Bも増加の見込み 3 企業の特色 ・あえて、会社の規模を小さくしている テクノロジーの確立に注力(コンテンツのディストリビューションなど) ・不足部分は、パートナーシップを組んですすめるほうが効率がよ い コンシューマに対しては、宣伝やマーケティングまで、自社でやっ ている体力 はな い。(コンシューマのe-ラーニングへの認識度が低いため、広めるには、テ レビや 新聞と組むのが効果的) ・提供コンテンツの種類 (ビジネス系、歴史、ITコース、K to 12、英語(第2外国語)) ・テレビ局:教育チャンネルで利用(200~300チャンネル) 地方のコミュニティに対し、教育を広める リテラシーレベル向上とともに、コミュニティの信頼が得られる → 4 ビジネスの特色 ・コンテンツ ベンダーからDigital Education社を通して提供(レートは ベンダーにより異なる。だいたい60~70%がベンダーの り分) 取 ストリーミングでも、28.8kに対応できるようにベンダーに 依頼してあり、回線は低いバンド幅でも配信できるように 慮している 考 ・料金チャージ:1ヶ月単位 ユーザの新聞社等には、ファイナンシャル・ツールを提供しており、 誰 が何を受けたかをトラッキングできる 5 コンテンツの特色 ・コースの修了認定 全米で生涯学習の単位として認められているCEU*の コースを提供 *CEU:Continue Education Unit ・大学の単位が取れるコースを受講する場合の流れ アクセスしたポータルサイトでサインアップ → eメールで、受講に必要な情報を送信 → 実際の学習は、リンクしている大学のサイトで受講 6 ユーザーの特色 ・ユーザ事例 (1)地方新聞社 (2)オープン・エンロールメント・カタログ(全米の様々な研修セ ンターのライブ・セッションを履修することができる) (3)The Destiny Group:軍からリタイアして職業を探し ている人を対象とする(どういう研修を受ければ、自 分に合った仕事につけるかがわかる) (4)専門学校(自校ではコースの開発が困難) (5)全米の新聞社を対象としたトレーニングセンター 7 アメリカ西海岸 先進e―Learningユー ザーの知恵を探る 調査報告 8
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