Document

IV.時空間における種数変化の様式
1.緯度(Latitude)
単位面積当たり種数
四足哺乳類
単
位
面
積
当
た
り
種
数
アリ
海水二枚貝
トカゲ
鳥(繁殖時)
約7000万年前の有孔虫類
熱帯で種数が多い理由
a)生物によって好適環境.
他種生物と関係が量的質的に多くなるほど,専門家
への種分化が起こりやすくなる.
b)熱帯の豊富な光
光が強いため,樹木の頂上から地面付近まで光の
強さに大きな勾配を作り,それぞれの光の強さに特
殊化した種を作り出し多様性を増す
c)熱帯の広い面積
d)熱帯での1年間の世代数の多さ→進化の速度
を速める
凸
凹
2.高度(Altitude)
ヒマラヤ
鳥
哺乳類
緯度による種数の変化の理由と同じ理由が挙げら
れるが,それ以外に面積と隔離の要因も大きい。
シダ植物+
種子植物
3.遷移(Succession)
元耕作地の
放棄されてからの年数と
植物種数
数種の独占
ー>
独占種の消失
森林が形成されると気象が安定し,専門家の侵入を許し種数の増加をもたらす。
鳥の種数
耕地が放棄されてからの年数
半翅目種数
大陸の衝突によるパンゲア大陸の出現と寒冷化
地史的遷移(Geological succession)
初期維管束植物
シダ植物
裸子植物
被子植物