県入試 演習 問 問3・7 対策 生物分野 A 生物分野 次の各問いに答えなさい。 Ⅰ 右の図のⅠのイヌワラビは,シダ植物のなかまである。シダ Ⅱ 胞子のう 植物は,種子植物と同じように光合成を行い,根・茎・葉の区 別があり,維管束が発達している。また,シダ植物は種子植物 P とは違って,種子はつくらず,胞子をつくってなかまをふやす Q ことがわかった。図のⅡは,イヌワラビの胞子と胞子のうを表 胞子 したものである。 図のⅠのP,Qと図のⅡのイヌワラビの胞子のうについて述べたものとして最も適するものを次の 1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 ⒈ P,Qはともに葉であり,胞子のうはPの裏側の部分にある。 ⒉ P,Qはともに葉であり,胞子のうはQのまわりの部分にある。 ⒊ Pは葉,Qは茎であり,胞子のうはPの裏側の部分にある。 ⒋ Pは葉,Qは茎であり,胞子のうはQのまわりの部分にある。 次の の中の( X ) , ( Y )にあてはまるものの組み合わせとして最も適するものを あとの1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 タマネギの根の先端付近を切りとり,うすい塩酸や酢酸オルセイン溶液で処理をした後,顕微鏡 で観察したところ,図のA∼Fのように,細胞分裂の過程で見られる様々な段階の細胞のようすが 見られた。A∼Fの細胞を,細胞分裂が行われる段階の順に並べると,A→( X )→Fとなる。 また,細胞分裂の過程で見られる染色体には,生物の形質を決める遺伝子があることを学んだ。 遺伝子の本体は( Y )という物質である。 F A E D B C X Y 1 E→C→D→B ヘモグロビン 2 E→C→D→B デオキシリボ核酸 3 C→E→B→D ヘモグロビン 4 C→E→B→D デオキシリボ核酸 Kさんは,次のような実験を行った。図のように,ものさしの下の端にLさんが手を合わせ,Kさん が予告せずにものさしを落としたのを見てすぐに手でものさしをつかみ,ものさしの下の端からつかん だ位置までの距離を測定した。 Kさん Lさん ものさし この実験でのLさんの反応について述べた次の の中の( X ) , ( Y )にあてはまる ものの組み合わせとして最も適するものをあとの1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 Lさんの目に入った光が,目のレンズによって屈折し, ( X )上に像が結ばれることによっ て刺激として受けとられる。この刺激は信号となって脳に伝わり,脳がそれに対する命令の信号を 出して,その信号が( Y )によって手の筋肉に伝わったことで反応が起こった。 X Y 1 虹彩 運動神経 2 虹彩 感覚神経 3 網膜 運動神経 4 網膜 感覚神経 問 Kさんは,植物の花のつくりと種子のでき方について興味を持ち,マツとサクラの花につい て次のようにまとめた。これらのまとめについて,あとの各問いに答えなさい。 〔まとめ1〕 ① マツの雌花と雄花のりん片のつくりを,図 1 のように表した。雌花のりん片には胚 珠がむき出しになってついており,雄花のりん片には花粉のうがある。 ② マツの受粉では,マツの雄花の花粉のうに入っている花粉が風などによって運ばれて 胚珠につき,やがて種子ができる。 雌花 りん片 胚珠 雄花 りん片 花粉のう 図1 〔まとめ2〕 ① サクラの花のつくりを,図 2 のように表した。サクラの花のめしべの根元のふくら んだ部分が子房で,胚珠はその中に入っている。 ② サクラの受粉では,おしべの先端のやくに入っている花粉が,虫などに運ばれ,図 3 のように,めしべの柱頭につく。 ③ 受粉の後,精細胞が胚珠に達し,精細胞の核と胚珠の中の卵細胞の核が合体して,受 精卵ができる。 ④ 受精卵が細胞分裂をくり返し,やがて種子ができる。 花粉 柱頭 やく 胚珠 子房 図2 図3 〔まとめ1〕の①で,マツのように胚珠がむき出しになっている植物の名称と,胚珠がむき出しになっ ている植物の例の組み合わせとして最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書きな さい。 胚珠がむき出しになっている植物の名称 胚珠がむき出しになっている植物の例 1 被子植物 イネ 2 被子植物 イチョウ 3 裸子植物 イネ 4 裸子植物 イチョウ 〔まとめ2〕の③で,精細胞が胚珠まで達するしくみを, 「花粉から」という書き出しに続けて,30字 以内で書きなさい。ただし,花粉管と胚珠という語句を両方必ず用いること。 〔まとめ2〕の④について,次の , の問いに答えなさい。 受精卵が行う細胞分裂の説明として最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書 きなさい。 ⒈ 受精卵は体細胞分裂(体をつくる細胞の分裂)を行い,分裂後の1つの細胞に含まれる染色体の数 は,分裂前の1つの細胞に含まれる染色体の数と同じになる。 ⒉ 受精卵は体細胞分裂(体をつくる細胞の分裂)を行い,分裂後の1つの細胞に含まれる染色体の数 は,分裂前の1つの細胞に含まれる染色体の数の半分になる。 ⒊ 受精卵は減数分裂を行い,分裂後の1つの細胞に含まれる染色体の数は,分裂前の1つの細胞に 含まれる染色体の数と同じになる。 ⒋ 受精卵は減数分裂を行い,分裂後の1つの細胞に含まれる染色体の数は,分裂前の1つの細胞に 含まれる染色体の数の半分になる。 受精卵が細胞分裂をくり返して,からだのつくりとはたらきが完成していく過程を何というか。そ の名称を書きなさい。 マツとサクラの種子のでき方についての説明として最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び, その番号を書きなさい。 ⒈ マツはりん片が種子になり,サクラは柱頭が種子になる。 ⒉ マツはりん片が種子になり,サクラは子房が種子になる。 ⒊ マツもサクラも胚珠が種子になる。 ⒋ マツは胚珠が種子になり,サクラは子房が種子になる。
© Copyright 2024 ExpyDoc