と他の企業年金制度との主な違い ベネフィット・ワン企業年金基金 【確定給付企業年金】(DB) 【確定拠出年金企業型】 (401k/DC) 【中小企業退職金共済】 特徴 将来の給付額が確定 キャッシュバランスプラン 拠出額(掛金)をあらかじめ決める 中小企業のための国の退職金制度 掛金を決める 運用 信託銀行・生命保険会社 社員の意思により選択 (独)勤労者退職金共済機構・中小企業退職金 共済事業本部 利回り 1.5%程度 社員の運用次第 基本1% 掛金 上限下限とも特になし 最低1,000円~1,000円単位で設定可能 勤続年数別定額、給与比例、ポイント比例など の設計が可能 他の企業年金制度 なし:拠出限度額51,000円 あり:拠出限度額25,500円 最低5,000円~最高30,000円(16パターン) 給付 老齢給付金(年金・一時金) 脱退一時金(一時金) 遺族給付金(一時金) 老齢給付金(年金・一時金) 障害給付金(年金・一時金) 死亡一時金(一時金) 退職時 (一時金・分割払い・併用) 税制 掛金 【全額損金】 給付 【一時金:退職所得 年金・分割払い:雑所得】 メリット ★勤続3年以上など、加入資格が決められる ★懲戒解雇の際の給付制限が可能 ★従業員が投資リスクを負わない ★将来の給付額が決まっているので社員にとっ て安心である ★役員も加入可能 ★企業にとっては、掛金の追加負担が生じ な い(企業にとって運用リスクを負わない) ★社員が運用の方法を決めることができる ★役員も加入可能 ★掛金の助成制度がある。 ★事務費がかからない デメリット ★事務費がかかる ★経済状況など運用の結果次第で掛金の追加 負担が生じる(ただし、キャッシュバランスプラン のため極力、追加の掛金がかからないように なっている) ★社員ごとに記録の管理が必要なため、管理 コストが高くなりがち ★運用が不調であれば年金額が減る ★投資リスクを各加入者が負う ★投資教育が必要で、コスト高になりがち ★原則60歳までに途中引き出しができない(退 職金の代わりにはならない) ★懲戒解雇の場合でも、原則給付の制限はで きない ★年金額が事前に確定されていないので老後 の生活設計がたてにくい ★加入後3年以内に退職すると元本割れ 初年度の退職についてほぼ掛け捨て ★懲戒免職の場合は、懲戒解雇の正当性 を 証明できれば退職金額を減額できるがゼロに はできない ★入社したら全員加入、勤続3年未満でも退職 金が支給されてしまう ★原則役員は加入ができない ★予定運用利回りが低い ★加入できる企業に制限がある(中小のみ) 《キャッシュバランスプランとは》 従来の完全に給付額が確定されている方式と異なり、 金利動向に応じて給付額が変わり、 積立不足が発生しにくい仕組みのこと
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