ミクストメディアで自画像を描く → 写真を撮る ← 今回の自画像は、自分の顔写真を使います。 ここでは、写真を上手に撮るための基本的な ポイントを紹介します。 自分の「どんな顔」を描くのか、どんな絵にし たいのかを考えてみましょう。 顔写真の撮影について 項目 1 撮影時の光について 2 「目線・ポーズ」による視覚的な効 果・意味合いについて 1 撮影時の光について Aの1 Bの1 自然光(太陽光)を使うと 美しく自然な写真が撮れる。 被写体(今回は顔)に、半 分から3分の2程度光が当 たると良い。 Aは、 3分の2程度の光で、 Bは3分の1程度の光である。 Aの写真を、作品制作に使 うべきである。 Bは、白黒に変換したとき、 表情が消えてしまうからだ。 撮影時は光に注意しよう! Aの2 Bの2 2 「目線・ポーズ」による視覚的な 効果・意味合いについて 真正面を向き、視線は真っ直ぐ。 最も安定しており、落ち着いた「静」 の印象をかもし出す。 内面の強さを表現するのに適して いる。 斜めを向き、視線は自然に流して いる。視線を流すことで、優しい印象 になる。 思いにふけり、内に入った表情で ある。 正面を向き、 笑顔を浮かべて いる。 積極的な姿勢 を感じさせる。 但し、白黒に変 換したとき、笑 顔は「威嚇」の 表情にも見える。 目線を下げると、 消極的な姿勢を 感じさせ、反省の 様子、または憂鬱 な心情を表現でき る。 「静」の印象をか もし出す。 少し首を傾け、 目線を変えるこ とで、おどけた 表情になる。 愛くるしい一 面と、ユーモア を持った人格を 表現できる。 身体をくねらせ、 カメラ目線を送る ことで、可愛らし さ・女の子らしさを 表現できる。 他へのアピール 度が高いポーズ である。 写真のイメージに合う言葉を、吹き出しに入れてみよう! 表現したい自分を撮る 「どんな顔」を写真にするかで、作品の方向性 は決まってきます。 自分自身の「今」を積極的に表現するために は、この資料を参考に、写される自分の顔を予 め想像し、撮影に臨んでください。 写真は数枚撮り、気に入ったものを選べるよ うに工夫しましょう。最後に、ピントが合った写 真を使うことを付け加えておきます。
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