校 長 だ よ り ~高校総体推戴式~ 平成 27 年 5 月 26 日(火) 校 長 與那覇 健 勇 「各部キャプテンの決意表明のなか で多くの部が『今までお世話になった 方々への感謝の心を忘れず、全力でプ レーします』と言っていたのを聞いて 大変嬉しく思います。『感謝』があれ ば『希望』が湧き、『工夫』が生まれ 『謙虚』になれれば『向上』します。 那覇国生は『かきくけこ』で行きまし ょう。ここで那覇国際勝利の6箇条。 ①『な』なめない(弱い相手でも)②『は』はずさない(ここ一番では)③『こ』 こわがらない(強い相手でも)④『く』くさらない(ミスしても)⑤『さ』さ わがない(ピンチのときでも)⑥『い』いばらない(勝利しても)勝負は、勝 ちたいと思う気持ちの強いほうが勝ちます。だから勝ちたいと思う気持ちを相 手より強く持つことです」 これが激励の挨拶でした。さらに続きます。「実は今から44年程前の高校 時代、私は県外の公立高校でしたが、応援団リーダー部に選出され、部に入り ました。その時の応援の型をいくつかまだ覚えています。校長最後の年なので 恥ずかしながら皆さんの前で披露します。私がフレーフレー那覇国といったら フレフレ那覇国と続いて下さい・・・」 やりました。大変な思いでやりました。清水の舞台から飛び降りた気持ちで やりました。手の回し方、腰の角度、指先の直線、声の出し方、最後の決めの ポーズ、・・・今や古典的な高校時代の応援スタイルを再現できたかな。生徒 たちは校長の渾身の力を込めた応援に感じるものがあったら嬉しいです。 とりわけ感動したのは、野球部の友情応援。各部の特徴を捕まえ寸劇化して 笑いをとり、漢字二文字に託して各部へオリジナルの応援を送る。これは素晴 らしかった。野球の練習よりも時間をかけて作り込んだ完成度の高い激励メッ セージだった。さらにバージョンアップした『芸』。長門先生、島袋先生、寺 井先生、翁長先生、糸満先生の物まねに続き、校長の物まねまで飛び出した。 私の口調で「インターハイとかけて、授業中気分が悪くなった生徒と解く。そ の心は『高校そうたい』」体育館内が大喝采。『野球部よ、あなた方は凄い』 昨年の総合順位 14 位(一昨年は 17 位)からいくら伸ばせるか楽しみです。
© Copyright 2024 ExpyDoc