平成19年度 教職員研修全体構想

自ら学び続けるために
特色ある学校づくり、楽しく分かりやすい授業づくりを支援する。
Shizuoka City Education Center
教課研廃止の理由とは
その1 児童・生徒への安全に対する配慮
その2 確実な授業時数の確保
その3 統合による市の広域化
教課研の趣旨とは
(教課研実施要項より)
静岡市教育委員会は、
①教職員の教科指導力及び
②教育課題解決力の向上を図るとともに
③事業の企画運営力及び全体調整力を養うため、
3つの趣旨
と
3つの理由
から
◎ 教課研に代わる単独研修での対応は不可能
教課研の趣旨を生かした研修構想
【 役割の分散化 】
①教科指導力‥教科指導力向上研修
教科等主任会
教科指導リーダー育成研修
②教育課題解決力‥教科等主任会
各種センター研修
③企画運営力‥校内研修等企画運営
校
内
研
修
の
活
性
化
近
隣
校
研
修
の
実
施
近隣校研修(小・中連携)の実施について
【 必要性 】
義務教育に携わる者の職責として
義務教育9年間で子どもを育てるという自覚
静岡市教育基本構想Ⅲー2を受けて
小(高学年)・中学校の連携
距離や時間の短縮化→授業時数の確保
多忙感の軽減
自校の取組に対する客観性→学校規模縮小への対応
【目的】
教員の意識改革
○ 互いの学校文化のよい点を学び合う
段差の縮小
○ 小・中の教科内容、指導法を知り合うことの大切さ
○ 学区の教育課題の共有化
学習意欲・学力の向上
○ 行事、生徒会・児童会の交流から学習意欲の向上、
更には、学力向上を目指した交流へ
【方法】
平成21年から実施だが
できるところから
できるやり方で
課題室による先行研究
小・中連携による地域の子どもの豊かな学びをつくり、
共通する課題の改善を目的とし、連携の在り方を明らか
にする。
○研究期間は1年で地域を変え次年度も研究(計2年)
○2人の指導主事が各2校区→計2年で8校区
○研究員は教務主任
○顧問に大学教授を
【 研究内容 (例)】
① 学習指導の連携
相互授業参観
合同研修会
② 子ども理解の連携
願う子ども像の共有化
道徳授業交流
③ 子どもの交流
小中学生の授業交流 部活動・学校行事への参加
④ PTA・地域との連携
規範意識の共有化
ボランティア活動推進
教科指導力の向上について
【 教科指導力向上研修 】
現行の「学習指導研修会」に代えて、教科指導力
の向上を目的として実施する。(学校教育課主導)
研修員‥10教科+総合学習の11分科会で
各分科会3~4名(小・中混合)
校長推薦→学校教育課で調整
期
間‥1年間
回
数‥年間7回(最終回は成果発表会)
【 教科指導リーダー育成研修 】 H20~
教科指導力向上研修の成果を校内研修及び近隣校
研修に還元する方法を研修し、実践する。
(教育センター主導)
研修員‥向上研修修了者
本人の希望を尊重し校長の同意のもと決定
期
間‥2年間(教科指導リーダーに任命)
回
数‥年間3回(実践は随時)
↓
管理職は、リーダーの活用を考慮する。
第1回の日程・内容 (半日)
○全体会(趣旨説明・任命式)
○個人研修(具体的実践方法を練る。
)
○グループ協議(実践方法の発表及び意見交換)
実践例
・自校を中心に同僚を巻き
第2回の日程・内容 (終日)
実
践
経過発表
込んでの授業実践
・近隣校の同じ教科の授業
実践
○グループ協議(意見交換)
○個人研修(実践計画の確立)
研究グループを作り、授
自校・近隣校
業実践
○全体会Ⅰ(経過報告及び質疑等)
○全体会Ⅱ(報告・指導、講評)
・自校や近隣校の先生方に
呼びかけての授業公開
教科指導向上研修修了後
発成
表果
第3回の日程・内容 (半日)
○全体会Ⅰ(実践発表
等)
○グループごと発表会
○全体会Ⅱ(次年度以降について、講評)
教
科
指
導
リ
ー
ダ
ー
に
任
命
◎任期は2年間
●要請があれば、他
校へ出向いて指導を
行ったり、自校で授
業公開したりして各
校の教科指導力向上
のために貢献する。
【 教科等主任・担当者会 】
文部科学省及び静岡市の各教科及び教科外の指導
方針や指導の重点について、全校の主任に伝達する。
第1回‥4月下旬、3日にわけて
第2回‥2月中旬(教科のみ、教科指導力向上研修成果発表)
→主任は、方法を工夫して自校職員に伝える
その他部会の実施について
推進委員会‥年間3回程度
全部員の研修会‥休業中は可能
教職員の資質能力の向上を目指し
て
円熟期
経営管理研修
新任教頭校長研修
園長研修
学校経営力の向上
マイスター研修
(H20~)
発展期
中堅教員研修
企画調整力の向上
( H 2 0 ~)
マネジメント研修
学校評価システム研修
教務主任研修
教科指導リーダー
育成研修 (H20~)
充実期
10 年経験者研修
教科指導力向上研修
情報教育関係研修
総合的な教師力の向上
向上期
特別支援教育関係研修
5 年経験者研修
授業力の向上
基礎形成期
進路指導関係研修
人権教育関係研修
生徒指導関係研修
初任者研修
子ども理解力の向上
個人研修
校内研修・近隣校研修
教科指導関係研修
センター研修
研修実施体系図より
ペア研修
(近隣エリアでの同僚性)
初任者研修‥2年目教員と
5年経験者研修‥教科指導力向上研修
10年経験者研修‥マイスターと
中堅教員研修
悉皆で43歳 H20~
10年研以降の平等な研修機会、課題や役割の確認
マイスター研修 希望で50歳代前半 H20~
自身の教育財産を若手に伝授
教課研に代わる
研修の全体構想図
子どもの
学習意欲の向上
学力向上
教員の
資質向上
近隣校研修(研修推進委員会)
A 小
B 小
C 中
D 小
研修推進上の悩み・・規模が小さい、年齢が偏っている、指導助言を得たい 等
教科指導リーダー育成研修(希望研修)
教科指導力向上研修(推薦研修)