テーマ: 建設材料のリサイクルの方法について考えて

★テーマ★
建設材料のリサイクルの方法について
考えてみよう。
第3班
C07011:奥田 愛
C07012:奥野 智也
C07013:奥山 唯香
C07014:片山 貴詞
調査の目的
・建設リサイクル法
・建設廃棄物
・建設廃棄物に関する問題
・材料別のリサイクル方法
建設リサイクル法について
• 一定規模以上の建築物などに関する建設工
事(対象建設工事)については、一定の技術
基準に従い、当該建築物などに使用されて
いる特定建設資材を分別解体などにより現
場で分別することが義務づけられた。
建設廃棄物とは
• 建設工事に伴って副次的に得られる物品のうち、再
生資源などを除いたもののこと。建設発生土は再生
資源であるが、廃棄物処理法上の廃棄物ではない。
• 建設廃棄物としては、コンクリート塊、アスファルト・
コンクリート塊、建設発生木材などがあるほか、特
別管理産業廃棄物も含まれる。
• 2000年には、一定規模以上の建築物の解体・新築
工事を請け負う事業者に分別解体、再資源化を義
務づける「建設リサイクル法」が制定された。
廃棄物の現状
不法投棄の内訳(H.15)
平成15年度
投棄量
744,978.0t
鉱さい
建設廃棄計
683,765.9t 91.8%
鉱さい
繊維くず
木くず(建設系以外)
特管産廃
その他の産業廃棄物
がれき類
木くず
その他の建設廃棄物
廃プラスチック類
金属くず
ゴムくず
燃え殻
汚泥
動物の糞尿
動植物性残渣等
廃油
ガラス陶磁器くず
産業廃棄物の排出量及び最終処分量
産業廃棄物の排出量及び最終処分量
45000
40000
39234
35000
30000
25000
産業廃棄物全体
建設廃棄物
20000
15000
10000
19%
7615
18%
4000
5000
700
0
廃棄物排出量
最終処分量
建設廃棄物のリサイクル率の推移
建設廃棄物のリサイクル率の推移
平成12年
平成14年
120
99 98
98 96
100
80
60
38
40
17
20
7
物
混
設
建
建
設
合
発
廃
生
棄
木
ト塊
ア
ス
フ
ァ
ル
ト塊
ク
リ
ー
ン
材
0
コ
%
61
各材料のリサイクル法について
コンクリート塊、アスファルト・コンクリート塊について
●コンクリート塊を盛土材〔敷地の造成や築堤などのとき、所定
の高さにするために土を盛ること〕として利用する。
●アスファルト・コンクリート塊を現場内にて路盤〔舗装道路で、
舗装表面と路床との間の、砕石や砂を敷き詰めた部分〕とし
て有効利用する。
●アスファルト・コンクリート塊を現場内にて表層工に再利用す
る。
●老朽化した桟橋上部コンクリートを漁礁〔魚が多く集まる、海
底に岩のある所〕として有効利用する。
建設汚泥について
●汚水処理場の造成工事で大量に発生する建設発生土・建設
汚泥をリサイクルする。
●泥水シールド工法から発生した建設汚泥を再生利用認定制
度を活用して工事間利用する。
●発生した建設汚泥を再生利用する。
●掘削外径の縮小による発生土量の抑制をする。
●建設汚泥を現場内埋戻し土に有効利用する。
●建設汚泥を再生材として利用する。
●建設汚泥をセメント材料として利用する。
建設発生木材 について
●チップ化した伐採木と現地発生土を混合し法面緑化資材とし
て有効利用する。
●建設発生木材をチップ化し、園内舗装材等に有効利用する。
●抜開・徐根材をチップ化し法面の侵食防止剤や植栽の堆肥
材〔わら・落葉などを積み重ね、腐らせて作った肥料〕として
有効利用する。
●伐採材をチップ化し、緑化基盤材として活用する。
●建設廃木材、間伐材を資源化する。
●伐採材をチップ化・堆肥化して法面吹付資材として活用する。
木材チップの図
問題点について
・建設汚泥の再資源化率の水準が極めて低いこと。
・建設汚泥を含む建設廃棄物の不法投棄問題は全国
各地で看過できない状況にあること。
参考文献
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建設副産物リサイクル広報推進会議HP
大谷製鉄株式会社HP
大阪府建設リサイクル法HP
国土交通省