グループ研究 第3班 《第3章》 坂入 正崇 瀬能 友子 高根 崇文 高見澤 紗季 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 1 目次 • 事業システム戦略とは • 情報的経営資源 • 投機型のシステム • 需給同期化戦略 • マーケティングの近視眼 • 戦略経営 • まとめ 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 2 企業A 事 業 部 ① 個 別 事 業 の 戦 略 2015/9/30 事 業 部 ② 企業B 事 業 部 ③ 提携 事 業 部 ④ 事 業 部 ⑤ 提携 事 業 部 ⑥ 事業システム戦略 ・・・・企業内の他事業との提携、あるいは他企業の事 業との提携の戦略を含めて、通常の事業概念を越え た広がり持った戦略。 グループ3 経営戦略論3章 3 →外部に蓄積されたもので 外部蓄積情報 あるが、企業はこの情報を 利用することができる (組織体の外部に蓄積される情報) 情報的経 営資源 フロー情報 企業の内外を還流 する情報 知的情報 ストック情報 情報資源の発展 情報資源の有効利用の可能性が増加 新しい経済の論理を目指した革命がより活発になる 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 4 情報的経営資源 経済効果 ・範囲の経済 ・速度の経済 新 し い 経 済 の 論 理 ・融業化 伝統的な業種概念を無効に してしまう威力をも持っている 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 5 融業化 範囲の経済 異質な事業のそれぞれの情報 を組み合わせることによって、 経済的な効果が生み出される。 速度の経済 情報を利用することによって 不確実性を削減し、 無駄の排除が可能になる。 商品の生産、販売の回転率を 上昇させることができる 2015/9/30 メーカー 意 思 決 定 の 同 一 化 《 縦 の 融 業 化 》 卸 物流 小売 A業界 B業界 ○×会社 進出 ○×会社 ○△会社 進出 ○△会社 グループ3 経営戦略論3章 《横の融業化》 6 部品メーカー 部品メーカー 部品メーカー 大量生産 規 模 の 経 済 カローラ店 2015/9/30 トヨペット店 トヨタ店 グループ3 経営戦略論3章 ネッツ店 7 競争 部品メーカー 部品メーカー 部品メーカー 速 度 の 経 済 外部化 JUST IN TIME カローラ店 2015/9/30 トヨペット店 トヨタ店 グループ3 経営戦略論3章 ネッツ店 8 顧客ニーズによる定義 製品による定義 ソフト 製品による定義 戦 略 提 携 任天堂 (ハード) ゲームを楽しむ 顧 マーケティング近視眼 客 →ソフトのないハードもハードのな いソフトもまったくの無意味。 この二つの条 件が揃えば 強い事業連結を求める動きが生まれる 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 9 任天堂 厳 し く 注 文 完 全 買 取 戦略提携 それぞれ独立して事業をし、 専門性を深めて分業すること 統合の利益が分業の利 統合 益を下回る ソフト 制作会社 統合にはない4つの重要な効果がある 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 10 統合にはない4つの重要な効果 インセンティブ フレキシビリティ ・管理コストの低減 ・リスク負担の分散化 コンペンティション コミュニケーション ・取引相手間の競争 関係が維持される 2015/9/30 ・メンバー間のコミュニ ケーションが組織によっ て歪められない グループ3 経営戦略論3章 11 戦略提携の限界 ①『機会主義的な行動』を取らないことが重要 自分に有利な条件があればそれを最大限生 かそうとし、相手に有利情報は隠しておこう とする行動傾向。 ②長期的視野で考えることが重要 当事者間に相互信頼を育てる工夫が必要。メ ンバーの一人が長期にわたって利益を独占 してしまうことがないような、当事者間の利 益の配分構造を工夫することが必要 。 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 12 まとめ • 事業システム戦略は、情報的経営資源から成り立つ • 顧客の視点から事業を展開することが要求される • 統合すべきか、戦略提携すべきかの意思決定能力 が必要 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 13 参考文献 • 大野耐一『トヨタ生産方式』ダイヤモンド社,1978年 • 影山僖一『トヨタシステムと国際戦略』ミネルヴァ書房,2003年 • 淺羽茂『競争と強力の戦略』有斐閣,1995年 • 加護野忠男・井上達彦『事業システム戦略』,有斐閣アルマ, 2004年 2015/9/30 グループ3 経営戦略論3章 14
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