財団法人倶進会助成研究 高等教育における 障害学生支援の研究 研究代表者:青木慎太朗 本研究の目的 高等教育(大学)における障害をもつ学生に対 する支援について、先進的な取り組みを知る。 それぞれが属する大学の現状と対比する。 障害学生支援を制度・財政の問題との関連で 論ずる。(→問題の社会化) 常に身近な問題として考える。 研究の概要 広島大学の事例を紹介したテキストを講読し、 各自の大学の取り組みと比較する。 関連する文献(障害学生支援・障害学・障害者 福祉等)を参照し、「障害」に関する議論の動向 を追う。 障害学生支援に関する情報提供のあり方につ いて調べる。 成果を学会等に報告する。 具体的なテーマ(1) 高等教育のユニバーサルデザイン化 (広島大学の考え方についてふれる) 支援体制の構築 (支援制度がどのように起こったか?) 支援者の育成 情報保障 自立・共存 具体的なテーマ(2) 情報保障・情報提供 (ウエブサイト・IT技術の活用など) 障害学生支援とNPO 障害学生支援に関わる組織・団体とその役割 情報保障と著作権 障害者と就労 総括 障害学生支援に関する情報の不在 障害学生の流動性・絶対少数性 大学の無知 大学間連携・組織化は大学側の「知」の収集? 当事者の不在 大学という「枠」 課題 支援者の確保 →支援者の育成(学内) →大学間・地域との連携(学外) 財源の確保 →学内における分配の機制を再検討する →社会的分配の文脈で考える →費用負担責任を社会で担う仕組みづくり (そのための根拠をどうするか?) 参考URL 青木慎太朗(立命館大学) http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/as01.htm 大学の障害者支援データベース(NIME内) http://ship.nime.ac.jp/~disable/database-university1.htm *私立大学についても、今後制作する予定。
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