平成15年度冬学期「磁性」レポート 1・全部で4問あります。 2・締め切りは、3月修了者(修士2年、博士3年)は1月29日必着、それ以外は 2月20日必着です。 3・レポートは物性研究所・瀧川宛に郵送(または物性研・瀧川研究室の郵便箱 に投函)して下さい。 このドキュメントはパワー・ポイント・ファイルとしてWeb上に掲示されています。 ダウンロードするには、ホームページ http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/labs/new_materials/takigawa/ を開き、「講義ノート」をクリック、更に「レポート問題」をクリックして下さい。 レポート問題1 (10月29日出題) 2V が軸対称であるとき 原子核位置における電 場勾配Vij xi x j r 0 Vzz 2Vxx 2V yy eq 、電気四重極相互作用のハミルトニアンは eQ 3I z2 I I 1 であたえられる。 外部磁場が充分強いと き、 4 I (2 I 1) ゼーマン・エネルギー HZ N I H 0 に対して HQ を1次の摂動として HQ 核スピンのエネルギー 準位を計算し、 NMR 共鳴周波数を磁場の方向の関数 として求めよ(図示せ よ。) ヒント:磁場の方向を 量子化軸とするように 座標変換せよ。 扱い、 レポート問題2 (11月5日出題) 正方対称な結晶場(z軸が対称軸)中のCu2+(3d)9イオンのエネル ギー準位を下図に示す。(例:La2CuO4) 磁場をz軸に平行にかけた ときと、垂直にかけたときの、軌道磁化率を求めよ。 Z D0 D1 レポート問題3 (1月13日出題) 中性子散乱、又は核磁気共鳴を用いた磁性体の実験に関する論文を1つ選び、 内容を要約するとともに、どのような点が特に興味深かったか感想を述べよ。 (選んだ論文のコピーを必ず答案に添付すること。) レポート問題4 (1月13日出題) 今学期の磁性の講義に対する感想、コメントを述べよ。 (この内容は成績には関係しない。)
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