研究紹介 - 荒木・岡村・日下部研究室

勉強会 11/28
九州大学大学院
システム情報科学府 情報工学専攻
中村 遼
前提
 比較的広い部屋にAPを複数台置く
 その内,3台はmonitorモードにしておき,そ
れ自身への接続を考えない
 monitor APには予め伝搬モデルが入力され
ており,端末からのRSSを距離変換する
 端末の向きは固定(教室をイメージ)
事前準備
 使用アクセスポイント(デスクトップ)
 使用するOS,ソフトウェア等を統一する
 取得したRSSを蓄積するシステムを開発する
 無線伝播モデル決定:ITU-R P.1238-1
 P(d) = P(0) – Lw
Lw = 20log (f) + N log(d) + Lf -28
<透過伝搬損>
N:距離減衰係数 Lf:透過減推量
 平均RSSと最大RSSの2つのモデルを作る
※ 実験結果が非常に悪い場合は,
キャリブレーションを用いた方式も考える
実験
 monitor APの配置パターン
 3台のmonitor APの配置パターンを変え,意図したAPの
接続範囲に検出されるか
 伝搬モデルをmonitor APの位置により変化させない
 端末がプローブ要求/認証要求を放ち,受け取ったものか
ら10個の平均をとり,伝搬モデル(平均)により位置検出.
同様に10個のうちの最大のものから伝搬モデル(最大)
を使い位置検出を行う
monitor AP
monitor AP
monitor AP