第8回授業の目標

第12回授業(12/18)の目標
ANOVA検定の実習
 WEB を用いたANOVA検定と、授業で
行った検定結果の正誤の確認方法(宿
題)

WEB 宿題の手順1
 千野のホームページの講義テキストの
中の「心理統計学」第8章の分散分析を
クリックして、第8章を開く。
 8.2 節 「統計ソフト SAS を用いた完全
無作為化デザイン分散分析及び検定の
実行手順」、をクリックする。
WEB 宿題の手順2
節「SAS による具体的手順」を
クリックし、そこでの手順に従い、
 インターネットエクスプローラ (IE) を開き、
千野のホームページの ダウンロード
コーナーから、当該プログラ ムを右ク
リックし、「対象をファイルに保存」 を選
択することにより、
 8.2.1.4
WEB 宿題の手順2(続き)
 Pドライブの上記自らの学籍番号フォルダ
の下の sasprog フ ォルダに保存する。
 保存すべきファイル名は、cr-anova.sas
であるが、上記の手続きで sasprog フォ
ルダに保存する時、自動的にファイル名
がつくので、これを入力する必要はない。
SAS の起動とプログラムの修正(1)
を起動し、うえで保存した
SAS プログラム cr-anova.sas を、
プログラムエディタ上に読み込んで、
次のように修正する:
 SAS
SAS の起動とプログラムの修正(2)
文の直後の3列から成るデー
タ行を、各自の3列のデータに変更
する。
 ここで、各列の5行から成るデータは、
岩原のデータからの抽出した15個の
データを5個ずつ順に縦に並べたも
のである。
 データ行の各列は、各水準を表す。
 cards
プログラムの実行と出力の保存
 修正が終わったら、それを上書き保存し
たうえで、プログラムを実行する。
 プログラムが正常終了し、アウトプットウ
インドウに出力結果が出たら、それを
sasout フォルダの下に cr-anova.lst な
る名前で保存する。
出力結果の保存時の注意事項
 なお、保存ウ
インドウが現れたら、
ファイルの種類を LIST ファイルと指
定すること。この 時、その上のファイ
ル名は cr-anova のみとすること。
 これにより、sasout に保存される出
力結果には、 cr-anova.lst という名
前がつく。
SAS による出力結果の見方(1)
出力結果を保存し終わったならば、WEB
ページの 8.2.1.2 「出力結果の例」の項を
参照しながら自身の出力結果を見て、授
業中に各自が計算した結果と一致してい
るかを以下の順に確認する:
 (1)分散分析表の「要因名」に当たる部分
は、出力結果の「Model」の部分もしくは
少し下方の「level」の部分が対応する。

SAS による出力結果の見方(2)
(2)分散分析表の「SSA」に当たる部分は、
出力結果の「Model」の部分の、「平方和」、
もしくは少し下方の「level」の部分の
「Anova 平方和」が対応する。
 (3)分散分析表の「SSE」に当たる部分は、
出力結果の「Error」の部分の「平方和」が
対応する。

SAS による出力結果の見方(3)
(4)分散分析表の「SST」に当たる部分は、
出力結果の「Corrected Total」の部分の、
「平方和」が対応する。
 (5)分散分析表の「SSE」に当たる部分は、
出力結果の「Error」の部分の「平方和」が
対応する。

SAS による出力結果の見方(4)
(6)分散分析表のF分布の2つの自由度に
当たる部分は、出力結果の「Model」の部
分の「自由度」と、「Error」部分の「自由
度」が対応する。
 (7)分散分析表の「F」に当たる部分は、出
力結果の「Model」の部分、あるいは
「level」の部分の「F 値」の部分の値が対
応する。

SAS による出力結果の見方(5)

(8)授業中の実習では、実際のF値と岩原
のテキストのF分布表から読み取った5%
水準の棄却点の値を比較して、帰無仮説
すなわち「角度要因の効果がない」の棄
却・採択を判定したが、WEB上でのSASに
よる検定結果には、棄却点の値は出力さ
れないが、代わりに p値が「Pr > F」として、
「Model」の部分あるいは「level」の部分の
最右辺に出力される。
SAS による出力結果の見方(6)
いずれの場合も、出力の Pr > F に関して
 もし、p-値が 0.05 より大きければ、帰無
仮説すなわち、「2つの属性間に関連はな
い」という仮説を採択し、
 もし、 p-値が 0.05 未満であれば(5%水
準で)帰無仮説を棄却する。

WEB 宿題の期限
 今回のWEB
の宿題は、
平成22年1月8日までに行うこと。