21311097 加茂諒平 21311308 森田悠里 人は先入観にとらわれて、 物の価値を決めてしまう * 『ワインの味覚が区別できるか否かの実験』 *実験1 赤ワインが注がれたグラスと白ワインが注がれた グラスを見て、それぞれの色について評価させた。しか し、この時グラスに注がれた赤ワインは白ワインを赤く 着色したものであり、実は2つのグラスには白ワインが注 がれていた。 *実験2 中級のボルドーワインを用意し、2つのボトルに 注いだ。ひとつのボトルには最高級ワインのラベルを貼 り、もうひとつのボトルには、庶民的なワインのラベル を貼った。つまり、ボトルの中身はまったく同じワイン だったということ。 今回は、実験2に似せた実験をした。 「市販の天然水のペットボトルに入った天然水」 と「コップに入った天然水」を用意して、14人の 多摩大生に飲んでもらい、どちらがおいしいかを 選んでもらった。 * *市販の天然水と、汲んできた水道水 に錯覚させる狙いがある。 *しかし中身は両方同じ天然水である。 * コップに入った天然水 14% ペットボトルに入った天 然水 86% * 実験の結果は、中身は同じでも、ペッ トボトルに入った天然水のほうがおい しいという人が圧倒的に多かった。 この結果から、「市販の天然水」とい う思い込み(先入観)が味覚にまで影 響したと考えられる。 * *
© Copyright 2024 ExpyDoc