論文の構成を考える - @niftyホームページ

論文の構成を考える
レジメを作ろう
「はじめに」の重要性
「何」を「どう」証明するか
論文作成の3つの段階

書評論文

本をきっちり読むために



著者の意見と自分の意見
サーベイ論文



事実・通説・著者の意見の区別
テーマに関する過去の業績のまとめ
合意された通説と残った論争点
論文
レジメを書こう

レジメとは何か

発表要旨


聴衆への資料
発表のためのメモ



各項目は一目でつかめるように短く
話すべき文章が浮かんでくるように
分かりやすいレジメを

全体の節立てが一目で分かるように

データが多ければ後にまとめて
「はじめに」を考える

Research QuestionとThesisの明確化


「題」、「副題」、「はじめに」でThesisを
「はじめに」の構成





なぜそのテーマが大事か(客観的に)
そのテーマに関する短いサーベイ
この論文のResearch QuestionとThesis
論文の構成と各節の要旨
この論文のContribution
論文の構成

第1節の役割




テーマに関するサーベイ
議論の基礎となる事実関係のまとめ
議論(Thesisの証明)の方針の説明
2節以下で本論を

「何」を「どう」証明するか
さまざまな論文の形

賛否対立型





2分法型
2極型
アプローチ提示型
政策提言型
体系提示型


歴史的記述型
サーベイ型
賛否対立型(1)2分法型
はじめに
1.議論するにあたって起訴となる事実関係の提示
2.賛成論のまとめ
3.反対論のまとめ
4.両論の評価と結論
おわりに
賛否対立型(2)2極型
はじめに
4.論点3
1.論点の洗い出し
5.結論
2.論点1
おわりに
3.論点2
アプローチ提示型(1)
はじめに
1.説明されるべきさまざまなデータの提示
2.理論あるいはアプローチの提示
3.例証、統計的検定等による有効性の証明
4.提示された理論・アプローチの評価
おわりに
アプローチ提示型(2)
はじめに
1.問題の提示
2.否定されるべき理論1
3.否定されるべき理論2
4.自分の理論の提示
おわりに
政策提言型
はじめに
4.政策3
1.現状把握と論点整理
5.政策の比較検討
2.政策1
おわりに
3.政策2
体系提示型(1)歴史的記述型
はじめに
4.エピソード3
1.基礎的な事項の提示
5.エピソードの意味の確認
2.エピソード1
おわりに
3.エピソード2
体系提示型(2)サーベイ型
はじめに
4.論点3のサーベイ
1.論点の提示
5.全体像の提示
2.論点1のサーベイ
おわりに
3.論点2のサーベイ
「おわりに」よければすべてよし

「おわりに」でContributionの再確認



「何」がわかったか
「何」があたらしいか
残された問題をまとめる

次の論文へのステップ
参考文献表は最重要

参考文献表の意味



どのような文献を入れ、
どのような文献をはずすか
1次資料と2次資料のバランス



1次資料の重要性
2次資料だけの参考文献は不可
引用は1次資料で


孫引き不可
翻訳書の場合、原著の確認
データは1次資料に戻って

図や表は後にまとめる

パワーポイントの場合はそれぞれの箇所へ


パワーポイントでの全体像提示は困難
資料出所を正確に


データの出所と、図表の作成者を明示
データは1次資料で最新のデータまで

過去の事実に関する議論の場合、不要なことも
後は書くだけ

レジメの節立てに忠実に


時間は十分にとる



各節のページ数をあらかじめ入れておく
書いて始めて分かる資料の不足
節立ての変更の必要にはすばやく対応
書き出しはむずかしい

書きやすい所から書いてみる
清書は慎重に

必ず読み返す




あちこち入れ替えたときにはつなぎに注意
ワープロ特有の誤植はなくそう
書式の統一
美的に、簡潔に


行間・字間を見やすく
余白は適当か