ま と め - JCCA 一般社団法人

まとめ
品質の維持・向上を実現させるために
① 確実な照査を実施するための照査体制
実際に照査できる工程計画の立案と提案
 照査技術者が責任と権限をさらに発揮でき
るシステムづくり
 二重チェック体制(社内の第三者の視点
を)
 デザインレビューと詳細なチェックの機能
分担を明確に
 段階的なレビューを (初期⇒中間⇒最終)

まとめ・おわりに
2
② 業務の進め方と発注者との関わり

設計貸与資料の確認とチェックの確実化
◇ (着手時) ⇒ 発注者に報告

打合せ結果の業務プロセスへの反映を確実化
◇ 打合せ議事録の即時の相互確認
まとめ・おわりに
3
③ 「詳細設計照査要領」の適用
照査要領の実施の厳格化
 照査要領の自主的改善




まとめ・おわりに
照査項目の追加・具体化
設計調書に対する書式の工夫
マクロ的チェックのための資料整備
⇒改善には中期的取組みが必要
まずは各社が自主的な工夫を
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④担当技術者の教育訓練と知識不足の解消
 社員の技術教育の強化(OJT)、エラー防止の
啓蒙を強化
 若手技術者・施工経験・基準改訂時等を対
象とした、組織的な社員教育
⑤ 社内(技術者間)コミュニケーション

複合工種・多工種業務での社内分担作業
における適時の綿密な打合せ(記録に残す)
まとめ・おわりに
5
⑥ 成果品提出時の留意事項
図面チェックシート提出の励行
 工事発注直後に三者(発注者・設計者・施
工者)の協議の場を設ける
 同時に、設計思想の確実な伝達を

⑦ CAD等の生産ツールの使用・運用の対応
複数工種間の図面相互伝達の確実化
 バージョン管理の徹底と最新性の確認

まとめ・おわりに
6
おわりに
エラーの再発防止に向けて
まとめ・おわりに
7
このテキスト/セミナーは…


エラーに対する共通認識と防止への努力の
方向性
⇒ 我々自身がエラー防止のために留意
すべき事柄と改善すべき方策
高品質の成果品を生み出していくために、
継続的な努力を重ねていくための材料
まとめ・おわりに
8
発注者との連携とコンサルタントとしての主張
業務進行過程での発注者との打合わせが重要
(進捗状況・工程を相互に確認)
 その着実な積み重ね+照査実施に必要な残工
期の確保が良質な成果品へと結びつく
 業務状況、技術的課題等を発注者に理解してい
ただき、ともに業務遂行上の課題を解決すべく努
力し、主張することも建設コンサルタントとしての
責務

まとめ・おわりに
9
技術者としての高い意識と組織的な取組み

“エラーを防止する!”という「技術者個
人」としての高い意識+会員各社の「組
織的取組み」が両輪となって、はじめて有
効に機能
性能規定型基準への対応

高度な技術力と幅広い知識・見識
⇒ 建設コンサルタントの活躍の場の拡大
☆ 高い品質をもつ成果品の提供が前
提!!
まとめ・おわりに
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