第1回レポートの課題 6月6日出題

第1回レポートの課題
6月18日出題
• 今回の課題は1問のみ
第2回レポートと併せて本科目の単位を認定
第2回は7月に出題予定
• CourseN@viを使ってレポート提出
第1回は操作方法の確認を兼ねる
• 次のいずれかの科目においてレポート提出
情報ネットワーク構成特論(基幹研)先取り含む
情報ネットワーク構成特論(春学期)(国情研)
• もし自分の画面で上記の科目が見えない場合は
理工教学支援課 or GITS事務所と相談する
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提出期間
• 注意: CourseN@viは締切に厳格である
• 2010年6月18日(本日)~7月1日(木)17時
締切に少しだけ遅れても送信できるが「期限外」
の提出として扱われてしまう
• 期限内に提出できない特別な事情のある人は、
担当教員(後藤滋樹)にメールで相談をすること
研究室を直接訪問しても不在である場合が多い
• 担当教員のメールアドレスは事務所で尋ねれば
分かる
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問題1 (1題のみ)
背景の説明:
IPアドレスの中に「歴史的PIアドレス」と呼ばれる
ものがある。その解説は、たとえば下記にある。
http://www.nic.ad.jp/ja/ip/hr/
なおPIとは Provider Independentの意味である。
身近な例では早稲田大学の133.9.0.0はPIアドレ
スである。
PIアドレスへの課金:
PIアドレスはJPNICが発足する以前に割り当て
たもの。これまでJPNICはPIアドレスに課金して
こなかった。
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背景の説明(続き)
JPNICは、歴史的PIアドレスでも、その管理費用が
生じていると主張。PIアドレスの利用者にも応分
の費用を負担してもらいたいと考えている。
一方、歴史的PIアドレスの利用者の中には、今まで
無料だったのに、これから料金が発生するのは
納得できないという意見がある。
JPNICは2010年6月18日(金)の総会において、
歴史的PIアドレスへの課金を含む料金改定案を
提案する。ただしJPNIC会員というのは既に料金
を支払っている人達である。
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問題1
• 問題1: 諸君は、歴史的PIアドレスを利用
している人がJPNICに料金を支払うべき
だと思うか。できるかぎり根拠を明確にし
て論じること。
また支払うべきだと考える場合に、料金の
妥当な料金の水準は、どのように決めれ
ば良いか。(段階的に値上げしていく方法
なども提案して良い)。
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参考情報
• 歴史的PIアドレスの意味
http://www.nic.ad.jp/ja/ip/hr/
• 用語の説明の一例
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20
080527/304206/
• JPNIC総会(2010年3月12日)の資料1
http://ftp.nic.ad.jp/ja/materials/generalmeeting/20100312/shiryou1.pdf
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参考情報(2)
• 検索すれば多数のWEBページで、この問題が
引用されている。ただしWEBに載っているの
は、PIアドレスへの課金反対論が多い。(それ
は何故だろう?)
• JPNIC総会の提案では、歴史的PIアドレス利
用者(ホルダ)は年額52,500円を支払う。
• これに比べると、たとえば /16のIPv4アドレスの
(現在の)年額の維持料は806,000円になる。
• 普通のIPアドレスと歴史的PIアドレスの比は
8:2くらいであると言われている。
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作成上の注意
1. もし複数人が同一内容の解答を提出した場
合には、理由の如何を問わず、該当者全員
が大幅な減点となる。
他人のレポートには著作権がある
2. 書籍、参考文献、WEBページ等を参照して
解答を作成する場合には、解答の中で引用
を明記すること。
3. You can write your report in English.
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