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講義資料の所在: 下のURLはシラバスに記載
http://www.goto.info.waseda.ac.jp/~goto/infonet.html
講義資料
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科目名:
情報ネットワーク
情報ネットワーク06前再
計算機ネットワーク1班
計算機ネットワーク2班
2単位
3単位(CourseN@vi参照)
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レポート課題
• レポートの提出は CourseN@vi による。
• 提出期間を厳守する。
締切は2009年1月13日(火)
• 既に CourseN@viに概要を掲示してある。
実際に課題に取組むのは、次回の授業の後の
冬休みの期間中でも十分に間に合う。ただし
今のうちに CourceN@vi の該当事項が読めるか
どうか早めに確認して欲しい。
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重要な注意(約束)
• もし複数人が同一内容の解答を提出した場合
には、理由の如何を問わず、該当者全員が
大幅な減点となります。
• 原典の丸写しをすると、意図せずに他人と全く
同一の解答になる可能性が高くなります。
文献を参照した場合でも、自分の文章で解答を
記述するようにしてください。
• なお書籍、参考文献、WEBページ等を参照して
解答を作成する場合には、解答の中で引用を
明記してください。
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レポート課題1:
課題1.次問題1に対して3人(A,B,C)が見解を
述べている。それぞれの見解(A,B,C)の当否を
論ぜよ。
問題1:これまで独立に存在していた2つの会社
が合併することになった。2つの会社は、これま
でに各々ドメイン名を登録していた。
abcd-company.co.jp と xyz-inc.co.jp である。
この2つの会社が合併した場合に、ドメイン名の
登録をどのように考えるのが適切か。
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問題1に対する見解
• Aの見解:2つの会社は独立にドメイン名を登録
していた。合併した後の会社は2つのドメイン名
を登録したまま継続することができる。
• Bの見解:ドメイン名 co.jp には「1組織は1ドメイ
ン名のみ登録できる」というルールがある。合併
した後の会社が2つのドメイン名を登録し続ける
ことはできない。
• Cの見解:もしも属性ドメイン名 co.jp ではなくて、
汎用ドメイン名として abcd-company.jp と xyzinc.jpを登録していたのであれば、合併後に2つ
のドメインを登録したままで良い。
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課題1のヒント
• 解答において言及するべき内容
– それぞれの見解(A,B,C)が正しいか間違っているか明記
– 上の判断の根拠。参考文献(例えば、参照したWEBのURLを
明記する。書籍や論文の場合は、著者名、書名、発行者(社)、
発行年、を明示する)
– 単に○×や「正しい・間違っている」だけの解答ではなく、諸君
の判断の根拠を明記すること
• 出題者は次のURLを参照することを想定しているが、
諸君が参考にするべきURL,文献は下に限定されない
http://jprs.jp/info/jp-dom/
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レポート課題2:
課題2.次の問題2に対して3人(D,E,F)が見
解を述べている。それぞれの見解(D,E,F)の
当否を論ぜよ。
問題2:汎用ドメイン名(.jp)において日本語ドメ
イン名の登録が認められている。実際に
早稲田.jp というドメイン名は早稲田大学が
登録済みである。ところで、ドメイン名の登録
に使用できる文字は英字(a~z, A~Z),数字
(0~9)とハイフン(-)に限られているという。
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問題2に対する見解
• Dの見解:その規約RFC1035は1987年の古い
文書である。その後にIETFにおける議論があり、
規約が改定された。現在ではUTF-8(8ビットの
Unicode)で直接にドメイン名を記述できる。
• Eの見解:早稲田.jp のような国際化ドメイン名
(IDN)はPunycodeによって表現される。その表
現は英字、数字とハイフンから成る。IDNも従来
からのドメイン名の規約にしたがっている。
• Fの見解:国際化ドメイン名は、RFCで規定され
た国際標準のオプション(option)として、ICANN
が例外的に8ビット文字の使用を認めている。
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課題2のヒント
• 出題者は次のURLを参照することを想定しているが、
諸君が参考にするべきURL,文献は下に限定されない。
http://www.nic.ad.jp/ja/dom/idn.html
• 根源まで遡って調べたい諸君のために次のURLを掲げ
ます。
本課題の解答を執筆するには、ここまで詳細に調べる
必要はないでしょう。参考情報です。
http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc3492.txt
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