担当 實原隆志 1. 憲法の意味 2. 2つの意味の憲法 ① 形式的意味の憲法 ② 実質的意味の憲法 3. 固有の意味の憲法 4. 立憲的意味の憲法 5. 憲法の特質:近代立憲主義憲法の特質 ① 基本的価値としての「『個人』の価値」を基礎とする ② 国家権力を制限する規範 ③ 最高規範 法 国 律 会 国 会 議 員 間接的な正当化 法律の留保 有 権 者 6. 近代立憲主義という思想の淵源 P.22~ ① 中世における法優位の思想とは 「法の支配」 ② 法の支配の内容 I. 憲法が最高法規であること II. 人権の保障 III. 適正手続の保障 「法治主義」 ⅳ.裁判所の役割の尊重 尊属殺違憲判決 1. 大日本帝国憲法(明治憲法)の特色 ① 似非・外観的な立憲主義 ② 神権天皇主義 ③ 大日本帝国憲法の権利宣言 臣民 ④ 大日本帝国憲法と立憲政治:省略 2.日本国憲法の成立 P.33~ ① ポツダム宣言の受諾と「国体の護持」:省略 ② 日本政府による憲法改正作業から日本国憲法の誕生まで 松本烝治:松本委員会 芦田修正 ③ 日本国憲法制定過程の問題点 P.39~ I. 憲法誕生の法理と八月革命説 <日本国憲法の性質に関する議論> 1) 新憲法の制定ではないとする立場 欽定憲法 民定憲法 2) 日本国憲法は新憲法であるとする立場 ⅱ.押しつけ憲法論 1. 憲法の基本原理としての国民主権 ① 主権概念の多様性 ② 国民主権の具体的内容 1) 主権を保持しているのは誰かという問題:省略 2) 正当性の契機と権力性の契機 a) 権力性の契機 b) 正当性の契機 3) 憲法制定権力が国民にある ③ 日本国憲法における国民主権 1) 基本 2) 直接民主制的な制度を導入する余地 ④ 憲法改正権 1) 憲法改正の限界を認めない立場 2) 憲法改正には限界があるとする立場 2.象徴天皇制 P.46~ ① 国民主権と象徴天皇制 ② 天皇と君主・元首:省略 ③ 皇位の継承と天皇・皇族の地位 皇室典範 ④ 天皇の権能と内閣の助言・承認 ⑤ 国事行為の代行と委任:省略 ⑥ 天皇の公的行為 <天皇の行為> 1) 国事行為 2) 私人としての行為 3) 国事行為ではなく、私人としての行為でもないもの a) 公的行為、象徴行為と理解する立場 ⅰ.憲法上認められないとする立場 ⅱ.憲法上認められるとする立場 b) 私的行為と理解する立場 ⑦ 皇室財政:省略 1. 人権宣言の歴史-日本国憲法制定まで ① ② ③ ④ ⑤ 人権宣言の萌芽:省略 人権宣言の誕生 P.72~ 人権宣言の普及 人権宣言の社会化 人権の国際化 規約 2.人権の観念 ① 人権の固有性・不可侵性・普遍性 1) 人権の固有性 2) 人権の不可侵性 3) 人権の普遍性 ② 人間の尊厳性-人権の根拠 合理的人間像 抽象的人間像 3.人権の内容 P.76~ <イェリネクの類型論> 1) 受動的地位 2) 消極的地位 3) 積極的地位 4) 能動的地位 ① 自由権・社会権・参政権 1) 自由権 2) 社会権 3) 参政権 ② 分類の相対性 ③ 制度的保障 1) 内容が明確でない場合 2) 権利として保障するだけでは役に立たない場合 その他の部分 核心部分 立 法 者 4. 人権の享有主体 P.79~ ① 未成年者 パターナリズム ② 天皇・皇族:省略 ③ 法人・団体 1) 性質上可能な限り、人権規定は団体にも適用できる 判例・通説 2) 団体に対して人権規定の適用を認めない立場 <団体の特殊な扱い> 1) 団体とその団体の外にいる人との関係 2) 団体とその内部にいる人との関係 ④ 外国人 P.83~ 1) 外国人は人権の享有主体ではないとする立場 2) 外国人にも人権の享有主体性を認める立場 a) 参政権 b) 社会権 ⅰ.外国人には認められないとする立場 ⅱ.外国人にも認められるとする立場 マクリーン事件:在留期間の延長に関する事件 1. 人権の制約 ① 人権の内在的制約:後述 ② 公共の福祉の意義 I. 抽象的「公共の福祉」論:一元的外在的制約説 II. 内在的制約説:一元的内在的制約説 ③ 二重の基準論:違憲審査基準の基礎理論 P.88~ 国会 国会 反論・議論 経済規制 反論・議論 裁判所 投票 表現規制 経済規制 投票 国民 国民 2.国家と特別な関係に立つ者の人権 P.89~ ① ② 特別権力関係論:省略 公務員の人権 I. 公務員の労働基本権の制限 1.強い違法性が必要 <全逓東京中郵事件> 労 労 ①「職場集会に参加しないか?」 働 働 組 組 合 ②勤務時間中に参加 合 員 =争議行為 役 2.強い違法性が必要 員 争議行為の扇動(あおり) 「二重のしぼり」論 II. 公務員の政治活動の自由の制限 「合憲限定解釈」 猿払事件 ③ 刑事収容施設に入所している人(在監者)の人権:省略 3. 私人間における人権の保障 P.95 ① 問題の背景 国家 権力 人権 一般私人 一 般 私 人 A 対等・話し合い ② 人権の私人間適用に関する代表的な考え方 I. 無効力説(非適用説) 一 般 私 人 B II. 直接適用説 表現行為の制約 国 メディアA III. 間接適用説 一般私人B プライバシー権 憲法(的価値) :「表現できることは大事」 民法 一般私人A 間接的な適用・効力 一般私人B 1. 幸福追求権の意義 ① 憲法13条の法的性格:省略 ② 幸福追求権の意味 I. 人格核心説:省略 II. 人格的利益説 III. 一般的自由説 2. 幸福追求権から導き出される人権 P.104~ ① プライバシーの権利、名誉権:人格権 I. プライバシー権 II. 名誉権 ② 自己決定権 1. 憲法のいう「平等」とは:省略 2. 日本国憲法における平等原則 P.114~ ① 一般原則と個別の規定:省略 ② 「法の下の平等」の意味 I. 「法の下の」の意味 a.法適用の平等 b.法内容の平等 II. 法の下の「平等」の意味 相対的平等 アファーマティブ・アクション ⅲ.「差別されない」の意味:省略 3. 平等違反の違憲審査基準 P.116~ ① 憲法14条1項後段の列挙事項に基づく差別 ② 列挙されているもの以外の理由に基づく差別 4. 平等の内容 P.117~ ① 憲法14条1項:既述・省略 ② それぞれの事項の意味 P.118~ I. II. III. IV. V. 人種 信条:省略 性別 社会的身分・門地 政治的、経済的、または社会的関係:省略 ③ いくつかの問題 I. 選挙権と平等:議員定数不均衡訴訟 <A区> 有権者50万人:1人を選出 3人から1人を選出 他の選挙区と合併 a. b. c. d. <有権者比> 1 : 3 <一票の影響力> 3 : 1 <B区> 有権者150万人:1人を選出 9人から1人を選出 B1 B2 B3 選挙権の平等の意味 審査基準 参議院議員選挙の場合 1人 1人 1人 合理的期間、事情判決の法理~最高裁が用いる特殊な手法 II. 家族関係と平等 P.125~ 1) (旧)尊属殺人罪の合憲性 2) 婚姻制度について:省略 ⅲ.多文化主義と平等:省略 1. 表現の自由の価値 ① 自己実現の側面 ② 自己統治の側面 2. 表現の自由と「知る権利」 P.128~ ① 送り手の自由から受け手の自由へ ② 「情報開示請求権」の法的性格 ③ アクセス権 I. 憲法上の権利として認める立場 II. 憲法上の権利として認めない立場 3. 表現の自由の内容 P.131~ ① 報道の自由 ② 取材の自由 <情報源の秘匿をめぐる問題> NHK記者事件 米国(国税当局職員) 損害賠償請求 NHK 「Aが所得隠し」 A ③ 国家機密による限界 澤地久枝『密約』(岩波現代文庫) 秘密漏洩のそそのかし <西山記者事件> 西山記者 沖縄返還交渉に関する書類 ④ 放送の自由:省略 外務省官僚 4. 表現の自由の限界 P.134~ ① わいせつ・名誉毀損的表現 <「『チャタレ-夫人の恋人』事件」> I. むやみに性欲を興奮または刺激させる II. 普通人の正常な性的羞恥心を害する III. 善良な性的道義観念に反する ② 「営利的言論」 ③ 二重の基準論とその根拠:既述 ④ 「検閲」の禁止:21条2項 <裁判所が挙げる要件> 1) 行政権が行う 2) 思想内容などの表現物を対象とする 3) 発表前にその内容を審査する 4) 不適切な場合に発表を禁止することが目的 ⑤ 表現の自由に対する制限の合憲性の判断基準 ・明確性の理論 ・明白かつ現在の危険の基準 ・LRAの基準 5. 集会・結社の自由、通信の秘密 P.138~ ① 集会・結社の自由 I. 集会の自由 II. 結社の自由 ② 通信の秘密:21条2項後段-省略 1. 精神的自由の基本をなす自由 2. 思想および良心の自由の保障の意味 ① 思想と良心:省略 ② 保障の意味 ③ 思想および良心の自由の限界 <謝罪広告強制事件(1956年7月4日)> 1.信教の自由の歴史:省略 2.信教の自由の内容と限界 ① 内容 I. 信仰の自由 1) 特定の宗教を国によって強制されない自由 2) 信仰に反する行為を強制されない自由 自衛官合祀訴訟 3) 信仰の有無や内容によって国から不利益を受けない自由 ⅱ.宗教的行為の自由 ⅲ.宗教的結社の自由 ② 限界 P.151~ 3. 国家と宗教の分離の原則 P.153~ ① 政教分離とは ② 政教分離原則の限界 I. II. 問題となっている活動が宗教的意義をもつかどうか その活動の効果が宗教に対する援助や圧迫にならないか 地鎮祭 玉串料 はじめに~国家観・権利の変容:既述 1. 生存権 ① 生存権の内容 1) 国に対して一定の行為を要求する権利 2) 権力を行使させない権利 ② 社会権の法的性格~判例と学説 I. プログラム規定説 II. 抽象的権利説:判例・通説 III. 具体的権利説 ③ ④ ⑤ ⑥ 憲法25条1項・2項区分論:省略 生存権をめぐる裁判とその影響 外国人と生存権:既述 社会権をめぐる日本の政治的状況:省略 3. 環境権:省略(P.166~) 勤労の権利(27条):省略(P.167~) 4. 労働基本権 P.168~ 2. ① 労働基本権の内容 I. 団結権 II. 団体交渉権 III. 団体行動権(争議権) ② 労働基本権の限界 1. 教育と憲法:省略 2. 日本国憲法と教育 P.177~ ① 戦後の教育観 I. 国家教育権説 II. 国民教育権説 III. 折衷説 ② 教育行政の変質:省略 ③ 家永教科書裁判 P.178~ I. II. 教科書検定は検閲に該当するか 教育権はだれが持つのか:既述 ④ 東京都教育委員会問題:日の丸・君が代問題(既述) 1. 2. 奴隷的拘束からの自由:省略 刑事手続 ① ② 3. 登場人物 I. II. III. 被疑者 弁護人 検察官 刑事手続の流れ:省略 被疑者 検察官 弁護人 適正手続 P.190~ ① 犯罪や刑罰の内容について示す法律が必要 罪刑法定主義 ② 犯罪の内容が適正でなければならない 1) 内容の明確性 2) 規制内容の合理性 3) 犯罪と刑罰のバランス 4) 手続の適正 4. 被疑者の権利 P.192~ ① 不当な逮捕からの自由:憲法33条 捜査機関 ③ 逮捕 ①逮捕令状を請求 ②逮捕令状の発行 市民 緊急逮捕(刑事訴訟法210条) ② 不当な抑留・拘禁からの自由:省略 ③ 住居の不可侵 裁判所 5. 被告人の権利 P.194~ ① 37条の「刑事被告人の諸権利」 I. 公平かつ迅速な公開の裁判を受ける権利 II. 証人尋問(審問)権・証人喚問権 III. 弁護人選任権・国選弁護人選任請求権 ② 黙秘権・自白の証拠能力 ③ 事後法と「二重の危険」の禁止:憲法39条 I. 事後法の禁止 ストーカー禁止法制定 遡及処罰の禁止 処罰可能 2000年11月 接見交通権 II. 「二重の危険」の禁止:憲法39条 a. 一事不再理の原則を定めたものと見る見解 b. 二重の危険の法理を規定したものと見る見解 c. 前段が一事不再理を、後段が二重の危険の規定を 定めたものと見る見解 ④ 公務員による拷問・残虐な処罰の禁止:36条 6. 残された課題 P.197~ ① 冤罪事件は防げるか:省略 ② 犯罪被害者の保護 起訴 検察 被告人 主張・立証・反論 被害者参加人制度 被害者 ③ 公判前整理手続 1. 経済的自由権とは ① この領域の諸権利の性質と歴史 ② 規制の目的と憲法判断の基準 I. 消極目的規制 II. 積極目的規制 2. 職業選択の自由 ① 権利の内容と性質:省略 ② 「公共の福祉」と規制の根拠・目的:省略、一部既述 ③ 規制の合憲性に関する審査基準 3. 居住・移転の自由 P.203~ ① 権利の内容と性質 ② 海外渡航の自由と国籍離脱の自由 I. 外国への移住・居住移転の自由 II. 国籍離脱の自由 4. 財産権 P.205~ ① 権利の内容と性質の変化(一部既述) ② 財産権保障の意味 使用 収益 処分 ③ 財産権問題の新しい流れ-「知的財産権」 ④ 財産権の制限:省略 ⑤ 財産権の制限と補償 1) 公共のために 2) 収用 I. 「公共のために」とは:省略 II. どのような場合に補償が必要か a. 特別犠牲説、形式説 b. 実質説 3) 制限 Ⅲ.補償の請求 <補償規定がない法律について> 1) 違憲・無効とする立場 29条3項に反している 2) 法律を無効とはしない立場 29条3項によって補償を請求できるとする <予防接種被害裁判> 憲法29条3項 予防接種法 補償 予防接種を義務付け 国 Ⅳ. 「正当な補償」とは 小学生 後遺症が発生 1. 2. 参政権の意義:省略 選挙権 ① 選挙権の法的性格 I. 公務説 II. 権利説 III. 権利公務二元説:多数説 ② 近代選挙の五原則 I. 普通選挙 ⅱ. 平等選挙 <等級選挙> 10% 高所得者層 100人選出 60% 中所得者層 100人選出 30% 低所得者層 100人選出 ⅲ. 自由選挙 ⅳ. 秘密選挙 V. 直接選挙 <間接選挙> 有 権 者 選出 選 挙 人 選挙 ③ 選挙権享有の要件 ⅰ.積極的要件 a) 国政選挙と地方選挙に共通する要件 b) 地方選挙についてのみ課される要件 ⅱ.消極的要件 ④ 選挙権の行使をめぐる憲法訴訟 P.218~ I. II. 3. 在宅投票制度をめぐる訴訟 在外日本人選挙権訴訟 被選挙権:省略(P.220~) 大 統 領 1. 2. 3. 24条が制定された理由:省略 基本原則:省略 憲法24条をめぐる問題と新たな展開 P.229~ ① 婚姻適齢の問題 ② 夫婦同姓の問題 ③ 再婚禁止期間の問題:民法733条 離婚・再婚 離婚後300日 前夫との子と推定 現夫との子と推定 200日間 100日間 <改正案> 離婚 再婚 離婚後300日間 前夫の子と推定 現夫との子と推定 <再婚後200日> 100日間 ④ DVや児童虐待の問題:省略 ⑤ 法律婚家族とそれ以外の家族との関係 嫡出でない子の不利益な扱い ⑥ 少子化対策の問題:省略 4. 憲法24条の改憲動向:省略 1. 国会の地位 ① 国民の代表機関 ② 国権の最高機関 「政治的美称」説 ③ 唯一の立法機関 I. II. 2. 「唯一の」 a. b. 国会中心立法の原則 国会単独立法の原則 「立法」:省略 国会の組織 P.240~ ① 二院制 1) 庶民院・貴族院型 2) 連邦議会型 3) 民主的第二次院型 ② 国会議員の地位 I. II. 会期中の不逮捕特権 発言・表決に対する免責特権 3. 国会議員の選挙 P.242~ ① 選挙における原則:既述 ② 選挙制度 P.244~ 1) 大選挙区制 2) 小選挙区制 A 40票 B 35票 60票 =「死票」 C 25票 ③ 政党 ④ 選挙における自由と公正 I. 時について II. 主体について:省略 III. 方法などについて a. b. c. d. e. 戸別訪問の禁止 飲食物の提供の禁止:省略 文書図画の頒布・掲示の制限 個人演説会に関する規制およびそれ以外の演説会の禁止:省略 選挙活動に課する支出金額の制限:省略 4. 国会の活動 P.247~ ① 国会の会期 I. 常会 II. 臨時会 III. 特別会 ② 緊急集会 ③ 会議の原則 5. 国会と議院の権能 ① 国会の権能 I. II. 条約の承認権 財政監督権 a.租税法律主義:省略 b.公の支配に属しない・慈善・教育・博愛事業への公金支出禁止 1) 独立した団体への支出は禁止されるとの理解 2) ゆるやかな理解 c.予算の形式による国会の議決 提出 ( 内 国 可 閣 会 決 ) 予算案の作成 予算案の審議 ② 議院の権能 国政調査権 1. 行政権の概念 行政控除説 <最近の学説による説明> 1) 法の執行 2) 執政 2.独立行政委員会の合憲性 3.内閣の成立 ① 国会による内閣総理大臣の指名 <内閣総理大臣になる要件> 1) 国会議員であること 2) 文民であること ② 内閣総理大臣によるその他の国務大臣の任命 省略 4.内閣総辞職:省略 5.内閣総理大臣及び内閣の権限 P. 257~ ① 内閣総理大臣の権限 ② 内閣の権能 <閣議の手続> 1) 満場一致による決議 2) 会議は非公開 6. 議院内閣制と衆議院の解散 P.258~ ① 議院内閣制の本質 内閣総理大臣を指名 国 会 内 内閣不信任・解散 閣 ② 内閣の衆議院解散決定権 I. 69条による解散に限定する説 II. 69条による解散に限定しない説 7. 国民内閣制論:省略 責任本質説 均衡本質説 1. 裁判を受ける権利 ① 裁判を受ける権利の意義:省略 ② 裁判の公開:37条1項、82条1項 ③ 市民の司法参加と「裁判員制度」 9 名 裁判官 官 官 裁判員 員 員 員 員 員 無罪 無罪 無罪 有罪 有罪 有罪 有罪 有罪 有罪 有罪 2名 3名 < 有罪 無罪 7名 6名 2.裁判所と司法権 ① 司法権とは何か 1) 具体的な権利義務を争っている 2) 当事者が争っている 3) 法を適用すれば最終的に解決できる ② 司法権の限界 I. 議院自律権:省略 II. 政治部門の裁量権:省略 III. 統治行為 a. 自制説 b. 内在的制約説 3. 裁判所の違憲審査権と憲法訴訟論 ① 日本の違憲審査制の性格 <世界の違憲審査制> 1) 付随的違憲審査制 2) 抽象的違憲審査制 ② 憲法判断回避のルール <憲法判断に対する姿勢> 1) 司法積極主義 2) 司法消極主義 ③ 「違憲審査基準」と違憲判断の方法:既述 1. なぜ「地方自治」が重要なのか ① 住民自治 ② 団体自治 2. 「自治体」とは ① 「自治体」という語について:省略 ② 地方自治の法的性質 I. 固有権説 II. 承認説 a. 保障否定説 b. 制度的保障説 ③ 憲法で保障された「自治体」を判断する基準は:省略 ④ 自治体の「二段階」は憲法上の要請か 国 都道府県 二段階 市町村 国民 ⅰ.立法政策説 ⅱ.二段階保障説 ⑤ 特別区は憲法で保障された「自治体」か:省略 ⑥ 道州制について:省略 3. 自治体のしくみ P.284~ ① 「二元型代表制」:省略 ② 首長 I. II. 地位 権限:省略 ③ 議会:後述 ④ 委員会:省略 4. 自治体のしごと <法定受託事務> 交付の基準 国 5. 自 治 体 旅券の交付 申 請 者 条例 P.286~ ① 「自治体の事務」に関すること:省略 ② 「法律の範囲内」であること 上 乗 せ 横 出 し 水銀 アンモニア 硫黄 二酸化炭素 6. 住民の意思表明 ① 地方自治特別法に対する住民投票:省略 ② 直接請求制度 I. 条例の制定改廃請求 II. 事務監査請求 III. 首長などの解職請求 ③ 住民投票 I. II. III. IV. 条例による住民投票の動き 住民投票の種類:省略 住民投票は憲法上許されるか:省略 住民投票の長所・短所 <選挙> ● ゴミ処分の有料化 ● 新幹線の建設 ● 市民病院の建替 ● 米軍の撤退 7. 地方自治の現状:省略 <住民投票> 1. 戦争の放棄 ① 「戦争の放棄」の独自性はどこにある?:省略 ② 平和主義の規範構造 I. 前文 II. 9条 ③ 「戦争の放棄」をめぐる学説 P.59~ 1項: 「日本国民は・・・・・・国権の発動たる戦争と、武力による 威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段と しては、永久にこれを放棄する」 2項: 「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、 これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」 <学説の対立> 1) 9条1項で放棄されたのは侵略戦争だけ 自衛戦争を行うための軍隊は持てる 2) 9条1項で放棄されたのは侵略戦争だけ 9条2項によって自衛戦争もできなくなる 3) 9条1項は自衛戦争も放棄している 2.戦力の不保持~政府による「自衛力論」:省略 3.日本の防衛法制の現在:省略
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