平成20年度普通会計決算の状況

平成26年度 普通会計決算の状況
歳 入
歳 出
2,721億円
【歳入の内訳】
■一般財源
カッコ内は構成比
2,656億円
【歳出の内訳】(目的別歳出)
カッコ内は構成比
1,601億円(58.8%)
1
民生費
1,471億円(55.4%)
(使い道が特定されず、どのような経費にも充てられる財源)
2
教育費
400億円(15.1%)
①都区財政調整交付金
1,019億円(37.5%)
3
総務費
262億円( 9.9%)
②特別区税
453億円(16.6%)
4
土木費
252億円( 9.5%)
③その他一般財源
128億円( 4.7%)
5
衛生費
146億円( 5.5%)
6
公債費
79億円( 3.0%)
7
労働費・商工費
25億円( 0.9%)
8
消防費
10億円( 0.4%)
9
議会費
9億円( 0.4%)
10 その他
1億円( 0.0%)
■特定財源
1,120億円(41.2%)
(使い道が限定された財源)
①国庫・都支出金
759億円(27.9%)
②繰入金
103億円( 3.8%)
③繰越金
48億円( 1.8%)
④使用料
45億円( 1.7%)
⑤地方債
20億円( 0.7%)
⑥その他の特定財源
※どのような目的に支出したかを示しています。
なお、人件費はそれぞれの費目に含まれます。また、民生費には生活
保護費のほか、児童手当や高齢者福祉、障がい者福祉等の費用も含
まれます。
144億円( 5.3%)
注)金額等は、表示単位未満の端数調整をしていないため、加減乗除した数値には一致しない場合があり
ます。
平成26年度普通会計決算の状況
・歳入総額(2,721億円)は、前年度比91億円、3.4%の増でした。
・歳出総額(2,656億円)は、前年度比114億円、4.5%の増でした。
・形式収支(歳入から歳出を差し引いた残り)は65億円でした。また、翌年度に繰り越すべき財源(使途の決
まった経費)を差し引いた実質収支は57億円でした。平成26年度の実質収支から平成25年度の実質収
支を差し引いた単年度収支は20億円の赤字でした。また、財政調整基金への積立てと取り崩しなどを加
えた実質単年度収支は41億円の赤字となりました。
・実質収支比率は、3.7%(前年度より1.5ポイント減少)で、適正な水準を保っています。
(一般財源ベースでの標準財政規模に対する実質収支の割合。3~5%程度となることが望ましいとされています)
・経常収支比率は79.2%(前年度から2.4ポイント減少)で、25年度に引き続き改善しました。
(経常的に支出される経費に充てられる一般財源等の額が、経常的に収入される一般財源等の総額に対する割合。財政の
弾力性を測る指標で、70~80%が適正水準といわれています)
・歳入の37.5%(1,019億円)を、都区財政調整交付金に依存しています。
・歳出の52.2%(1,387億円)が義務的経費(人件費+扶助費+公債費)です。
・生活保護費や児童手当等の扶助費は、前年度比で38億円増え、歳出全体の35.8%(950億円)を占め
ています。
・区の借金にあたる特別区債の残高は、前年度比で49億円減少し、532億円となりました。
・区の預貯金にあたる基金の残高総額は、前年度比で102億円増加し、1,166億円となり、将来の行政需
要や財政状況の変化に備えています。
・健全化判断比率は、いずれの数値も健全性を維持しています。
(財政状況の悪化による自治体の財政破綻を未然に防ぎ、適切な是正措置が取れるよう公表を義務付けられた指標です)
※ 詳しくは、財務報告書(平成26年度普通会計決算)をご覧ください。