平成24年度 普通会計決算の状況 歳 入 歳 出 2,487億円 【歳入の内訳】 ■一般財源 カッコ内は構成比 2,420億円 【歳出の内訳】(目的別歳出) カッコ内は構成比 1,428億円(57.4%) 1 民生費 1,383億円(57.2%) (使い道が特定されず、どのような経費にも充てられる財源) 2 教育費 309億円(12.8%) ①都区財政調整交付金 897億円(36.1%) 3 総務費 243億円(10.0%) ②特別区税 430億円(17.3%) 4 土木費 182億円( 7.5%) ③その他一般財源 101億円( 4.1%) 5 衛生費 151億円( 6.2%) 6 公債費 103億円( 4.3%) 7 労働費・商工費 30億円( 1.2%) 8 議会費 10億円( 0.4%) 9 消防費 8億円( 0.3%) 10 その他 1億円( 0.0%) ■特定財源 1,059億円(42.6%) (使い道が限定された財源) ①国庫・都支出金 686億円(27.6%) ②繰入金 174億円( 7.0%) ③使用料 44億円( 1.8%) ④地方債 39億円( 1.6%) ⑤繰越金 33億円( 1.3%) ⑤その他の特定財源 83億円( 3.3%) ※どのような目的に支出したかを示しています。 なお、人件費はそれぞれの費目に含まれます。また、民生費には生活 保護費のほか、児童手当や高齢者福祉、障がい者福祉等の費用も含 まれます。 注)金額等は、表示単位未満の端数調整をしていないため、加減乗除した数値には一致しない場合があり ます。 平成24年度普通会計決算の状況 ・歳入総額(2,487億円)は、前年度比34億円、1.37%の増です。 ・歳出総額(2,420億円)は、前年度比49億円、2.07%の増です。 ・形式収支(歳入から歳出を差し引いた残り)は67億円でした。また、翌年度に繰り越すべき財源(使途の決 まった経費)を差し引いた実質収支は59億円です。平成24年度の実質収支から平成23年度の実質収支 を差し引いた単年度収支は23億円の赤字でした。また、財政調整基金への積立てと取り崩しなどを加えた 実質単年度収支は64億円の赤字となりました。 ・実質収支比率は、4.1%(前年度より1.3ポイント減少)で、適正な水準の範囲内となりました。 (一般財源ベースでの標準財政規模に対する実質収支の割合。3~5%程度となることが望ましいとされています) ・経常収支比率は87.1%(前年度から0.1ポイント上昇)で、財政の硬直化が進み、黄色信号がともったま まの状態が続いています。 (経常的に支出される経費に充てられる一般財源の額が、経常的に収入される一般財源の総額に占める割合。財政の弾力 性を測る指標で、70~80%が適正水準といわれています) ・歳入の36.1%(897億円)を、都区財政調整交付金に依存しています。 ・歳出の56.6%(1,371億円)が義務的経費(人件費+扶助費+公債費)です。 ・生活保護費や児童手当等の扶助費は、前年度比で約25億円増え、歳出全体の37.2%(901億円)を占 めています。 ・区の借金にあたる特別区債の残高は、前年度比で51億円減少し、620億円となりました。 ・区の預貯金にあたる基金の残高総額は、前年度比で18億円減少し、1046億円となったものの、将来の 行政需要や財政状況の変化に備えています。 ・健全化判断比率は、いずれの数値も健全性を維持しています。 (財政状況の悪化による自治体の財政破綻を未然に防ぎ、適切な是正措置が取れるよう公表を義務付けられた指標です) ※ 詳しくは、財務報告書(平成24年度普通会計決算)をごらんください。
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