平成23年度 普通会計決算の状況 歳 入 歳 出 2,454億円 【歳入の内訳】 ■一般財源 カッコ内は構成比 【歳出の内訳】(目的別歳出) カッコ内は構成比 1 民生費 1,351億円(57.0%) (使い道が特定されず、どのような経費にも充てられる財源) 2 教育費 273億円(11.5%) ①都区財政調整交付金 938億円(38.2%) 3 土木費 194億円( 8.2%) ②特別区税 421億円(17.2%) 4 総務費 187億円( 7.9%) ③その他一般財源 107億円( 4.3%) 5 衛生費 156億円( 6.6%) 6 公債費 150億円( 6.3%) 7 労働費・商工費 34億円( 1.4%) 8 議会費 13億円( 0.5%) 9 消防費 8億円( 0.3%) 10 災害復旧費 5億円( 0.2%) 11 その他 1億円( 0.0%) ■特定財源 1,466億円(59.8%) 2,371億円 987億円(40.2%) (使い道が限定された財源) ①国庫・都支出金 686億円(28.0%) ②繰入金 107億円( 4.3%) ③使用料 43億円( 1.8%) ④地方債 43億円( 1.8%) ⑤繰越金 43億円( 1.7%) ⑤その他の特定財源 65億円( 2.7%) ※どのような目的に支出したかを示しています。 なお、人件費はそれぞれの費目に含まれます。また、民生費には生活 保護費のほか、児童手当や高齢者福祉、障がい者福祉等の費用も含 まれます。 注)表示単位未満を端数調整していないため、区の他の資料等と数字が一致しない場合があります。 平成23年度普通会計決算の状況 ・歳入総額(2,454億円)は、前年度比1億円、0.03%の減です。 ・歳出総額(2,371億円)は、前年度比1億円、0.04%の減です。 ・形式収支(歳入から歳出を差し引いた残り)は83億円でした。また、翌年度に繰り越すべき財源(使途の決 まった経費)を差し引いた実質収支は82億円です。平成23年度の実質収支から平成22年度の実質収支 を差し引いた単年度収支は8億円の黒字でした。また、財政調整基金への積立てと取り崩しなどを加えた 実質単年度収支は36億円の赤字となりました。 ・実質収支比率は、5.4%(前年度より0.8ポイント上昇)で、まだ適正な水準の範囲内といえます。 (一般財源ベースでの標準財政規模に対する実質収支の割合。3~5%程度となることが望ましいとされています) ・経常収支比率は87.0%(前年度から1.2ポイント上昇)で、財政の硬直化が進み、黄色信号がともったま まの状態が続いています。 (経常的に支出される経費に充てられる一般財源の額が、経常的に収入される一般財源の総額に占める割合。財政の弾力 性を測る指標で、70~80%が適正水準といわれています) ・歳入の38.2%(938億円)を、都区財政調整交付金に依存しています。 ・歳出の59.3%(1,405億円)が義務的経費(人件費+扶助費+公債費)です。 ・生活保護費や児童手当等の扶助費は、前年度比で約46億円増え、歳出全体の36.9%(876億円)を占 めています。 ・区の借金にあたる特別区債の残高は、前年度比で91億円減少し、670億円となりました。 ・区の預貯金にあたる基金の残高総額は、前年度比で18億円減少し、1064億円となったものの、将来の 行政需要や財政状況の変化に備えています。 ・健全化判断比率は、いずれの数値も健全性を維持しています。 (財政状況の悪化による自治体の財政破綻を未然に防ぎ、適切な是正措置が取れるよう公表を義務付けられた指標です) ※ 詳しくは、財務報告書(平成23年度普通会計決算)をごらんください。
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