住環境と省エネ

Q1 ガラス交換
 ガラス交換について、最も不適当なものを1つ選べ
1. アタッチメント式ペアガラスは、3階以上の窓には使用でき
ないことがある。
2. 真空断熱ガラスに交換することで、開口部全体の結露が少
なくなる。
3. ガラス交換により、網戸が使用できなくなる場合がある。
4. アタッチメント式ガラスには裏表がある。
5. 網入りガラスを用いるとガラスの厚みが増加する。
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Q2 断熱性能
 断熱材や窓の断熱性能について、最も不適当なものを1つ選べ
1. 硬質ウレタンフォームの気泡には、空気よりも熱伝導率が
小さいガスが含まれている。
2. 断熱材を柱間に詰める場合、詰め込みすぎると断熱性能
は低下する。
3. グラスウールは同じ厚さであれば密度が小さいほど、断熱
性能が優れている。
4. 「アルミサッシ+Low-Eガラス(空気層6mm)」と「樹脂サッシ
+複層ガラス(空気層12mm)」では、後者の方が断熱性能
に優れている。
5. 「アルミサッシ+複層ガラス(空気層6mm)」と「樹脂サッシ+
Low-Eガラス(空気層12mm)」では、後者の方が断熱性能
に優れている。
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Q3 自然室温
 断熱化による自然室温の改善について、最も不適当なものを1
つ選べ
1. 自然室温とは、暖房していない室の温度のことをいう。
2. 断熱化により、冬期の自然室温は2~7℃上昇する。
3. トイレや洗面脱衣所の温度は、居住者の健康性に大きく関
係する。
4. 自然室温を上げるためには、その場所での省エネ暖房機器
の利用が最も効果的である。
5. 日射遮蔽を適切に行わないと、夏季も自然室温が上昇し、
暑さを助長する。
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Q4 結露
 住宅内の結露発生について、最も不適当なものを1つ選べ
1. 非暖房室では、壁面の平面部は隅角部よりも結露が発生し
やすい。
2. 外気に面した壁の家具裏は、家具がない部分よりも結露が
発生しやすい。
3. 結露が発生する原因のひとつとして、換気が不十分である
ことが考えられる。
4. 暖かい空気は冷たい空気よりも多くの水蒸気を含むことが
出来る。
5. 床断熱住宅における床下結露は夏期に発生しやすい。
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Q5 夏季対応
 夏季の日射遮蔽について、最も不適当なものを1つ選べ
1. ひさし、軒は全ての窓の日射遮蔽に有効である。
2. 窓ガラスの日射侵入率を下げると、冬期に寒さを招くことが
あるので方位に気をつける。
3. 躯体の断熱性向上と通気層の設置も日射遮蔽に寄与する。
4. 内付けブラインドと紙障子では、紙障子の方が日射遮蔽効
果は高い。
5. ひさしなどに、すだれ掛けフックを設置することは極めて有
用である。
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