経済学教育学会第18回全国大会特別部会「学生とともに創る学びの創造」 学生参画授業(中南米経済論) における学び 第1部 本授業のアウトライン 2002年11月17日 長谷川伸(関西大学商学部) [email protected] 中南米経済論の沿革 商・文学部2-4回生向け通年・専門科目。 出席30-50名(履修100-150名)程度。 学生参画型で授業運営(2000年度以降)。 2002年11月17日 関西大学商学部長谷川研究室 1 学生参画型授業とは ■教師の教育的配慮のもとに, 授業(場)への参加を超えて, ■受講学生が主体的に, 授業(場)づくりに参加する ■授業の企画・実施・伝承に参画する授業。 林義樹『学生参画授業論』学文社,1994年。 2002年11月17日 関西大学商学部長谷川研究室 2 授業のPlan-Do-See 学生 Plan 授業前 設計・企画と準備・設営 学生 Do 授業中 授業の主催・運営 See 評価・ふりかえり 授業後 (クラス新聞) 学生 2002年11月17日 関西大学商学部長谷川研究室 3 ラベルの活用:感想ラベル 中南米経済論2002年11月17日 商00-980 関大 太郎 まさかサトウキビから味の素が できるとは知らなかった。 参画文化研究会 複写シールラベル (1.1型) 学生全員が毎回の授業終了時に, 科目名と日付,学籍番号と名前を記入し, ワンセンテンスで感想をサッと書く。 2002年11月17日 関西大学商学部長谷川研究室 4 感想ラベルの三段活用 作品 作成者 0 感想ラベル やりとり 1 感想ラベルコメント 学生:個人 教員 対話 自分自身 ⇆学生 対話とふりかえり 授業担当班 ⇆学生 クラス新聞 2 『中南米経済論新聞』 学びのプロセス 3 チャート 2002年11月17日 学生:個人 関西大学商学部長谷川研究室 自分自身 5 毎回の授業のコンセプト Before 授業担当班が発見したことの中で最 も伝えたい発見を中心にして授業と して組み立てる。 In 授業担当班の学びの旅路を辿りな がら,発見を他の学生と分かち合い, 味わう。 After クラス新聞の作成で対話しふりかえ り,次回の授業での発表でクラスと してふりかえる。 2002年11月17日 関西大学商学部長谷川研究室 6 われわれは何をしてきたのか 2002年11月17日 ラテンアメリカを鏡として, ふりかえりを繰り返し, 学ぶことを学びながら, 自分をつくり, 仲間をつくり, 作品をつくってきた。 関西大学商学部長谷川研究室 7 関西大学商学部長谷川研究室 http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~shin/ 長谷川ゼミ(3-4回生) 中国深セン市にある日系企業の中国支援 施設・テクノセンター(日技城)でのインター ンシップ・企業調査 基礎演習(1回生) 関大前商店街プロジェクト 2002年11月17日 関西大学商学部長谷川研究室 8
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