外資系企業の地方進出と 雇用創出効果 下田ゼミ 1014210936 国際経済学科 高原恭平 卒業論文 構成 第一章 日本の現状について 産業空洞化・失業率の上昇 etc… 第二章 外資系企業の誘致と地方のグロー バル化について 島根県・宮城県の概況・取り組み 第三章 結論 地方経済の低迷 産業の空洞化が大きな要因 ①中小企業の工業集積減少による基盤技術の 喪失 ②若者が中小企業の現場に入る機会の激減 ③失業率の上昇 など 失業率の上昇 6 5 4 1997年度 2001年度 3 2 1 0 北海道 東北 関東 北陸・東海 近畿 中国・四国 九州・沖縄 日本の対内外直接投資 70000 60000 50000 40000 対外直接投資 対内直接投資 30000 20000 10000 0 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 現状での問題点 日本に進出している外資系企業のうち約8割 が首都圏に一極集中している。 都市部よりも、地方の方が失業率が高くなっ ている。 地方に外資系企業を誘致し、産業を活性化す る必要がある 誘致に必要な条件とは? 立地コストの低さ 交通アクセスの良さ 税務上の優遇策 既存従業員の退職回避 住環境 市場としての価値 島根県の概況・取り組み 近隣諸国・地域との提携 北東アジア地域が中心 県の特徴を生かした誘致 産学官連携・PR活動・環境作り etc… 戦略的な誘導拠点 ソフトビジネスパーク島根、浜田港 etc… 宮城県の経済概況 5 4 3 2 実質 名目 1 0 -1 -2 -3 92 93 94 95 96 97 98 99 2000 2001 宮城県の取り組み 外部業者とのコンサルタント契約 米国ベラウェア州との姉妹県州締結 フィンランド健康福祉プロジェクト 東北フェアin上海 中小企業ビジネスフェア まとめ 島根県・宮城県の誘致に対しての共通点 ①外国との姉妹提携をして人的物流・物的物流 を行っている。 ②自分達の県の特徴を生かした誘致政策を とっている。 ・宮城県・・・都市部への交通アクセス ・島根県・・・自然や歴史を生かした誘致 など 結論 外資系企業が参入して地方に新しい雇用が 生まれている(雇用創出効果) よって、日本で雇用創出効果を高めるために は地方への外資系企業進出が必要不可欠に なる。
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