こだわりから生まれるトマト本来の味 ∼ ︵編集部︶島根県広島県山口県呉市倉橋町多く、３段目のホルモン処理前に症が通常４段目で発生することが﹁トマト元気液肥﹂の使用は前品なのです。 ■ 由元さんのハウスでは葉先枯れ３段目での施用がベストブランド名で知られる倉橋の特産トマトは、﹁お宝とまと﹂というのはず、この組合が出荷する完熟全資に質熟“ すをま引でき待出ちすまたすめ。、そ樹れ上もでそ完り ” 桃。太で郎もが、持まつだ本収来穫のはおしいましせさん・。りの液肥でした。気液肥﹂は、由元さんの希望どおチッソ成分を含まない﹁トマト元状態になっているため、カリ成分の多い肥料を探していたそうです。に赤くなった果実が１段目にずら日、由元さんのハウス内にはすです。私たちが訪ねた今年の２月 16 マト栽培を担うリーダー的存在で園の由元孝重さん。この組合のト ■ 今カ回リ、成お分話のを多伺さっがた決のめは手由よしに元もと農 ↑広島県最南端に位置する倉橋島は、昔“お宝島”と呼ばれていたこともあり、「お宝とまと」というネーミングもここから由来するそう。気液肥﹂が好評を得ているということで、早速取材させていただきました。この度、広島県呉市の倉橋町施設野菜生産組合さんで、この﹁トマト元リ・リン酸成分の不足を補い、健全な生育を図ることができるのです。マト元気液肥﹂を追肥に組み込むことで、通常の液肥では対応できないカ物。チッソ・リン酸・カリの成分が０５・５：作から。栽培が終わった後に樹を︵肥料登録番号生第８６８２４号︶﹁効果トを実マ感でトきる元！気好評液です肥﹂：抜くと、土壌がかなりのカリ欠乏 ∼ 広島県呉市倉橋町、８の割合で含まれる﹁ト R トマトは、生育期間中にカリ成分がチッソ成分の約１・７倍も必要な作にも効果的です。して供給できる優れものです。そのため、葉先枯れ症や灰色かび病の予防培を行ううえで避けては通れない果実肥大期のカリ欠乏に、速効性液肥と﹁トマト元気液肥﹂、ご使用いただいたことはありますか？トマト栽 2007.タキイ最前線秋号 55 ↑「トマト元気液肥」の施用のタイミング ↑品種は「ハウス桃太郎」と「桃太郎はるは非常に重要で、「地温を上げてからでか」を愛用されている。ベースグリーンないと効きにくいため、夜温は13℃をがくっきりと出ることが、味のよいトマトになる条件。確保する」と話す由元さん。しかも海からの潮風で、果実はミ分が含まれ、土壌もミネラル豊富。件トかマらトか“ 。、地海下の水そにばもとわいずうか立に地塩条すっ。た﹁お倉い橋しのいトトママトトはを天作然っのてい塩”まさく締めて、中身のぎゅっと詰まんは、潅水を控え、わざと玉を小に最大のこだわりを見せる由元さの単価の２倍を優に超えます。味 ↑由元さんのハウスは、道路を１本隔てれば瀬戸内海という立地条件にある。えているのでしょう。 56 姿勢が、倉橋の最高のトマトを支者い見のまえ声しるにた﹄常。とにあ”い耳なうをた一傾“ 言け、がよつ添うまえとりらす消れる費て 2007.タキイ最前線秋号には﹃トマトの向こうにあなたがと語る由元さん、いただいた名刺ともっと愛されるようにしたい﹂図ることで、倉橋のトマトがもっだから。まずは下級品の底上げを ■ 均単価はなんと４３０円！驚いたことに、現在の１㎏一の般平味にとことんこだわって土づくりを行っているのです。循環させ、空気をたっぷりと含むことで、上の土と下の土をうまくが喜んで食べてくれることが一番も印象的です。﹁買ってくれた人しそうに話してくださる姿がとて満足そうに話してくださいます。高くて濃厚な味になるんだ﹂と、らね。ここぞという時に使ってみす。﹁決して安い肥料じゃないか生育を見ながらかけてやるそうでは使わず、手潅水で１本ごとに、その時点では自動点滴潅水施設のトマトが収穫できる。糖酸比があるけれど、黄みが強いと糖度７白っぽいと糖度が６を割ることも出て、黄色を帯びたトマトになる。く、ベースグリーンがくっきりとも色上がりがいい。色・ツヤがよのかお聞きすると、﹁何といって果実自体にどんな変化があった深耕ロータリーなどを使い分けるが ”を一いし番かっ大にか切土り﹂を行とやっ力わて説らおさかくれくとるす後とるがおか楽り“ 。、しまうほど。﹁栽培前に土づくりの穴あけ機がすっと土中に入っててみると土がサクサクで、お手製穴が一直線に並んでいます。触っラットなこと。その上に穴肥用のさんの栽培の特長は、まず畝がフりこそがすばらしいのです。由元る時はうれしくて﹂と、本当に楽る。こちらの気持ちに応えてくれ ■ 手なずけていくような楽しさがあ﹁トマト栽培はじゃじゃ馬娘を﹁お宝とまと﹂に賭かける情熱枯れ症も６段目までもったしね﹂４日で変わるから驚いたよ。葉先てくる。テリ・ツヤや花色も３ ∼ ンポン玉大の時に玉張りが変わっが表れました。﹁まず、果実がピ施用してみたところ、すぐに変化に施用するのをすすめるね﹂樹が大きくなりすぎる前の３段目ない。まず効果を引き出すのなら、真っ盛りの時でも効果的かもしれでやるか、葉先枯れが出る直前やたけれど、３・５・７段と奇数段ません。栽培の基本である土づく恵にあずかっているだけではありきるんだね﹂うなもの。食味極上のトマトがでネラルの葉面散布を受けているよもちろん、由元さんは自然の恩 ↑深耕ロータリー大、中、小でふかふかの土に。堆肥にもこだわり、オール有機の肥料に魚汁を混ぜる、後作にギニアグラスを草生栽培してすきこむなどの工夫も。 ← 「片手でも穴肥作業ができてしまう」という土のやわらかさに驚くばかり。