教育研究分野 : 解剖学第一(形態構造医学) 開講学年 :1~4年次 Anatomy and Structural Science 開講学期 :前期・後期 単 位 数 :必修10単位、 担当教員 : 教 授 内藤 輝(NAITO Akira) 准教授 白澤 信行(SHIRASAWA Nobuyuki) 開講対象 : 医学専攻 選択16単位 開講形態 :講義・演習・研究課題 科目区分 : 必修・選択 Ⅰ. 機能解剖学(必修): 内藤輝担当 1 年次は, 下記の授業を行う(2 単位) 2 年次は, 下記の演習を行う(2 単位) 3 年次は, 下記の実験実習を行う(1 単位) ヒト上肢の運動機構 【授業概要】 ・テーマ : ヒト上肢の運動機構に関する機能的解剖学と神経生理学的研究 ・ねらい : 動物前肢とは異なる構造と機能を示すヒト上肢の運動機構を解明する ・目 標 : ヒト上肢筋の機能解剖学的および神経生理学的研究手法を理解し修得する ・キーワード: 筋電図法・神経筋電気刺激法・PSTH 法・MEP 記録法 【授業計画】 ・人体解剖 :上肢の解剖( 筋の配置, 神経の走行と運動点に注目して) ・機能解剖学的研究手法 :筋電図法(表面電極とワイヤー電極による),神経筋電気刺激法(ワイヤー電極に よる) ・神経生理学的研究手法 :PSTH 法(針電極による運動単位発射の記録),磁気刺激による MEP の記録法 (表面電極による),Hoffmann(H)波記録法(表面電極による),筋電図平均加算法(表面電極による),神経 筋電気刺激法(表面電極と針電極による) 【成績評価の方法】 ・口頭試問 【参考書】 ・特に指定しない 【その他】 ・学生へのメッセージ : 自らの体で研究手法を体験することがあります ・オフィス・アワー : 特に指定しない ・担当教員の専門分野: 解剖学, 神経解剖学 Ⅱ. 人体発生学(必修):白澤信行担当 1 年次は, 下記の授業を行う(2 単位) 2 年次は, 下記の演習を行う(2 単位) 3 年次は, 下記の実験実習を行う(1 単位) 下垂体の発生分化と内分泌機構 【授業概要】 ・テーマ :下垂体の発生分化と内分泌機構に関する形態生化学的研究 ・ねらい :視床下部-下垂体-性腺系・甲状腺系・副腎系に代表される下垂体は,内分泌器官の重な位置を 占める。下垂体の発生と実験的病態モデルについて,研究を進める。 ・目 標 :口窩上皮の幹細胞から分化する6種の下垂体前葉細胞の分化機構と,ホルモン分泌を制御する細 胞間相互作用について明らかにする ・キーワード:下垂体・分泌機構・細胞間相互作用 【授業計画】 ・発生に伴う下垂体の形態変化と下垂体外ホルモン産生細胞の機能解析 ・細胞同定と形態変化(光顕と電顕的免疫組織化学による)細胞間の相互作用(器官培養と単層培養にる) ・発生と病態における下垂体の機能解析 ・ホルモン・受容体・Homeobox 遺伝子変化(免疫組織化学法,RT-PCR 法等による)ステロイドホルモン代謝と 機能(免疫組織化学と TLC による) 【成績評価の方法】 ・口頭試問 【参考書】 ・特に指定しない 【その他】 ・学生へのメッセージ :薬剤や動物のアレルギーがある者は事前に申告すること ・オフィス・アワー :特に指定しない ・担当教員の専門分野 :解剖学,発生学 Ⅲ.英語による文献講読(選択):内藤輝,白澤信行担当 1~4年次で取得する(1年につき4単位,計16単位)
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