外傷疾患 平均在院日数・早期リハビリ実施率

千葉労災病院_Quality Indicator
外傷疾患患者の平均在院日数・早期リハビリテーション実施
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○ 項目の解説
脳卒中および外傷の診療においては、施設内外での診療体制が治療成績に影響
を及ぼすことが広く知られています。当院の診療はリハビリテーションを含めた急性
期治療を中心に行なっており、その後は重症度に応じて自宅退院、回復期リハビリ
テーション専門病院への転院、維持期ケアへの移行という地域完結型の診療体制を
とっています。したがって、いかに継ぎ目のない医療(シームレスケア)を実現するか
が重要な課題です。また、リハビリテーションの役割は、患者さんの機能障害や能力
低下を改善し、社会復帰につなげることです。
特に急性期リハビリテーションの目的は、廃用症候群(安静状態が続くことによって
起こる心身機能の低下)の改善や、合併症の予防にあります。そのためには、発症
早期・入院早期からのリハビリテーションを行なうことが重要です。
○ 当院の実績
25
20
□ 平均在院日数(日)
15
平成21年度
平成22年度
平成23年度
18.7
18.0
18.7
10
5
□ 早期リハビリテーション実施率(%)
平成21年度
平成22年度
平成23年度
52.9
43.8
51.4
0
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
60
50
40
30
20
10
0
○ 定義
□ DPCの最も医療資源を投入した傷病名が外傷疾患(MDC2桁「16章」からMDC6桁「161070」
を除外)に該当する退院患者を抽出し算出する。
○ 算式
□ 平均在院日数
分子:定義に該当する外傷疾患患者の在院日数
分母:定義に該当する退院患者延数 □ 早期リハビリテーション実施率
分子:定義に該当する外傷疾患患者のうち早期リハビリテーション加算を算定した患者数
分母:定義に該当する退院患者延数