千葉労災病院_Quality Indicator 外傷疾患患者の平均在院日数・早期リハビリテーション実施 13 ○ 項目の解説 脳卒中および外傷の診療においては、施設内外での診療体制が治療成績に影響 を及ぼすことが広く知られています。当院の診療はリハビリテーションを含めた急性 期治療を中心に行なっており、その後は重症度に応じて自宅退院、回復期リハビリ テーション専門病院への転院、維持期ケアへの移行という地域完結型の診療体制を とっています。したがって、いかに継ぎ目のない医療(シームレスケア)を実現するか が重要な課題です。また、リハビリテーションの役割は、患者さんの機能障害や能力 低下を改善し、社会復帰につなげることです。 特に急性期リハビリテーションの目的は、廃用症候群(安静状態が続くことによって 起こる心身機能の低下)の改善や、合併症の予防にあります。そのためには、発症 早期・入院早期からのリハビリテーションを行なうことが重要です。 ○ 当院の実績 25 20 □ 平均在院日数(日) 15 平成21年度 平成22年度 平成23年度 18.7 18.0 18.7 10 5 □ 早期リハビリテーション実施率(%) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 52.9 43.8 51.4 0 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 60 50 40 30 20 10 0 ○ 定義 □ DPCの最も医療資源を投入した傷病名が外傷疾患(MDC2桁「16章」からMDC6桁「161070」 を除外)に該当する退院患者を抽出し算出する。 ○ 算式 □ 平均在院日数 分子:定義に該当する外傷疾患患者の在院日数 分母:定義に該当する退院患者延数 □ 早期リハビリテーション実施率 分子:定義に該当する外傷疾患患者のうち早期リハビリテーション加算を算定した患者数 分母:定義に該当する退院患者延数
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