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11 カルバペネム系抗菌薬使用密度(AUD:Antimicrobial use
density)の各月平均値
AUD
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度
9.8
13.2
11.6
9.2
9.0
14.0
12.0
10.0
8.0
6.0
4.0
2.0
0.0
平成21年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
○ AUD(Antimicrobial use density):抗菌薬の使用状況に関する指
標
特定の抗菌薬に使用が偏ると、その薬剤への耐性が獲得されやすく
なる(=耐性菌が出現しやすくなる)ので、数値が極端に高いのは好
ましくないため、当院では当該指標を毎月算出し、確認している。
なお、診療科の構成によって病院毎の適正値は異なってくる。ま
た、重症患者の多寡によっても適正値は変動する。したがって、具体
的な目標値を設定する性質のものではなく、時系列で極端な上昇が見
られないかを確認するための指標として使用している。
※ AUD算出方法:【カルバペネム系の抗菌薬使用量(g)×1,000】
÷【カルバペネム系抗菌薬のDDD(defined daily dose:それぞれの
抗菌薬にWHOが設定した1日投与量)×入院患者延べ日数】
※ カルバペネム系抗菌薬:カルベニン、チェナム、メロペン、フィ
ニバックス
※ カルベニン、チェナム、メロペン、フィニバックスのそれぞれ毎
にAUDを算出、合計したものを各月の値とし、年度ごとに平均値を算
出した。